アフタークリスマスセール
- 2008/12/31(水) 20:09:32
日本の皆様、
明けましておめでとうございます。
(アメリカはまだ大晦日です。)
年も明けたというのに、まだクリスマスネタで恐縮ですが・・・。
ブログ継続更新の心得。
こういう大イベントで数日持たせるナリ!
クリスマスの翌日は、クリスマス商品が半額から9割引にまでなる、アフタークリスマスセールがある。
怪人ここぞとばかりに、来年のクリスマスのために品入れをする。
鬼よ!笑うなら笑え!
節約第一主義の主婦には見逃せないイベントやねん。
では怪人がゲットした、値引き商品をご覧下さい。
↑クリスマスツリーのてっぺんにつける星。 試しにつけてみた。↑
今年までこれがなかったので、ジャックに「マミー、お星様がないよ~?」といわれた。
知恵がついてきてやりにくいったら。
1ドルストアでゲットした、プレゼント用の靴下。一本50セントナリ。
靴下を暖炉の上のマントルから吊り下げる為のフック。これも一個50セント。
なんだかんだゆーても1ドルショップはお得だわ。
その後向かったWorld Marketという店で買った、アドヴェント・カレンダー。
通常$20が75%オフで5ドルでした。
中に小さなお菓子やオモチャを入れておいて、コドモは12月1日からひとつずつ開けていく。全て開いたとき、クリスマスとなるわけ。
そこで思いがけず恋に落ちたのが、このガラス細工のペンギン。4ドルが1ドルよ。
目が180度正反対の方向に付いていて、なんだかおマヌケなカワイさに、ハートをドキュンとやられました。定価でも買ったわ。
クリスマスにペンギンを飾るのはナゼだ!という疑問(過去記事参照)は残るが、クリスマスはペンギン好きなワタシにとっては掘り出し物を見つけやすい季節だ。
早速ペンギンのコレクションに仲間入り~♪
さ、皆の衆、日本の皆様にご挨拶おし。
「ハッピーニューイヤー!」
今年もよろしくお願い申し上げます。
↓一年の願いを込めて、クリック初め!
ワタシにとってクリスマスって
- 2008/12/30(火) 19:35:51
クリスマスにプレゼントを貰ったのは、子供だけではありません。
子供たちは学校で親にもプレゼントを作ってきてくれていたのです。
これはジョーイの字じゃな。
"To Mom and Dad"(ママとパパへ)
ママがパパより前に来ているのを確認してほくそえむ怪人。ヒヒヒ♪
"Love Joey"(愛を込めて、ジョーイ)
ホンマに自分でラッピングしたんやな。
中身は雪の結晶をかたどった写真入のオーナメントでした。
ウレシイ~
これはダレからだ?
ジャックだ。
"Dear Mom and Dad, I hope you have a Merry Christmas. Happy Holidays! Love, Jack."
(ママとパパへ。楽しいクリスマスを祈ってます。ハッピー・ホリデー!愛を込めて、ジャック。)
"From Jack, To Mom and Dad."
去年のクリスマスはもっと簡単なカードで、そしてこんなに読みやすい文字ではなかった。
そして、これはジョーイからジャックへのカード。
"Dear Jack, Let's Play."
(ジャック、一緒に遊ぼう。)
"Merry Christmas, Love Joey."
(メリークリスマス、愛を込めて、ジョーイ。)
きっと自分から書こうとしたのではなく、先生に促されて作ったのだろうケド、それすらもしなかった去年に比べると、成長している。ジャックも初めてジョーイにカードを貰ってうれしそう。
カードやらプレゼントやらの「モノ」よりも、それが証明する子供の成長が、親がもらえる最高のプレゼントなんだろう。
そして、クリスマスツリーの飾りもショボい我が家では、いただいたカードをツリーにぶら下げていきます。クリスマスが終わる頃にはツリーがカードで一杯に。
そして、ワタシは噛み締める。
家族があることの素晴らしさ。
友達がいることのありがたさ。
日々見過ごしてしまいそうなそんな幸せが目で見える形になり、感謝することができるのがクリスマスなんではないかと。
(イヤ、本当のクリスマスは宗教的なことだって解ってますから、ツッコまないで)
そうそう、去年父が倒れたのもクリスマスだったわ。あの時はどうなるかと思ったけど、非人間的奇跡の回復を遂げ、元気に社会復帰(ってもボランティアとか畑仕事とか)しました。クリスマスは父のサバイバル記念でもあります。
あ、日本はもう大晦日!?
まだクリスマスの話題でごめんなちゃいね。
皆様よい新年をお迎えくださいまし。
↓今年最後の年越し応援ポチ!
クリスマスの贈り物
- 2008/12/29(月) 20:51:39
25日、リゾートホテルをチェックアウトし、ミネソタに帰ってきたら昼2時ごろでした。
前日の雪はキレイに除雪されてて、快適な帰路でした。
子供たちは、コートを脱ぐのももどかしく、ツリーの下に置いてあるプレゼントに直行。
そうなんです。
色んな人から貰ったプレゼントや、学校から持って帰ってきた包みなど、全てツリーの下に置いておき、「25日になるまで開けちゃダメ」と言い聞かせて数週間が過ぎました。
血中好奇心濃度の針が振り切れそうなコドモにとっては、「そこにあるのに触れない」という、拷問に等しい数週間を乗り越えて~
今!モーメント・オブ・トゥルース!
「やったああぁぁ!」
中身、知ってたくせに。
一緒に買いに行ったくせに。(エアギターが無料だった店。)
それでもやっぱり手に取れるとウレシイのよね。
これはダディーとマミーからだよ。
そんで、こっちはサンタさんから。
最近カレンダーに興味があるジャックに、専用のカレンダーだからね。
これあげるから、ママのカレンダーに極太マジックで書き込まないでねって、サンタさん言ってたよ。
この絵本は幼稚園の先生から。今晩読もうね。
ジョーイはイマイチ興味が湧かない様子。(Nintendo DS持ってるよ・・・)
まだコートを脱いでもいないダンナが開けてあげると・・・
「あっ!」
ミニカーのレースウエー。
DS放り出して、この笑顔(ヘン)。
待って待って、サンタさんからも何かあるよ。
(一体何台目だ?の)黄色い車。
早速ダンナに組み立ててもらって、黄色い車を転がすジョーイ。
「うぃ~~~っ!」
酔っ払い運転の音健在。(過去記事で復習のコト。)
この後、ジャックも参戦してミニカー4台で競争させてました。
ちなみにジョーイのセンセからは、車のミニ辞典。
近所に住む友達からは、木製の車。
ジョーイ、車づくしでご満悦。
皆ジョーイのことよく解ってるなあ・・・。
コドモが狂喜乱舞する様子を見ると、プレゼントあげたほうもうれしいなあ。
ママとしては、この瞬間をもって、「いい子にしてないと、サンタさん来ないよ」ってオドシがもう使えないから、ちと悲しいんだが。
嗚呼クリスマス。
嬉しせつなしクリスマス。
晦日だというのに、クリスマスネタまだ続きます。
↓まあそういわずに押してってくださいよ・・・。
私信:静岡のH本さま~!小包届きました。どうもありがとうございます!静岡のお茶飲んでこの冬を乗り切ります!Sちゃん!イヤリングありがとう。怪人の好みを解ってくれてるわ~。
クリスマス・バケーション(2)
- 2008/12/28(日) 15:14:00
二つのクイーンサイズベッドが並ぶホテルの部屋。
ジョーイはダンナと、ジャックはワタシと一緒に寝ましたが・・・
夜中に鼻の穴にジャックの足の指突っ込まれました。
マジ痛かった。
こういうのって、漫画の中でしか起こらないと思っていた。
ブログは漫画よりも奇なり。
で、二日目は24日のクリスマスイブ。
起きたら、外は大吹雪。
ゴオオオオォォォ
今日チェックインする人とかチェックアウトする人は大変だな・・・。
このリゾートの企画で、朝7時から8時の間、サンタさんのお膝に座って記念撮影できちゃうっていうのを前日のチェックインのときに聞き、ワタシは内心ワクワクしていた。
クリスマスが近づくとショッピングセンターなどで、サンタさんの膝に子供を座らせて一緒に写真を撮るというイベントがよくある。 こんなん。
一概に有料で、ナゼお金を払って列に並んでまでやるかと(ダンナが)いうことで、今までやったことがなかった。(ワタシはやってもいいと思うんだけど・・・。ダンナがお金の無駄だっていうので。)
そこで、ジャックが「サンタさんと写真撮る~」とねだったときは、「あのサンタさんはニセモノよ
」と言って却下していたのだ。(ジョーイは興味ナシ。)
でもこれはリゾートが、宿泊客に対するサービスで行っているもの!これはチャンスだ!と思い、
「ジョーイ、ジャック、ロビーにサンタさん来てるってよ。一緒に写真撮りに行かない?」
というと、ジャックが一言、
「それってホンモノ?」
「・・・・・」
固まるワタシの背後で、ベッドの中からひびくダンナの笑いを押し殺した声。
全部アンタが悪いんじゃあああああ!(←心の叫び)
結局まだ全員寝ていたいというので、サンタとの写真は実現しなかった。
(だいたいこの企画、朝7時から8時って時間帯はどーよ。)
さて、全員がもぞもぞとベッドから這い出たのは9時ごろ。
その瞬間からジョーイは
「プール行く」
「プール行く」
「プール行く」
連打。
はいはい、朝ゴハン食べてからね、とパッケージに組み込まれている朝食のバイキングへ。
「ホットケーキのブルーベリーソース添え~」 ウマウマ
「食べたらプール行く」
暖炉の前で記念撮影。
「プール・・・」
はいはい。
部屋で一息ついてからまた泳ぎに行きました。
昨夜と同じパターン。
ジャックはよろこび庭(プールサイド)駆け回り、ジョーイは浮き輪でぷーかぷか♪
その後部屋に戻ってきてからも、ジョーイはまだプールに行きたがって、バスルームに干してある水着を取って袋に入れ、
「プール行く」
「プール行く」
「プール行く」
といいつつ親を追い回す。
結局、少し早めに無料のピザをデリバリーしてもらって食べ(ジョーイは消化酵素入りで)、その後「これで最後だからね!」と言い聞かせて、もう一度プールへ。
またこうなる。
ワタシは疲れてもう泳げなかったので、プールサイドに座ってリタイア。
ダンナおつかれさま~。
無料のボウリングはダウンタウンまで行かなければ行けないので諦め、一日リゾートにこもって過ごしたクリスマスイブでした。
きっとキミは戸内~
ゴミ投げちゃいや~ん
明日はチェックアウトして帰宅、そしてプレゼントが待っている!
「クリックして」
「クリックして」
「クリックして」 アリガトウ♪
クリスマス・バケーション
- 2008/12/27(土) 13:47:24
12月23日から25日まで、2泊3日で家族旅行に行ってきました。
ご存知でしょうが、現在アメリカは1929年の大恐慌以来ではないかと言われるほどの超ド不況。
で、ダンナの会社、12月22日から1月2日まで強制ホリデーとなりましてん。これで会社としては労災などの保険にかかるお金、建物の維持費や諸費がかなり節約できるらしいですわ。
ダンナは有休がかなり残っているからラッキーだけど、有休が足りない人は無給で強制ホリデー。
そんで、年明けにさらなるリストラがウワサされている・・・。
ダンナ!大丈夫?大丈夫だろうね、アンタの椅子は!
ちょっと冷や汗が出ないでもないですが、ちょうどコドモの冬休みとこの強制ホリデーが重なりまして、何の予定もないまま2週間。家族4人が家でごろごろしていると、カビどころかコケまで生えそな予感。
それでワタクシ、近場でどこかへ行けないかとネットで調べていたら、隣の州の某観光地にあるリゾートホテルが激安パッケージを出しているのを見つけまして。クリスマスの前後はどうも部屋が埋まらないらしく、ウィンター・スペシャルと称して2泊3日、ピザ1枚と、ボウリング1ゲームと、朝食のビュッフェ1食込みで$199(2万円くらい)プラス税金。
もらったあ~!
宿泊先は、車で3時間くらいのところにある、Chula Vista というリゾートホテル。
んで、23日、荷物とコドモを車に積み込んで、いざ鎌倉!と相成りました。
雪は降っていなかったけど、前日の雪で路面が濡れてるハイウェイ。
前の車が跳ね上げる泥水で、フロントガラスが見る見る汚れる。何度もワイパーで洗いながら、滑って路肩の雪につっこんでいる車を数えながら(7台でした)、5分おきに「まだあ~?」と聞くジャックをけん制しながら、のろのろ運転して23日の4時ごろ到着。
チェックインして早速館内を見て廻った。
このリゾートの目玉は、Lost Rios Waterparkという大きな屋内プールである。
(↑ネットから抜粋した写真です。クリックで拡大します。)
これを見た子供たち、特にジョーイは大興奮!
水着を着ていないのにいきなりパンツを脱ぎだして、
「くぉらああぁ!ちんちんしまえ!」
と日本語でどついてかえって注意を引く羽目になった。(←アホ)
夕食の後、早速泳ぎに行きました。
ちょっと水は冷たかったんだけどね。 (←クリックで拡大)
流れるプールで浮き輪に乗ってゆらゆら遊覧するのがスキ。
ジャックはちょっと大きめの滑り台にも挑戦していましたが、ジョーイは子供用の滑り台と、あとこの流れるプールで2時間つぶしました。
1日目はこんなカンジでつつがなく終わりました。
頭突きます・・・じゃない、
つづきます~
↑いつも応援ありがとうございます!
ジャックの6歳児検診
- 2008/12/26(金) 19:50:15
無事帰って参りました~。
旅行記はまた後日UPします。
11月1日に6歳になったジャック。
実はまだ6歳児検診に連れて行っていなかった。
病気でもないのに学校を休ませるのがイヤで、冬休みになるまで待っていたのである。
で、冬休みに突入した12月22日、ジャックを連れて検診に行ってきました。
体重44ポンド、身長45インチ。
わっかるかなぁ~。

