人と違っても、えーやんか。

自閉症ジョーイと変な奴ジャックとのミネソタ怪人日記。

2017-10

回顧録(83):ABAセラピー申し込み

ネタ切れで回顧録を再開したとたんに、訪問者数が一気に3~4割増しになってビックリしております。

いかにいつも自閉症に関係ないことを書いてるかってのが、そしてそれが読者様の心にヒットしてないってのが解りますねえ、ええ・・・

こうなったら続けて行っちゃえ回顧録!

回顧録(83):ABAセラピー申し込み

2003年の暮れに州の障碍児認定・準保健を申し込んだとき、ワタシはまだ認定がおりるかどうかも判らないのに、ABAセラピーに申し込むことにした。

ABAセラピーとはApplied Behavioral Analysis、応用行動分析学と訳される。
セラピーそのものについてはここでは詳しく書きませんので、つみきの会の説明をご参考にどうぞ。

今では自閉症に関する書籍はそれだけで山ができるほどあるが、ジョーイが自閉症と診断された12年前は、まだ本屋の「特別教育」のコーナーに、ADDとダウン症の間にオマケのように数冊並んでいるだけだった。

その中でワタシが読んだのは、Louder Than WordsFacing AutismLet Me Hear Your Voiceという本で、どれも自閉症と診断されたコドモがABAセラピーでほぼ健常児と同じくらいまでに回復したという母親の手記だった。

ABAセラピーは始めるのが早ければ早いほど効果が高いと聞き、ワタシは早くこのセラピーを始めたくてあせっていた。

ABAセラピーを提供している団体はいくつかあったが、家まで来て集中してやってくれるのはこの時点ではMAC(ミネソタ自閉症センター)だけだった。1歳児を抱えて毎日の送り迎えをするのは体力的にも精神的にも無理があったので、ワタシはMACに申込書を出した。

ABAセラピーを施してくれるというMACは、当時まだ発足して数年のセンターで、まだ受け入れの器が大きくないのに申し込みが殺到して、自閉症児は空きが出るのを待っている状態だった。

だから州の保健を得られる前にでも申し込みをして順番待ちをすることにしたのだ。

保険を得られる前にセラピーが始められることになったら、お金の心配はその時にすればいいと。

当時(今でも多くの場合)ABAセラピーは普通の医療保険の対象外だったのだ。
しかもセラピストが1対1でみっちり療育を行ってくれる分大変高額で、自腹ではとても払えない。

だから内心、州の障碍児審査に通って補助保険を得られるまえに空きが出たらどうしようとちょっとヒヤヒヤしてた。
まあ通ったら3ヶ月さかのぼって支払ってくれることにはなってたんだけど、なんせ障碍児認定が出るかどうかもわからなかったのだ。

幸い、州の障碍児審査は2004年の4月に通った。
更にいくつかの手続きをして、補助保険・補助金は5月1日付で有効になった。
そしてMACから「空きが出ました」との電話があったのが6月だった。

神様ありがとー!!

ちなみに前回Aセンターで出してもらえなかった(というかドクターに会うのを諦めた)正式な診断書だが、このMACにちゃんとしたドクターがいるので、後にここで正式に自閉症という診断を出してもらうことができた。

本来「正式な診断」がなければ州の補助保険は得られないところなのだが、ジョーイの場合、学区が無料で綿密なテストをしてくれて詳細なレポートを書いてくれたおかげで州の障碍児認定が出て、それに準ずる州の補助保険を使って無料で(保険料は払ってるが)正式な診断をもらうという、あべこべなケースになった。

あのときAセンターでヒドイ扱いを受けて正式な診断を仰がなかったのも結局はよい結果となった。

タイミングって本当に不思議だなあ。

ジョーイ3歳、パイレーツの帽子をかぶる。
kaikoroku89.jpg
でも一瞬だけで、すぐ脱ぎ捨ててた・・・

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テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

