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回顧録(22):産後(4)
- 2009/07/04(土) 10:05:56
本日7月4日、アメリカは独立記念日でございます。
あちこちでパレードや式典や花火などのイベントがてんこ盛りでございます。
”Happy Birthday, Uncle Sam!!”
Uncle Sam(アンクル・サム)はU.S.、つまりアメリカのこと。
回顧録(22):産後(4)
ジョーイを出産した翌日、妊婦友達だったMとDが見舞いに来てくれた。Dは予定日の2月10日に男の子を出産し、Mはジョーイが産まれる2日前の3月3日に女の子を産んだ。
Dはともかく、Mが生後3日の赤ちゃんを連れてやってきたときにはびっくりした。彼女は前日(つまり私が出産した日)に退院したばかりだったのだ。
「え?M、そんな歩き回って大丈夫なの?」

「うん、痛み止めは飲んでるけどね。たいしたことないのよ。」
へえ~、産後の回復ってそんな簡単なものなの?
ワタシは目からウロコが落ちる気分だった。
二人は0歳のバースデーケーキを買ってきてくれており、ジョーイのためにバースデーソングを歌ってくれた。そのケーキを3人で食べながら、雑談に花を咲かせた。

(許可を得てないので一応モザイク。)
「結局硬膜外麻酔してもらったんだけど・・・、日本人は普通麻酔なしで産むから後ろめたい気分がちょっと残ってる」
とワタシが言うと、Mが反論する。
「なに言ってるの~。歯医者で歯を抜くときでも麻酔するでしょ?出産はもっと痛いしもっと大仕事なんだから、使える手助けは使ってもいいのよ。」
なあるほど・・・

妙に納得した。
「だいたい『お産の痛みに耐えられない女は母親失格だ』とかいう医者って大体男なんだよね。じゃあアンタ麻酔なしで鼻からスイカを出してみろって言いたくなるのよ」
そういえば、退院後友達になったEも文句を言っていたなあ。
硬膜外麻酔はしたが、まる二日たっても子宮口が全開せず、「48時間以上は麻酔できない」と言われた疲労困憊のE、「帝王切開にしてください」と懇願したら、「最近の妊婦は頑張りが足りないねえ」とオトコの医者に言われてキレたとか・・・。
色々あるんですね、出産秘話って。
100人の赤ちゃんが生まれれば、100通りの出産秘話がある。
出産の数だけドラマがあるんだよなあ。
結婚を「ゴールイン」と表現するのが片腹痛いほど結婚後の生活に紆余曲折あるのと同じで、「さあ出産は大仕事だ」と構えていて「ああ~終わった」と思ったら、どっこい怒涛の子育てが待っている。
んなわけで、ドラマは出産後の方が多いんだわな。
ああ!もう!時間がない!
回顧録でツナギの更新もどこまでいけるか!
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この記事に対するコメント
きゃー、パワフル~
産んですぐ来る妊娠友達!やはりアメリカ人は身体が違うわ!日本人や中国人だったら産後1ヶ月絶対安静だもんね。
私もこれから独立記念日イベントにいってくらあー。うわ、外暑そう~。よい記念日を♪
水族館↓
そうか~~エンドレス大変なんか~~。
Happy 4th July!!
うそ・・・娘の時は未熟児だった事も、経産婦だった事もあって楽だったけど、、息子の時は1週間、動けなかったわ~。
やっぱり退院早いね。
怪人さんも早かったの?
こちりでは個人病院は5日。
総合病院は7日が多いように思います。(知ってるって?)
生まれた火は0日目と数えるんだけどね。
まとめてコメ返し
Sandieさん、
このM、実はシンガポール出身中国人で、本当は1ヶ月外出禁止なんだけど、お母さんはシンガポールなので「ナイショで来ちゃった」と飄々としておりました。
十兵衛さん、
う~ん、でも日本で産むお母さんのほうがもっと大変だと思う。
Reeさん、
多分このMは超安産でまれなケースだと思うんだけど。普通1週間はかかるよね。
きららさん、
生まれた時間から48時間以内に退院となります。それ以上居ると金とられるから、さっさと出たわ。