わっかんねーだろーなぁ~。

(だから何でこうトシのばれるようなネタを自らごにょごにょ

アメリカはいつになったら世界基準に合わせてくれるんでしょうね。
アメリカに住んで12年、未だにキロやセンチに換算しないと理解できない怪人。

ええと、体重は20キロ、身長は114センチ。
標準に比べて少し小柄だそうです。(標準っつーてもアメリカ基準だから。)
診察室に入って看護婦さんが身長や体重を測ったりしたあと、医者を待つまでが長い。
待ってる間、ジャックが必ずやること。
「エクセサイズ!」


いや~、これね・・・

アメリカの診察台って、小児科のだろうがなんだろうが、婦人科の内診のために足を乗せるヤツが標準装備されてるんですよ・・・。(日本もかな?)
で、ジャックが3歳くらいで「何コレ魔」だったころ、
「コレ何?」

と聞かれて、
「エクセサイズ・マシーン」

と答えたのが未だにアダとなっている・・・。

だってえ・・・
「これはね、お母さんみたいな大人の女性が、おマタをオッピロげて医者に診せるために足を置くトコよ」

なんて、アナタ言えます?3歳のコドモに。

元祖オッピロゲ王子の十兵衛ちゃん。
母兵衛さん、写真お借りしちゃった。あかんかったらゆーてー。
ジャックに真実が明らかになるのは果たしていつのことか。
究極のサスペンスに一票。


人気の理由?
- 2008/12/25(木) 12:49:41
皆様のおかげで、先日カウンターが10万を超えました。
それで思い出した、この夏に帰省したときの母との会話。
母「なんでアンタのブログが人気あるんやろうなあ」
(この頃、一日のヒット数は200くらいでした。)
怪「・・・と言いますと?」
母「私らみたいな家族や、にばんめ。さんみたいな昔からのお友達はともかく、全然知らん人がなんで怪人ちゃんのブログを読むんやろうなあ」
怪「そら、お母さん・・・
人徳? ・・・みたいな。」
母「は!?どこがやの!」
怪「そんなソッコー撃ち落とさんでも。ま、人徳なんて100年早いわな。ということは・・・
文才? ・・・みたいな。」
母「絵文字は文才とは言わんのよ」
怪「それは恐ろしく正論やわ。そしたら・・・
アホ丸出し? ・・・みたいな。」
母「それや!」
二人「あーはっはっはっはっは~!」
笑ってくれればそれでいいのさ怪ブログ。
今!このブログから!「読んで読んでワタシを読んで」光線が出ています!
怪のエネルギーがアナタを襲う・・・!
↓もうクリックせずにはいられない。
自動更新の記事はここまで。
ウィスコンシンから今日帰ってくる予定です。
リキ入ってます:屋外編
- 2008/12/24(水) 14:05:05
先日、「リキ入ってます」の記事でコイちゃんのお宅の家の中のデコレーションを紹介したが、家の中はもちろん外を飾りつける人は多い。
屋根にそって電飾をつけたり、木の枝にライトを当てたりするのはフツー。
(我が家はそれすらもしてないが。)
暗くなってから車を走らせていると、時々
「そこまでするか」
と思うような、スゴイ飾りをしている家を見かける。
やっぱりキレイだなあ。
心が癒されるなあ。
いくつかナイトビューで撮りました。
本当はもっとキレイなの~!
↑木の枝にツララの形の電飾が光ってるのがステキ。
↓そりを引くトナカイも光ってる・・・。目立つでえ。
↑スノーグローブ風
↓お菓子の家風
↓皆でパーテー!(半分埋まってる雪だるまがおりますが。)
↓トナカイのストライキ?バイクに乗るサンタ。
↓家の中をうかがう雪だるま・・・。ちょっとヤダ。
↑個人的に、青っぽい光がスキ。↓
↓木からキャンディー・ケインがぶら下がってます。
木に電飾を巻くだけでもいいカンジよね。
結構大変だったんじゃないかなあ、これ飾るの・・・。
↓モミの木でなくても、ライトアップすればこの通り。
「枯れ木も山の賑わい」←用途がちがーう!
他人事ながら電気代が心配になるほどの飾りつけをしている家を見ると、
「オレは1年このために働いてきたんだぜ!」
ってな住人の意気込みを感じます。
嗚呼クリスマス精神、ここにアリ。
今日はクリスマスイブ。日本ではもうクリスマス(25日)だよね。
そんなわけで、メリークリスマス!