はじめまして

数週間前に偶然このブログを見つけました。きっかけは海外での生活って楽しそうって思い面白そうなブログを探していたら自閉症の育児を海外でしていると知り、どれだけ大変なのだろうと思い訪問しました。ところがどっこい大変さどころか、とても楽しくて人生に深みがあって
ジョーイ君とジャック君と送る生活を大いに思う存分楽し
く生きていて、そこんじょそこらの普通の家族よりも幸せなのではないのか?なんて思ってしまいました。もちろん苦労はあるかと思いますが、なんだか苦労をユニークさでかわしていて、人と違う=辛い大変 という概念をひっくりかえされました!私個人は、怪人さんの花が好きですっごく盛り上がっているところとか、たまにジョーイ君の個性的な所に「誰か助けてくれ~」なんてつっこんでいる所がもう面白くてしかたありません。子供たち、こんなに愛されていて幸せですね!今、昔のブログから順番に閲覧させて頂いてます。私の日常に少し彩りがついた感じです!これからも楽しく読ませて頂きます。


すんばらしいタイミングでトントン拍子に進んでよかったねぇ!頑張るマミーがいてジョーイは幸せ者だよー。うちは会社の保険も無かったしワシントン州はなんの補助も無かったからABAは夢の夢だったわ。動画やサイトを屈指して見よう見まねでやってたっけなw
そうそう今は自閉症関係の本も沢山あって選び放題だもんね。それだけメジャーになったって事は嬉しいかな。私もジェニーマッカーシーの本全部読んだしLet Me Hear...も読んだ読んだ!懐かしい〜♫

昨日のセンターの話も自閉症児あるあるよね~ʅ( ‎‾⊖◝)ʃヤレヤレ
うちもやられたわ。めっちゃ嫌な女医だった。
「口コミで来られてもね~小学校入るまでに改善見られなきゃそれで終わりよ?(゜σ ゜)ホジホジ」みたいに言われて(笑)
オトナだったので柔らかく反論しましたけど目は笑ってなかったはず( ̄m ̄*)プッ
でもそこは小児科先生は最悪だけどOTとか良かったのでずっと通ってましたよ。隣の県だったけど頑張って。
地元の市役所では椅子蹴ったり声荒げたりした事もありましたっけ。懐かしいわ・・・トオイメ。
昔は本もあまりなくて人にもわかってもらえず弁護士に「親がそんなんだから」とか躾が云々言われたり。
今もここで障碍者年金で争ってるんだけど政府相手は疲れる。
書類の申請が趣味で特技になったわ!Ψ(`∀´)Ψケケケ

文字より先に写真が目に入ってヅラかと思ったwwwジョーイくんかわゆー♡

ほーんとタイミングって大事!!!もうなんか、運命というとなるべくしてというか、怪人さんが引き寄せた運というか…
過去録とわかっててもいい方向に転がって行くのを読むのは嬉しい!

ユマさん、

ありがとうございます!
そうそう、苦労を救ってくれるのはユーモアなんですよ・・・
苦しいことも辛いことも笑い飛ばせればなんとかなる!なんつって、まだまだ未熟ですが、持ち前のお気楽さで頑張ってます。
これからもよろしくお願いいたします。

Qちゃん、

あの頃は今に比べてリソースが乏しかったよね。
親は怪しい情報に振り回されて無駄な金と時間を使ったよね。
このあとGFCF始めたんだけど、あの頃に比べて今はグルテンフリー食材が豊富でなんか悔しい。

ふぢさん、

障碍者年金って日本に住んでなくても出してもらえるの?
「親のせい」って思われるのが辛かったねえ・・・
ジョーイを育ててツラの皮が厚くなったなあ・・・と思う今日この頃。
書類が趣味?それはない。ワタシは拒絶反応を起こす。

ふうりんさん、

振り返ってみると、ああ、あのときの経験はこの後のこういう事態の好転に繋がっていくのだな・・・とわかるんですが、そのときは枕噛んで悔し泣きですよ。苦しい経験ものちに実になると思えるまでにはまだまだ修行が足りません。(ストレス食いで「身になる」のは困る。)

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プロフィール

おうし座の怪人

Author:おうし座の怪人
生息場所:合衆国ミネソタ州
家族:怪人(笑われると快感な変態吉本気質)、
ダンナ(マレーシア出身中国系アメリカ人)、
長男ジョーイ(16歳、まったり系自閉症)、
次男ジャック(触ればはじける14歳)。
写真の転載は予め下のメールフォームでお問い合わせください。許可のない転載は禁止させていただきます。

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