回顧録(16):出産(3)
回顧録(16):出産(3)
あまりの痛さにワタシは正気を失っていた。
髪を振り乱し、必死の形相で(←ダンナ談)ワタシは看護婦に懇願した。
「硬膜外麻酔してください!!
」
もう負け犬がどーのプライドがこーのなんて言ってられない。
大和撫子、はい消えた!
もともとそんなものは存在しなかったとか何とかいうツッコミは届きませんので悪しからず。
「麻酔外科が来るころにはもう全開かもしれない」と看護婦は牽制するが、ワタシの頭にはこのシャレにもできない激痛から逃れることしかなかった。
幸い、麻酔外科はちょうど手が開いていたらしく、呼び出して1分もしないうちに分娩室に来た。
ワタシが背中を消毒されたりしているあいだ、ダンナと看護婦がベッドの傍で会話していた。
ダンナが「なんで寒くもないのにあんな震えて歯がガチガチいってるんですかね」と看護婦に聞いている。
「ああ、あれはね、極度の痛みに脳がびっくりして、アドレナリンを分泌して対抗しようとしているのよ」
ええ〜!?
ハイなんですか?
ワタシいま、アドレナリンハイなんですか?
「奥さん、よっぽど痛かったのね」
他人事みたいにゆーな!!
陣痛促進剤の量、増やしすぎたんちゃうんか!?
などと、その辺のものを投げたい衝動に駆られたが、担当の看護婦を怒らせてはマズイ。今この瞬間、ワタシとお腹の子の命は彼女が握っていると言っても過言ではないのだ。
麻酔外科は、まずは局所麻酔をし、それから硬膜外麻酔の針を脊椎に刺すという。
はいはい、もう何でもやっちゃってくださいよ。
え?もう済んだ?
全然感じなかったなあ。
これもアドレナリンでハイだからかしら。
オホホホホ〜
(↑人格崩壊
)
点滴に繋がれ、モニターに繋がれ、果ては硬膜外麻酔の管まで出て、ああ、スパゲティ・シンドロームってこんなんかな・・・と思いつつ、何だか「もうどうにでもして」モードに入っていく怪人だった。
まな板の鯉の心境でつづく。
ランキングボタン、ハイ押した!
↓


あまりの痛さにワタシは正気を失っていた。
髪を振り乱し、必死の形相で(←ダンナ談)ワタシは看護婦に懇願した。
「硬膜外麻酔してください!!
」もう負け犬がどーのプライドがこーのなんて言ってられない。
大和撫子、はい消えた!
もともとそんなものは存在しなかったとか何とかいうツッコミは届きませんので悪しからず。
「麻酔外科が来るころにはもう全開かもしれない」と看護婦は牽制するが、ワタシの頭にはこのシャレにもできない激痛から逃れることしかなかった。
幸い、麻酔外科はちょうど手が開いていたらしく、呼び出して1分もしないうちに分娩室に来た。
ワタシが背中を消毒されたりしているあいだ、ダンナと看護婦がベッドの傍で会話していた。
ダンナが「なんで寒くもないのにあんな震えて歯がガチガチいってるんですかね」と看護婦に聞いている。
「ああ、あれはね、極度の痛みに脳がびっくりして、アドレナリンを分泌して対抗しようとしているのよ」
ええ〜!?

ハイなんですか?
ワタシいま、アドレナリンハイなんですか?
「奥さん、よっぽど痛かったのね」
他人事みたいにゆーな!!
陣痛促進剤の量、増やしすぎたんちゃうんか!?

などと、その辺のものを投げたい衝動に駆られたが、担当の看護婦を怒らせてはマズイ。今この瞬間、ワタシとお腹の子の命は彼女が握っていると言っても過言ではないのだ。
麻酔外科は、まずは局所麻酔をし、それから硬膜外麻酔の針を脊椎に刺すという。
はいはい、もう何でもやっちゃってくださいよ。
え?もう済んだ?
全然感じなかったなあ。
これもアドレナリンでハイだからかしら。
オホホホホ〜
(↑人格崩壊
点滴に繋がれ、モニターに繋がれ、果ては硬膜外麻酔の管まで出て、ああ、スパゲティ・シンドロームってこんなんかな・・・と思いつつ、何だか「もうどうにでもして」モードに入っていく怪人だった。
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