皆様、幸せなクリスマスと良い年末年始を。
↓メリークリックでございマス♪


赤いバケツと助け合いの精神
- 2008/12/23(火) 20:40:03
怪人一家、23日から25日まで、隣のウィスコンシン州にあるリゾートホテルに行ってきます。
でも自動更新で毎日記事はUPするからね!
コメントのお返事は少しお待ちを。
クリスマスが近づくと、街ではあちこちでベルの音が聞こえる。

店先や街頭でベルを振る人たち。そしてその隣には赤いバケツがある。

これはSalvation Armyという非営利団体が、道行く人や買い物客に寄付を募っているのである。
Army(アーミー)というコトバが使われ、日本語では「救世軍」と訳されてはいても、軍隊とはなんら関係がない。もともとキリスト教の教えに基づいて始められた国際的助け合いの団体で、寄付された生活用品や衣料品などを格安の値段で売ったり、こうやって募金活動をしたり。そうして集まったお金を色んな国の恵まれない人たちのために役立ててくれている。
クリスマスといえば、「聖誕祭」とも呼ばれるように、イエス・キリストが誕生した日を祝うもの。
イエス・キリストとは言うまでもなく、人々の罪を背負って十字架にかかり、自分を犠牲にして人々を救済したという、クリスチャンにとっては最大の崇拝アイコンである。
そういう背景があるからだろうか、クリスマスといえばアメリカでは、「人のために自分は何をどれだけしてあげられるか」という、奉仕の精神が最高潮に達する季節である。寄付を求めてじゃんじゃんかかってくる電話には正直頭が痛いが、寒い街頭で震えながらベルを鳴らすボランティアの人たちを見ると、なんだか素通りできず、ポケットを探る。
クリスマスだもの。
助け合いの季節だもの。
少しでも寄付できる立場にあるっていうだけで幸せだもの。

毎回たいした金額は出せないが、小銭をバケツに入れると、ボランティアの人が
"Thank you! Merry Christmas!"

と威勢のいいコトバと笑顔を投げかけてくれる。
財布と一緒に心も少し軽くなる。


うちのチビどもも、この赤いバケツに小銭を入れるのが大好き。
先日、モール・オブ・アメリカにあるブルーミングデールというデパートの入り口で、ジャックとジョーイが小銭を入れると、鈴を鳴らすボランティアのお姉さんが「ボクたち、ベル振ってみる?」と聞いてくれた。
「やるやるやるやる!」

ジャック、ベルに飛びつく。(ひったくりかおまいは!)
「メリークリスマス!」


↑ごっつ激しく振ってます。
ジョーイはバケツをつってある金具が気になって仕方ない・・・。

「マミー、これ、外れないんだけど・・・。」
持って帰れないのよ。

今年は大恐慌以来とも言われる大不況で、なかなか寄付が集まらないんだそうだ。
時々、このバケツを台ごと盗んで逃げる人もいるそうな。

ボランティアの人たちは、ベルを鳴らし、寄付を募り、クリスマス精神を高めると同時に、警備の役目もしているらしいです。
↓さあ!クリックで助け合いよ!


クリスマスクッキー(4)
- 2008/12/22(月) 20:46:27
「クリスマスクッキー」と題して数回に渡りクッキーなどのレシピを紹介して参りました。
今回で最終回!感動・涙のお別れです!
クリスマスクッキーは、毎年お世話になった人たちに配ります。
でも、自分で作ったクッキーだけでは心もとないので・・・
横着な怪人、こんなモノも使ってます。
出来合いの生地。
買ってきて袋から出して焼けばいいだけさ。
↑ブラウニー ↓でけた。(でろってへちゃれて、クッキーになった・・・。)
模様入りクッキー。
金太郎アメの法則を応用しています。
↑焼く前。 ↓焼けたトコ。 (模様が違うってツッコまない!)
↓こうやって作った色々な種類のお菓子を・・・
↓さらに買ってきたお菓子などとあわせて袋や箱に詰めます。
緑や赤の色付きラップなどを使って、色合いよく。
学校の先生、セラピストの方々、スクールバスの運転手さんたち、怪人友達、ダンナの同僚、ご近所様、それから、それから・・・
1年の感謝を込めて、お世話になったアナタへ。
メリー・クリスマス!
↓いつも応援ありがとう。
クリスマスクッキー(3)
- 2008/12/21(日) 20:22:56
本日2度目の更新です。下に訂正記事があるのでお読みください。
昨日(20日)は、夜友人達を招いてホームパーチーをやったんですが、物凄い雪嵐になりました。
ブリザード警報やら強風警報やら、ありとあらゆる警報が出ていて、「外出は必要最小限に!」ってニュースで警告が出ていました。
怪人が何かを計画・企画すると、かなりの確率で雨や雪になりますが、今回も大当たり。
子供の頃は雨オンナでしたが、ミネソタに来てからは雪オンナ!

「いらっしゃ~い

みんなキャンセルしてくるかな~?と思ったけど、風邪を引いて一人欠席した以外は全員集まりました。ここがミネソタンのスゴイところ。夜更けまで楽しいディナーパーティーとなりました。
で、皆が帰る頃には雪は止んでいたが、気温マイナス25C、体感温度はマイナス40Cくらいになっていた・・・。

震えながら車に乗り込む友人達に手を振りながら、怪人は思った。
「ウチでやってよかった・・・。ラッキー

さてさてクリスマスクッキー第三弾は、アメリカのオヤツの定番、「ライス・クリスピー」。
え?厳格に言えばクッキーではないって?
そんな細かいこと言う子に育てた覚えはありません!

ってか、育てた覚えがありません!
脱線しないうちにサクサクっと続けます。
材料:
バター大さじ3杯、マシュマロ10オンス(ミニマシュマロ4カップ分)、そしてケロッグのライスクリスピーというシリアルを6カップ。

↑ライスクリスピー。
日本で言う、ポン菓子みたいなものかなあ。
でもポン菓子よりもっとサクサクしてます。
怪人はマシュマロ一袋6カップ分を使い切りたかったので、バター大さじ4杯、ライスクリスピーは8カップにして作りました。
我ながら、この大まかさ・・・

アメリカで培われたというより、日本のきっちりさを「もうエエやん!

まず、深めのバットにアルミホイルを敷いておきます。
くっつかないタイプのホイルがお勧め。

普通のホイルなら、軽くバターを塗っておくとあとで取り出しやすくなります。
↓大き目のフライパンを中火で熱してバターを溶かします。

↓バターが溶けたらマシュマロ投入!

↓マシュマロが溶けるまでひたすら混ぜます。

↓マシュマロが溶けてクリーム状になったら、ライスクリスピーを一気に混ぜます。

ライスクリスピーを潰さないようにすばやく混ぜて、全体にマシュマロソースを絡めます。
↓バットに移して均等な厚さになるよう広げます。

↓クリスマスなので、緑と赤の色つきグラニュー糖をまぶしました。

で、このまま冷まします。
↓完全に冷えたら、バットから出して包丁でお好みの大きさに切り分けます。

ジャックはこのライスクリスピーが大好物。

「ん~、余は満足じゃ

市販の「ライスクリスピートリート」ってのもあるんだけど。

とにかくゲロ甘いのであまり食べさせたくない。
手作りのは甘さ控えめで結構イケまっせ。
特にクリスマス用のお菓子というわけではないのだが、クリスマスが近づくとナゼか作らずにいられない一品でした。
↓既に料理ブログと化している当ブログへのツッコミはこちら。


お詫びと訂正
- 2008/12/21(日) 09:42:39
過去2回、クッキーの作り方とかゆーて、エラソにレシピを紹介しましたが、
間違ってました。
お詫びと共にココに訂正したいと思います・・・。
バター1本は4オンス(113g)!
1本8オンスだと勘違いしておりました。しかも、普段大まかに1オンス30グラム、8オンス240gで計算してるのに、ナゼか280gとまたまた勘違いしてるし。で、「バター2本、560g」とか、大嘘こいてるし。
申し訳ありません。
脳内ホリデー状態なんですわ・・・。
(いつもや!というツッコミの受付は終了しました。)
指摘してくださったpontaさん、Bあやさん、ありがとうございました。
間違った分量でクッキー作ろうとして生地がべとべとになったというアナタ、申し訳ありません。怪人が責任とって食べますんで、送ってください。
今回はマジで歌います。
「わたしカバよね~おカバさんよね~♪」
うしろゆ~びうしろゆ~びさされても仕方ないわね~♪
過去のレシピは訂正しておきました。
ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。
今日の記事はこの後UPしますが、取り急ぎ訂正まで。
ホンマ、えろうすんまへんでした。
クリスマスクッキー(2)
- 2008/12/20(土) 20:42:41
現在12月20日正午。
外はドカ雪です。どっかんどっかん降ってます。
当分止まないそうです。
なんだかタイムリーだなあと思ってます。
なぜなら・・・クリスマスクッキーの第二弾は、通称「スノーボールクッキー」だから。
巷では「ロシアン・ティー・クッキー」だとか「メキシカン・ウエディング・クッキー」だとか、「スイーディッシュ・エアルーム・クッキー」だとか、色んな名前で呼ばれているようです。
「む~かしのなまえ~で~♪」
はっ!演歌に突入する前に現実に戻らねば。
材料はとてもシンプル、作り方は至って簡単。
ただ・・・
手間がかかる!
時間がかかる!
粉だらけになる!
・・・という欠点があり、怪人は1年に1度しか作りません。(←横着モン。)
材料:
室温でやわらかくした無塩バター2本(560g約240グラム)、小麦粉2カップ(480cc)、粉砂糖(注:普通の砂糖ではありません)1カップ(240cc)、バニラエッセンス少々。
(ワタシはバニラエッセンス切らしてたので省略。)
これだけかい!
ハイ、そーでしゅ。
砕いたアーモンドやくるみなどを混ぜるレシピもありますが、我が家ではこれだけです。
昨日の「ごちゃませクッキー」と同様、ジッパーバッグに入れてモミモミします。
滑らかになったら、空気を出来るだけ抜いてジッパーを閉め、冷蔵庫で数時間から一晩寝かせます。
オーブンを350F(175C)に予熱し、鉄板にアルミホイルを敷きます。
クッキー生地をころころ丸めて、直径2センチのボールにし、3センチほど間隔を開けて並べます。
↓7~8分焼いて、底が茶色くなってきたらオーブンから出します。
ここからが面倒くさいトコ。
↓手で触れる程度に冷めたら、温かいうちに粉砂糖(分量外)をまぶします。
↓全体に粉砂糖をまぶして皿に並べ、室温まで冷まします。
クッキーから出る蒸気で、粉砂糖がべとべとしたところで、もう一度粉砂糖をまぶして出来上がり。
↓左が一度だけまぶしたもの。 右が二度まぶしたもの。↓
「スノーボールクッキー」と呼ぶ理由は説明するまでもありません。
我ながらクリエイティビティーの底の浅さに泣けるねん。
「わたしカバよね~♪おカバさんよね~♪」 ←カバ byジョーイ。
なんでクッキー焼きながら演歌歌ってるのか自分でももうワケワカメ。
アホになっても楽しいモン勝ち。
おいしいよ~。
作ってる間に台所が粉だらけになるケドね。
片付けても、食べるときまた白くなるのよね。
食べながら話すと口から粉が飛び出ます。要注意。
明日は「ライスクリスピー」だぜい!
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↓皆様のおかげで爆走中!
母兵衛さんと異臭騒ぎ
- 2008/12/19(金) 18:23:12
キリ番出ましたあ~!
キリ踏んじゃった♪のはリトルガルさん!
「どこまでできるかなぁ~」・・・って、しっかりココまでやりましたね。
リトルガルさんのブログに、証拠写真も載ってます。(コチラ)
9や0が並ぶと壮観ですね~。
おめでとうございます!
残念ながら100001番ニアミスだったで賞が出なかったので、商品ひとつ繰り上げて、「スパークリソスポンジ」と「バスボール」を送ります~
さてさて、今日は「スノーボールクッキー」の作り方を伝授する予定でしたが、急遽変更して母兵衛さんとの逢瀬の記事です・・・。スノーボールクッキーは明日。
昨日(12月18日)、十兵衛さんの母、母兵衛さんとモールでデートしてきました。
(母兵衛さんの妙絶爆裂ファイアーなブログはこちら)
本をたくさんお借りして、とってもツボな十兵衛ジイサンのカードもいただきました。

ペンギン好きなワタシのためにわざわざ十兵衛ちゃんをペンギンに仕立ててくれたのよ!
う~れ~し~


しかもこの写真は世界中にこれ一枚しかないそうで。
ぶふふ♪なんて呼ぼうかな?十ギンちゃん?ペン兵衛ちゃん?
どうでもええことよのう・・・

ストロベリーポッキーやアメリカンなお菓子と共に、「きのこの山」もいただきました。
きゃあああこれ大好きなのよおおおお♪

母兵衛さんとコーヒー飲みながらいただきました。実はこの写真のきのこの山、既にカラ。
めっちゃ懐かしい~。
「ワタシこれ大好きで、遠足のオヤツとかにも必ず買ってたんよ」
って言ったら、
「たけのこの里は?」
「いや、きのこの山のほうが、全体におけるチョコの比率が高いねん!」
と力説してしまった。
再びどうでもええことよのう・・・

ちなみに母兵衛さんは甘いのよりスルメとか都こんぶとかのほうがスキだったそうだ。
アメリカに来て、日本から送ってもらった都こんぶを学校に持っていったら、
「何だこの異臭は!」
「テロか?」
と大騒ぎになったそうな。
マジかいな~。

異臭騒ぎと言えば、母兵衛さんが某友人の方と乗っていた飛行機(国際線)の中で、某友人が正露丸飲んだら、ナナメ前に座ってたおっちゃんが「何だこのニオイは!?テロか?毒ガスか?」と大騒ぎして、機内がちょっとプチパニックになったそうだ。
母兵衛さんにまつわる異臭騒ぎ。
これで怪人の頭の中では「母兵衛さん=異臭」というイメージ公式が出来上がってしまった。
次にお会いしたときに思わずニオイを嗅いでしまったらゴメン。
ホンマにどうでもええことよのう・・・

コーヒーの後モールをぶらぶらして、母兵衛さんイチ押しの店に行って、目と鼻だけが開いたスキーマスク(デスマスク)みたいなのを試着したところを写真に収められました。母兵衛さんのブログ記事で、怪人の銀行強盗ルックが見られます♪
あと、こんなヘンな日本語の商品も見つけたよ(またか!)

「死先侮辱」!?
それよりもカメラを構える怪人が映ってる・・・。
また、結構メジャーな店でもこんな子供用ズボンが。

「力と尊敬・幸運」
ポジティブなコトバを並べりゃ~いいってもんじゃ・・・。
怪人早めに帰らなければならなかったので、つかの間の逢瀬でしたが、たのしかったよ~

母兵衛さん、またデートしよな~。


↑いつも応援ありがとうございます!
クリスマスクッキー
- 2008/12/18(木) 21:37:36
ワタシは毎年、クリスマスが近づくとやることがある。
クッキーを焼いてお世話になっている人に配るのである。
そこで、イキナリですが、怪人流手抜きクッキーのレシピを紹介します。
第一弾はワタシが勝手に「ごちゃまぜクッキー」と呼んでいる物。
材料:
室温でやわらかくした無塩バター1本(280g約120g)、小麦粉1.5カップ(360cc)、砂糖半カップ(120cc)、卵1個、ベーキングパウダー小さじ1、塩、バニラエッセンス少々。
分量はアメリカ基準になってまして、日本のとは少し違います(例:アメリカの1カップは240cc)。
でも、細部はあまり気にしないこと!怪人流イコール大雑把!
ワタシもきっちり計ったことないし、何カップって言われても、詰め具合によって変わってくるわけだし。
バニラエッセンスに至っては、切らしてしまって入れなかった。(←オイオイ)
生地もあとで調整できますのでご心配なく。
↓大き目のジッパーバッグに材料を全部入れてモミモミします。
↓材料が全体によく混ざったら、生地の様子を見ます。
べちょねと。
ちょっと粉が足りないな。
ねちょねちょで粉が足りなさそうだったら、小麦粉を大さじ1~2杯ずつ加えて更にもみます。
粉っぽくて生地が割れるようだったら、サラダ油かオリーブ油を少し足して更にもみます。
↓ええカンジになりました。
さて、ごちゃまぜクッキーは好きなモノを好きなだけ入れて焼くのがミソ。
生地は単にこの「具」をつなぐノリの役目と言っても過言ではありません。
↓ワタシの場合、チョコチップ半カップ、ホワイトチョコチップ半カップ、ドライ・クランベリー1カップ。あと、写真にはないですが、くるみ(刻んだもの)半カップほど入れました。
お好みで、レーズンやピーカンなど、ナニを入れても構いません。
↓「具」をジッパーバッグに入れて生地全体にいきわたるよう混ぜます。
これで生地の出来上がり~。
すぐに焼いてもいいし、冷蔵庫で寝かせてもOKです。
ワタシは冷蔵庫に一晩寝かせて、次の日焼きました。
オーブンを350F(175C)に予熱します。
↓クッキー用の鉄板にアルミホイルを敷き、生地を厚さ1センチ、直径5センチくらいの大きさに丸めて並べます。
生地がやわらかすぎて手が汚れるようなら、スプーンですくって落としてもOK。
7~8分ほど焼いて、クッキーそのものがまだやわらかくても、クッキーの底が少し茶色くなったら取り出して冷まします。クッキーをアルミホイルごと鉄板から外して持ち上げ、そのままテーブルや調理台の上に置けば早く冷めます。
見た目、あんまり良くないな・・・。
でも、しっとりしていておいしいんだよ。
↓余った生地は、ジッパーバッグに入れたまま平たくし、
↓ゴムべらの先や柄を使って切れ目を入れておくと、次に焼くとき便利。
このまま冷蔵庫で3~4日、冷凍庫で約1ヶ月保管できます。
おしまい。
生地を作るのも保管するのもジッパーバッグの中でやるから手は汚れないし洗い物も少ない。
アルミホイルをしいてあるから、鉄板も汚れないしね。
横着な怪人にはぴったりのやり方なのでした。
お試しアレ。
次回は面倒くさいんだけどダンナがスキなので、1年に1度限定で焼く「スノーボールクッキー」を紹介!
↓クリックで応援お願いします♪
ああっ!キリ番出ちゃってるよ!
誰かキリ番踏んだ人いる??
リキ入ってます
- 2008/12/17(水) 20:40:32
友人のコイちゃん(カンボジア系アメリカ人)は、クリスマスが大好き。
そんな彼女の家に、ディナーに招かれて行ってきた。
さすが「1年の中で、感謝祭が終わってクリスマス一色になるこの時期が一番スキ」と豪語するだけあって、家の中の飾りつけもハンパじゃない。
家の玄関を入るとすぐ真正面に小さなツリーが。
その下には「クリスマスタウン」。
玄関の正面にある、2階に続く階段にも、ちゃんと電飾の飾り。
ジャック、エキストラ出演・・・。(全然さりげなくないが。)
リビングには大きな本命のツリー。
ツリーの下には電車が走ってます。
クリスマスタウンに電車は付き物。
暖炉の上にも。レンガの家や教会や学校、そして人形も。
テレビのキャビネットの上にはヒイラギと松ボックリの飾り。
普段家族の写真などを飾っている棚もクリスマス一色に。
キッチンのカウンターの上にはジンジャーブレッドマンを飾ったミニ・ツリーが。
ダイニングのシャンデリアにもヒイラギの飾りが施してあります。
カーテンレールからもガラス細工の飾りが。
右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても、クリスマス!
このディテール!このこだわり!
す~げ~・・・
クリスチャンではないワタシでさえ、ホーリーな気持ちになってしまうから不思議。
(↑感化されやすい。)
「家中飾り付けるのに、丸三日かかった」というコイちゃん。
大好きなクリスマスのアイテムに囲まれてイキイキしている。
ちなみにディナーは寄せ鍋でした。
この超クリスマスな雰囲気の中で、鍋。
このミスマッチがずでぎいいいぃぃっ!
カンボジア出身のコイちゃんと韓国出身のダンナさまのベン。
(二人とも子供の頃アメリカに来たからアメリカ人なんだけど。)
シンガポール人のアンジェラとベネズエラ人のダンナさま、カルロス。
日本人の怪人とマレーシア系アメリカ人のダンナ。
やっぱ、私らミスマッチやわ・・・。
「楽しけりゃ それでいいのさ クリスマス。」
詠み人知ら~ズ。
↓クリックよろしっく。
もうすぐか?もうすぐだ!
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(詳細はこちらの記事でドゾ。)
無料エアギター
- 2008/12/16(火) 20:20:20
クリスマスもすぐそこに迫る週末。(ホホホ、これ書いたの日曜日。)
不景気ながらもアメリカはどこもかしこも買い物客で一杯。
今日は、ジャックがクリスマスにご希望のレゴ・インディアナジョーンズ・Wiiゲームソフトを探しに、ゲームソフトの専門店に行きました。 ←ジャックが欲しいヤツ。
こういう店は、ゲームに縁も興味もない私にはすごく退屈。
入店と同時にエネルギーががたっと落ちる。
す・・・吸われる・・・エネルギーを吸い取られる・・・。
ダンナがお目当てのソフトを探している間・・・
ジャックは展示してあるWiiで遊んでいる。
いつも思うが、どうしてやったこともないゲームのやり方をすぐ理解できるのか?
ジョーイも、PS3をいじる・・・。
ジョーイはワタシと同じで、やり方がわからないので適当に触っている。
ああ~・・・つまらん・・・
とチビどもの後ろで視線を泳がせていると、
「無料エア・ギター。一本お取りください。」
うまい!
エア・ギターとは、ギターを持っているつもりで演奏するフリをするもので、なんと世界選手権まであるのである。詳しくはコチラで。
「ヘイベイベー オレの見えないギターでブイブイいわせないか~い」
(↑エア・ギターというものの存在を知らなければ、タダのアホにしか見えん。)
つまり何にもないスペースに「ここに無料のエア・ギターあるよ。どうぞお好きに取ってって♪」って看板を立ててあるわけね。
こういうユーモアのセンス、好っきゃあああああ!(激萌え中。)
この看板でイキナリ充電できました。
ありがとう、無料エア・ギター。
もちろん一本いただいてきました怪人への応援はこちらのボタンで。
あと2~3日で、出るか、キリ番!?
キリ番をゲットして商品獲得しよー!
(詳細はこちらの記事でドゾ。)
太陽に吠えろ
- 2008/12/15(月) 20:19:58
12月15日、月曜日。
今朝の最低気温は摂氏マイナス23度、ウインドチル(風を考慮に入れた体感温度)はマイナス38度どす。
夕べ一晩降り続いた雪は朝には止んでいたものの、気温が低すぎて解氷用の塩を撒いても雪が解けません。
よって、外はエゲツない状態となっております。
それでも都市機能が麻痺しないあたり、ミネソタの底深さを痛感しちゃったりして。
さて、月曜日は、朝ジョーイの言語セラピーがあり、車で約15分のところにあるセンターへチビ二人を乗せて行き、ジョーイがセラピーを受けている間に一旦家に戻って、袋小路の外でジャックをバスに乗せ、またセンターへジョーイを迎えに行って最後にジョーイを学校に送る。
ところが今日は道路事情が最悪。
高速道路も大渋滞だし、曲がり角では尻振り状態になる車。
時速15マイル(時速24キロくらい)でのろのろ行き、普段15分で行けるセンターまで30分かかった。
この道路事情では、一旦帰ってジャックをバスに乗せても、時間通りにジョーイを迎えに来られない。
そこで今日はセラピーが終わるまで待って、ジャックとジョーイをそれぞれの学校に送ることにした。
バス会社とそれぞれの学校にその旨を電話で伝えた。
こういうとき、二人が同じガッコに行ってくれていたら助かったのになあ。

などと、考えてもしゃーないことを思いつつ、セラピーを終えて車に戻ると、
東の空に、こんなんが。

くうう・・っ、画面ギリギリ。

(クリックでさらに拡大します。)
これは、”Sundog”といって、気温が低く(摂氏マイナス18度以下)、雪が降り止んだ直後の風の強い日(風速16キロ以上)の朝という、色んな条件がそろって初めておこる現象だ。空気中に舞う微小な氷の粒に朝日が反射されて、太陽の周りに光の輪ができるらしい。
Sundog(Wiki)
その輪が犬の尻尾に似ている(似てるかあ?

グーグルで探してみたら、こんなSundogの写真がありました。

グリーンランド!

アラスカ!!

南極!!!

ミネソタ・・・。

(これはグーグルからではありません。)
寒いっちゅーねん!

犬の尻尾には見えないが、ワタシが犬だったらこの神々しい太陽に向かってワンワン吠えてたかも。
ホラあなたの脳裏に忍び寄る「太陽にほえろ」のテーマ曲。
たらちゃ~ん♪
このメロディーが今日一日アナタの頭から離れないこと請け合い。
↓たまに南極のほうが暖かいらしいミネソタへ愛のクリックを。


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ジャックのラブレター
- 2008/12/14(日) 20:42:10
ジャックが学校から帰ってくるなり、一枚の紙を取り出した。
「マミー、これ、ガッコで作ったの!マミーへのラブレターだよ!」
「ジャックへ、アイラブユー、愛を込めて、ジャック。」
あのー・・・
マミーへって書いてないけど?
「あ!間違えた・・・」
自分宛にラブレターを書くという屈折した青春の1ページみたいなことを6歳でやってしまったジャック。
↓この青いボタンに向かって、青春のクリックをぶつけてくれたまへ。
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(詳細はこちらの記事でドゾ。)
ジョーイのクイズ
- 2008/12/13(土) 20:15:40
晩御飯の後、ジョーイが独り言を言いながら、イーゼルに何か書いている。
”What is Joey eating?”
(ジョーイはナニを食べているでしょう?)
皿を洗いながら聞いていたワタシは、なんじゃいなと思いつつ
「・・・?バナナ?」
と適当に答えたが、反応ナシ。
聞こえなかったのかな?
ワタシに質問したんじゃなかったのかな?
手を拭いてイーゼルを見に行くと、
What is Joey eating?
1.Apple (りんご) □
2.Airplane (飛行機) □
3.Disney World (ディズニー・ワールド) □
4.Three (三) □
と書いてある。
おお~、四択だったのか!
2、3、4の選択肢が意味不明だが、
「Apple?(りんご?)」
と答えたら、
「Good Job!(よくできました!)」
と言って、1番の選択肢の後ろについている□(四角)にちょんとマークを入れた。
お、面白い!
写真を撮ろうとカメラを取ってくる間に消されてしまった。
ああ~、遅かった・・・と思ったら、次の質問を書き始めた。
”What is Joey saying?”
(ジョーイは何と言っているでしょう?)
1.I love you (アイラブユー) □
2.Pizza (ピザ) □
3.Ice Cream (アイスクリーム) □
4.Six (六) □
四択の4番目は、番号であることがキマリなのか?
「I love you?(アイラブユー?)」
と答えたら、
”Good Job!”
と言って、また□(四角)にちょん。
その後、てててと歩み寄って、むぎゅ~、とハグをしてくれました。
途端に涙がどぴゅっと噴出す怪人。
ジョーイが自らハグなどしてくれる事は滅多にない。
だからこそこういう瞬間が愛しい。
ああこのナマ温かいジョーイの体温をいつまでも感じていたい。
でもものの3秒でジョーイはワタシの腕をすり抜けて逃げてしまう。
でも、いいのだ。
心に焼き付いて消えない、あの一瞬を『永遠』と呼ぶの。
↑どこかで読んだフレーズなんだけど、思い出せないなあ・・・。
まさにこの一瞬は永遠です。
↓いつも応援ありがとう!
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- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
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脳みそも凍る・・・
- 2008/12/12(金) 20:00:41
今朝の最低気温はマイナス20C。
耳がちぎれそうなミネソタからお送りしております。
郵便受け(アルミ製)もギンギンに凍ってます。
注!舐めないように。
舌がくっついて取れなくなります。
マジです。 (←映画:クリスマスストーリーより)
この寒い中、出来れば家にこもっていたいがそうはいかない。
郵便局行って銀行行ってスーパー行ってガスステ行って・・・
最後に行きつけの手芸用品の店に行きました。
ケータイのストラップのパーツを発見しました。
アメリカではケータイにストラップをする人はほとんどおらず、この手芸用品店にも何度も来ていたにも関わらず、ストラップのパーツは見つかりませんでした。もしかしたら以前からあったのかもしれないけど、初めて見つけてうれしいのなんのって。
早速作ってしまった
今までこのヒモの部分がなかったんよ。
このストラップはちゃまめままさんに
とかなんとかやってるうちに・・・
あ、もうチビどもが帰ってくる時間だ。
ジョーイが先に帰ってきて、ジャックが5分ほど後に帰ってくる。
学校が違うのでバスも別。(ガッコが違うワケはこちらで復習できます。)
ジョーイは障害児なので家の前までバスが来てくれるが、ジャックは袋小路の外でバスを降り、約200メートルの距離を歩いて帰ってくる。
一旦家に入ったジョーイ、ちょっと目を離したスキに脱出を計る。
この時点で外は零下10度。 オイオイ、ちゃんとブーツ履いてコート着て手袋して行け~!
と慌ててジョーイに完全防寒させて送り出す。
数分後窓から様子を見ると、ジャックと一緒に雪山で遊んでいる。
ワタシの家は袋小路の奥にある。
除雪車が袋小路を除雪する際、袋小路の真ん中に雪を集めるのだ。
コドモ的には、これを登らずに横を通ってまっすぐ家に帰るという思考はありえないらしい。
ジャックなんて、かばん(ナップサック)しょったまま!
シリまでずり落ちてますが。
検証写真→
「寒いからもう入りなさい」
と言うと二人とも帰ってきた。
「ジャック、お弁当箱出して~」
と言うと、
「あ! 雪山の頂上にかばん置いてきちゃった。」
・・・・・。
大きなギア(荷物)をしょって厳しい雪山に挑む登山家がついに登頂し、山頂の澄み切った空気を吸いながら、すがすがい笑顔でギアを背から降ろす姿が脳裏に浮かぶ。
そしてその登山家はギアを置いたまま下山。
「アホかおまいは!」
といいたいところだが、ワタシがジャックだったら間違いなく同じミスをしているので怒れない。
大体ジャックの抜けっぷりは、ワタシの子供の頃にそっくりなのだ。
というわけで、妙なところで血のつながりを実感する、寒い寒い冬の日でした。
↓DNAは正直だってことで、一票。
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ピタゴラスイッチ鑑賞会
- 2008/12/11(木) 20:05:24
昨日の記事からの続きです。
先生は、自閉症児6人を椅子に座らせ、ピタゴラスイッチのDVDを見せたそうで、その反応を連絡帳にこう書いてきた。
「DVDは大ヒットでした。みんな食い入るように見ていました。6人が6人とも、こんなに真剣に何かを見たのは初めてです。特に、サムは久しぶりに”Belly Laugh”(腹笑い)をしてくれました。」
なんじゃそりゃ。
電話してセンセに聞いてみると、ジョーイのクラスメートのサムは、笑いが頂点に達するとこういう笑い方をするらしい。
サムの ”Belly Laugh” (腹笑い)
そんで、笑い極まったところで椅子から転げ落ちるんだとか。
笑いは伝染するので、生徒も先生もアシスタントさんたちもみーんな爆笑の渦に巻き込まれていったそうだ。中には涙を流して笑いすぎて腹痛を訴える人もいたそうな。
それを聞いて私はこう思った。
み・・・ 見たかった・・・っ!
その余韻だけでゴハン3杯かる~くいけるところだったのに。
同感の代わりにポチッとな。
恐るべし、ピタゴラスイッチ・・・!
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ジョーイ、ウソをつく?
- 2008/12/10(水) 20:39:23
学校から帰ってきたジョーイのかばんの中から、こんなプリントが出てきた。
惜しいっ!
でも、これが文字だとも知らず、「形」として覚えているんですよ。
ジョーイにとっては、「書いた」のではなく「描いた」のだ。
そしてその横には先生からのこんなメモが。
「ジョーイはリタ(アシスタント)に、これは自分の名前を日本語で書いたものだと言いました。本当?」
うそやー!
でも、ジョーイが故意にウソをついたわけではない。
ジョーイには「ウソ」という概念がないのだ。
第一、ジョーイはそんな長い文章喋れないし、自発的にリタに見せて言ったとは思えないから、リタが
「これ、ジョーイの名前を日本語で書いたの?」
と聞いたのに対し、無責任に
「イエス」と答えたのに違いない。
(ジョーイは、質問の意味が分からなかったり、答えに迷ったときなどは、とりあえずイエスと答えるので困る。)
翌日ワタシは「これはジョーイの名前ではなく、ジョーイの好きな日本のテレビ番組(?)のロゴです。」という手紙と一緒に、日本から買ってきたピタゴラスイッチのDVDを学校に送った。
「自閉症の子はこういうの好きだと思います。自由時間にクラスの子にこれを見せてあげてはどうですか?」
(ジョーイのクラスは全員中度~重度自閉症)
で、その日の自由時間に早速これを見せたらしい。
コドモたちの反応やいかに?
つ・づ・く
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ウィスコンシン・オープン
- 2008/12/09(火) 20:46:43
バドミントンのトーナメントに参加するため、金曜日の午後から日曜日の夜までウィスコンシンに「遠征」していたダンナ。
日曜日の夜9時ごろ帰ってきて、バッグから取り出したものは・・・!
「浜ちゃんで~す」 「松っちゃんで~す」
ええええ古いですとも。
おおおっ!勝ったの?
「男子ダブルスとミックスダブルスで優勝した」
え?個人戦は?
「ダブルスしか出てないよ」
聞いてないです。 (←ダンナのバドミントンに対する妻の関心はこの程度。)
最近やはりトシには勝てず、スタミナが落ちてきたのでダブルスに絞ったんだそうだ。
それでも参加した二つのトーナメントを制覇!すごいね。すごいよ。
2年前にミネソタ・オープンで獲った2つのトロフィーとあわせて。
右側の大きいのが個人戦のトロフィーです。あとは全部ダブルスの。
ダブルスはトロフィー二つ用意しないといけないから小さいんだろうか。
ちなみに、去年のシカゴ・オープンは、でっかいトロフィーに勝者の名前を書いたリボンをつけて写真撮影しただけ。トロフィーはもらえなかったんだって。
「おお~!すごいね、おめでとう!」
と一応ダンナを讃えた後は、トロフィーで遊びだす怪人。
「グッジョブ、グッジョブ」
「ばしっ!」 「いてえっ!
」
「おしりタッチ」 「お、おまえ、もしかして・・・
」
「しゅびどぅば~」 「ぱぱぱや~
」
(↑これ、なんかちがうなあ。ツボなキャプション募集中。)
ダンナは、一人トロフィーで遊んでウケているワタシを冷たい目で見ていた。
いいじゃん!
週末コドモにつきっきりで、アタマのネジが吹っ飛んじゃったのよ!
吹っ飛んだネジはいずこへ。クリックねがいます。
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晩御飯は簡単に
- 2008/12/08(月) 20:40:26
今日は日曜日。
雪が断続的に降ってます。
しかも寒くて、気温マイナス16C。ウィンドチル(風が吹いたときの体感温度)はもっと下がります。
今日もドライブウェーに雪が積もってましたが、もう除雪せずそのまま出てきました。
マジ耳が落ちちゃう。
マンネリですが、コドモ博物館へ行ってまいりました。
現地集合で行ったのはN子さん。4歳と1歳の女の子のお母さんです。
一緒にいると自分が恥ずかしくなるような、上品なお母さん。
怪人がガハハと言えばN子さんはオホホ。
ワタシ下品やからなあ。
子供らをあそばせながら世間話など。
「晩御飯とかマメにつくってる?」というワタシの質問に、
「うん・・・まあ、簡単なものをね。」
「簡単なものって?」
「う~ん・・・トマト切ったりとか・・・」
トマト!?
それって料理とちがいますやん。
スパゲッティとかカレーとかいう回答を予想していたアタマにガツンと一発いただきました。
とってもお上品なお母様、こういうボケをかましてくれるのでスキ
この落差にもだえるわ。(←アブねー)
ちなみに、午後1時ごろダンナから電話があり、
「今から出るから、5時ごろにはそっち着くよ」
おお!夜だって言ってたけど、早いじゃん!
早く帰って家片付けなきゃ!
・・・で、3時ごろ帰ってきて、一応容赦してもらえるくらいに家の中を片しました。
ですが・・・
5時ごろ電話があり、「雪がガンガン降ってるので、ゆっくり走ってる。ちなみにまだウィスコンシン」なんだそうだ。そりゃ、危ないのに急いで帰ってくるより、安全運転でのろのろ走ってくれたほうがいいけど。
「晩御飯、いらないの?」
「いや、帰ってから食べる。簡単なものでいいよ。」
「うん・・・じゃ、簡単なものね。」
トマトのくし切りとか?
結局ダンナ、夜9時過ぎに帰って来ました。
トーナメントの結果はどうだったか?それは明日。
↓あ、サクサクっと押してってね。
カウンター10万間近です。キリ番をゲットして商品獲得しよー!
(詳細はこちらの記事でドゾ。)
自閉症の人のための映画
- 2008/12/07(日) 20:47:16
昨日、ダンナがウィスコンシン州に行ってしまった。
今日は土曜日。
朝起きると昨夜降った雪が5センチほど積もっている。
通常除雪はダンナの役目なんだが、いないものはしかたない。
朝早く来た市の除雪車が、ドライブウエー(ガレージに続く舗装された私有小道)の端に膝丈ほどの雪の塊を寄せていったので、これを除けないことには車が出せない。
力仕事のときと、ビンの蓋が開かないときと、クモが出たときは、ダンナが恋しいなあ~ (←ヒドイ)
なんていいながら、シャベルで雪かき。
サラサラの粉雪です。風が吹くとぶわあああ~っと舞い上がります。
ちなみにこの時点で気温はマイナス12C。風が吹くと、頬や顎がいてええええ
自分の車が出せるだけの幅を確保。
コートの中は肉まんのごとくアツアツのホカホカでしたが、顔の感覚はなくなっておりました。
さて、車を出して向かった先は、我が家からは車で40分ほどのRosedale MallにあるAMCシアター。
ここでは、AuSM(Autism Society of Minnesota=ミネソタ自閉症協会)が主催する、"Sensory Friendly Film"(知覚に優しい映画)の上映会が月1回行われるのである。
暗がりでパニックになる、音響に過剰な反応をするなどの自閉症児にとっては、普通の映画館は恐怖の館だ。また、いきなり雄叫びを上げたりジャンプしたり、立ち上がってうろうろしたりなどという特徴のある自閉症児は、他の人の迷惑になるので保護者が遠慮して映画館へ連れて行けない。
そういう自閉症の人たちとその家族に、心置きなく映画を見てもらおうというのがこの上映会。

会場を真っ暗にせず、低めの音量で上映し、オヤツの持込も可。(普通は外の飲食物は持ち込めません。)そして、叫んでも奇声を発しても立ち上がってうろうろしても、皆同じ穴のムジナだからだれも気にしない!!しかも、オトナもコドモも一人5ドルという良心的なお値段がウレシイ。
この上映会は数ヶ月前から始まっていたらしいが、私たちは今日初めて行ってきました。

「ポップコーンがあるだけで、ボクラは満足♪」
開演の時点でもう食べ終えてたっつーのはどーよ。

今回は Bolt という映画。
予告編↓
人気テレビ番組のスーパードッグ、ボルト。目からレーザー光線が出たり、吠えるだけで爆風を引き起こしたりというスーパーパワーを駆使して飼い主を守ります。ところが、ドラマの中で誘拐された飼い主が実際に誘拐されたのだと思い込み、ボルトは助け出そうと撮影所から飛び出すというあらすじです。ただ、ボルトは自分が本当にスーパードッグだと思っているので、行く先々でトラブルを引き起こす・・・ってな話。
以下、ナイトビューで撮ったので画質わるいですが・・・

半分くらいのコドモが画面を見てません。


↑ジャンプしたりうろうろしたり、劇場内を走り回ったり。↓

↓映画より、壁のラインが気になってしかたないお子ちゃま。

↓椅子に座りたくなければ、床に寝転がって見てもヨシ。

これが普通の映画館だったらありえないだろうが、ここは皆自閉症のことを知っている人たちばかり。みんな子供の粗相を見る目がヤサシイ。

さて肝心の映画なんですが。
ジョーイは映画を見ていたかといえばそうでもない様子。でもじっと座って視線を泳がせておりました。
ジャックはポップコーンを食べ終わったら、席を立ってうろうろするわ、貧乏ゆすりをするわ、なんかヘンな唸り声を上げるわ、
あんたが自閉症なんかい!

と腹が立つくらいじっとしていませんでした。
ワタシはというと、音量が低すぎて聞こえない台詞があったり、館内が明るすぎて、ついぴょんぴょん跳ねている人やうろうろしている人に視線が行ってしまったりで、イマイチ話に集中できませんでした。でも、ワタシのためじゃないからね、この上映会。ジョーイが「楽しかった」と言っていたのでヨシ。ジョーイは時々独り言を叫ぶくらいで、あとはおとなしかったから、どっちかというとジャックにぴったりの上映会だったかも。
ただ、チビどもがこの環境に慣れすぎて、映画館でこういう行動をしてもいいと勘違いすると困るなあ。

来月も行くかどうかは検討します。
家事を思いっきり怠けているのにいつもより疲れているのはナゼだ。
↓ ↓ オマエらや。 ↓ ↓

「え?ナニ?何のこと?」

ダンナ、明日夜帰宅予定!
家事怠けられるのもあと半日!
頑張って怠けてます!
↓皆様のおかげです。


カウンター10万間近です。キリ番をゲットして商品獲得しよー!

(詳細はこちらの記事でドゾ。)
テーマ:
- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
ジャンル:
- 育児
母子家庭の週末
- 2008/12/06(土) 20:48:17
今日(12月5日金曜日)の昼、ダンナはバドミントン・トーナメントに参加するため、隣のウィスコンシン州の州都、マディソンに出かけた。ミネアポリスからは車で4時間弱。
実は、バドミントンはマレーシアではとてもメジャーなスポーツで、ダンナは高校時代ペナン州を代表して全国大会にまで出たほどの腕前なのだ。現在は「ツイン・シティー・バドミントンクラブ」なるものに在籍し、週2回汗を流している。さすがに40近くなった今ではその頃の「キレ」はないが、去年のシカゴ・オープンでは優勝したほどだから、まだまだ通用するらしい。
ちなみにワタシは、恋人時代に「手取り足取りうふふあはは」で教えてもらおうと思ったら、すごい本気を出され、けなされ、走らされ、危うくケンカ別れするところだったので、「バドミントンはもう二度と(ダンナとは)しない!
」とココロに決めた。
オトメ心の解らんヤツ!
それは置いといて、この土日に開催されるウィスコンシン・オープンへ、クラブのメンバーと一緒に出かけたダンナ。日曜の夜まで帰ってこない。
ああ~、これで今週末は母子家庭か。
ダンナがいない間、掃除なまけたろ。
ナニを隠そう、ダンナは「片付け魔」なのである。
ダンナは、モノが片付かないのが異常にキライなのだ。特に、仕事などでストレス絶頂の時に散らかりが目に付くと、機嫌が直下降して険悪なムードになる。
そんなわけで、ワタシはいつもダンナが会社から帰ってくる時間帯になると慌ててオモチャを拾い、ホテルのようにベッドメーキングをし、シンクに溜まる皿を片付け、靴をきっちり並べるのである。
そういえば、ジョーイが生後6ヶ月だったとき、アジア(日本・台湾・シンガポール)に長期出張したダンナ。3週間の予定が都合で4週間になり、やっと帰ってきたと思ったら、第一声が
「ナニこの散らかりようは」
なんだとお?
赤ちゃんと1ヶ月片時も離れず暮らしてみい!
そんでモデルホームみたいに維持しろってか!
1ヶ月もホテルに住んでたアンタに解るか~い!!!
・・・でケンカになった。
そういう人なのだ。
でも今週末はダンナいないも~ん。
(それはそれで大変でもあるのだが。)
コドモとゆっくり家を散らかし、ゴミに埋もれて過ごすとするか。
はっ!外が・・・雪。
明日の雪かき、ワタシっすか?
↓また肩を痛めないようにねってな怪人への応援はコチラ。
ジャックの自画像
- 2008/12/05(金) 20:29:53
ジャックがガッコからこんなものを持って帰ってきた。
「 自 画 像 」
おおっ・・・
エエやん!
母のひいき目かもしれませんが、これは会心の出来ですよ。
いつも「10本アニメ」みたいな人間しか描かなかったのに。
↓こんな。
それに比べて、おお!
髪もある!
胴体もある!
耳もある!
手も、足も!
進歩というか、進化だー!
おもいっきし二頭身だけどね。
HAPPYなジャックの自画像に一票。
カウンター10万間近です。キリ番をゲットして商品獲得しよー!
(詳細はこちらの記事でドゾ。)
キリ番間近!
- 2008/12/04(木) 20:19:49
今年(2008)年の1月に、読者様約2名(親友にばんめ。と母親)でつましく始まった怪人ブログ。
「3ヶ月続いたら自分を褒めたろ」と思っていました。
それが、気がついたらもう1年近くも!
怠け者の怪人ブログがこんなに続いたのはひとえに皆様のおかげです。
毎日500名を超える皆様にごらんいただき、コメントもいただき、応援のポチもしていただき、ブログ村「自閉症児育児ランキング」では1位にさせていただき、自閉症のことを書けば「よく解りました!」とゆーて下さり、愚痴を吐けば「頑張って~!」と力づけてくださり・・・。
あ~もったいないもったいない。
もったいないオバケが出ますだー!
気がついたらいつの間にやらカウンターが9万超えてますやん!
そんなわけで、キリ番ゲットした方へ、感謝感謝のプレゼント!用意してございます。
100000番
ドンピシャゲットしたで賞
コレひとつで大爆笑!スパークリソ、キズがつきドくいスポンジ。
(クリックで拡大)
過去の記事「キズがつきドくい!?」でおさらいできます。
100001番
ニアミスで残念だったで賞
「細菌の助長を防止する」バスボール。
(クリックで拡大)
「エセ日本製品」で復習できます。
99999番
フライングでククククク♪で賞
メラミソ樹脂のひそ皿箸。
(クリックで拡大) ←しつこいて?
「エセ日本製品」で復習できます。
中国のメラミン製品が問題になってますが、これは台湾製なので大丈夫なんではないかと。
ま、お箸は使わなくても、包装のイカレ日本語だけで笑えます。
キリ番ゲットした方、鍵コメでも結構ですのでお知らせください。
できればデジカメでカウンターの写真を撮って送ってください。
健闘を祈る!
クリックも祈る!
宝探しゲーム・ジョーイ編
- 2008/12/03(水) 20:38:41
昨日の続きなんですが。
ジョーイにも宝探しの楽しさを味わって欲しいいぃぃっ!
と思いまして。
しかし、ジョーイにはジャックと同じルールは分からないだろう。
ヒントカードを5枚も集めるなんて、ムリ。
そこで、ヒントカードなどというディテールは省いて、こういう地図を渡す。
"Yellow Car Here"(ここに黄色い車)
め・・・ めっちゃ解りやすううう!
これでピアノの上に置いた黄色い車に気づくわね♪
と思ったら、やっぱりこれだけでも解らなかったらしい。
まず、これが1階の見取り図だとわかっていない。
この見取り図を手に持ったまま、きょとん。
「黄色い車、どこかな~?」と言ってもきょとん。
「ほら、ここがキッチンでしょ?で、ここがオフィスでしょ?で・・・」
この時点でジョーイは見取り図を放り出して逃げる。
「ジョーイ、黄色い車!欲しくないの?」
「欲しい」
「探してみようよ!どこって書いてある?」
「・・・」
また見取り図を放り出して別のことをし始める。
こんなにはっきり赤い文字で書いてあるのが見えていないワケではない。
ジョーイにしてみれば、「ここに黄色い車」とかいてあるな、というだけで、「ふーん、だからナニ?」ってカンジなんだろう。
取りに行けとも書いていないし。
ま、それ以前にこれが見取り図だって解ってないから、しょうがないのか。
「ほら、ここ、ピアノって書いてあるよね。」
「・・・」
「うちのピアノはどこかな?」
「・・・」
す・・・すっげえ反応の悪さ。
回りくどい言い方はやはり通じないらしい。
自閉症児は言葉のウラを読むのが苦手だ。
何でも言葉どおりにとるのも困るが、ニュアンスとか意向が伝わらないのも困る。
ワタシはため息をついて言った。
「ピアノの上に黄色い車があるからとっておいで」
すると、さっさと行ってさっさと取ってきた。
そしてちらりとこちらを見たジョーイのその目がこう語っていた。
「最初からそう言えや。」
がっくり・・・
でも落ち込んじゃいないさ!
また日を改めて挑戦するさ!
何度かやれば理解するさ!
シンプルなルールが解ったら、段々フクザツにしていくさ!
そうやって怪人も一緒に成長するさ!
↓健気な(自分でゆーなって?)怪人に一票。
なんかどっと疲れたから寝るさ!
テーマ:
- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
ジャンル:
- 育児