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ダンナ大興奮!スター・ウォーズ展示会
- 2008/07/31(木) 19:44:27
6月15日からミネソタ科学博物館(Minnesota Science Museum)で行われているスターウォーズの展示会。
大のスターウォーズおたくのダンナ、同じくオタクの同僚、ブランドンと一緒に行ってきました。
ダンナが行ったこの日は、実はオープニングの6月15日。父の日のプレゼントとして「どーしてもコドモ抜きで行きたい!」というので、優しいワタシ(ブッ
)は家でチビどもとお留守番してましたが、ダンナが撮ってきた写真を元にレポートします。
え?話が古いって?
この翌日から日本に帰省してたので、すっかり忘れていたの、このネタ。
賞味期限をブッちぎって、カビの生えたネタですので、ご注意の上ご賞味ください。
お腹こわしても責任負いませんのであしからず。
蝋人形の館よろしく飾られる、登場人物(??)の等身大オブジェ。
怪人のスキなヨーダ。デス・スターを見つめるその目がプリチーいいいいいっ
お隣はマスター・メース・ウィンドゥ。サミュエル・L・ジャクソンがやってましたね。
ヨーダ、背丈メースの半分。
"To stand next to Mace・・・ I don't like."
(立ちたくないのう、こやつの横には。)
ヨーダは文章を半分に切って、ひっくり返して言うのがスキなのよね。
こりは・・・サンド・ピープルかな?
怪人つきあいでスター・ウォーズは観たけど、ファンとはいえないのでちょっとあやふや。
大好きなR2-D2とC-3POとの3ショットでダンナ嬉しそう。
嗚呼日本であの醤油挿しを買って帰らなかったのが、今更ながら悔やまれる・・・。
(ここクリックで悔しさ倍増!)
実際に撮影に使われた、ミニチュアの宇宙船などが展示されている。
さすが、細部にまで凝ってるね!(クリックで拡大してびっくらこいて下さい)
アップで本物に見せなきゃいけないんだから、当たり前か。
ダンナが横に立つと、モデルの大きさが分かりますね。
オタクのダンナは、撮るものも一味違う。
ダースベーダーのマスクの裏側~!!
「ほら、ここ!ここにうちの会社で作ってるディスクの部品が使われてるんだ!」
ダンナの会社、そんなところに納品してたのか?
それよりも、ここにあのダースベーダーのカオが密着していたのかと思うと・・・
しゅ~・ごぉぉ~・しゅ~・ごぉぉ~
聞こえてきそうだ。
ほらほら!ブランドン!
ダースベーダーが見てるよ!見下ろしてるよ!
首筋に息吹きかけてんじゃない?
"しゅ~・ごぉぉ~ I am your father・・・ しゅ~・ごぉぉ~"
多分初日だったからだと思うけど、こういうコスプレ従業員さんたちが居たそうな。
子供たちもいっぱい来ていたそうだ。
1作目から20年経っても、世代を超えた人気!すごいな。
コスプレさんたちは写真撮影に笑顔で応じてくれたそうだ。
(マスクをかぶってる人たちは、わかんないけど。笑顔。多分。)
これって、バウンティー・ハンターだっけ?
ああもう良く分からない!
左から、ダンナ、ジェダイ、ストーム・トゥルーパー、ブランドン。
(これって、どのジェダイだっけ?オービーワンか?アナキンか?)
いちお、全作観たんだけど・・・誰が何で何作目に出てたかとか、良く分からない・・・
怪人、スターウォーズのレポーターとしては役不足で申し訳ありまっしぇん。
このスター・ウォーズ展示会、8月24日までだそうです。
ミネソタにお住まいのスターウォーズファンの方は、急いでレッツゴー!
超バカ・・・じゃない、チュバカになったダンナ。
チュバカの叫び声・・・文字では表せないから、代わりに掃除機にやってもらいまひょ。
あ、退かないで・・・
退く前にクリックしてって・・・
カウンター3万間近だ!
キリ番3万ゲットした方、裏コメでもいいのでお知らせください。
別に・・・何も出ませんけど。
嗚呼勘違い人生(3)
- 2008/07/30(水) 19:41:06
あれ??このシリーズ、まだ続いてたんだ??
ちなみに嗚呼勘違い人生の(1)(2)はこちら。
告白します・・・。
ワタシ・・・ワタシ・・・大学のときまで、
全てのコーヒーは水に溶ける
んだと思ってました。
育った実家がインスタントコーヒーのみの家だったので。
だばだ~だ~ば~だばだ~だばだ~(このCMってまだやっとるけ?)
↑嗚呼超ウルトラ履き違えオンナ・・・。
大学時代、同じ寮にすんでいたSちゃんが、海外旅行のお土産にコーヒーを買ってきてくれた。
「わあ~、ありがとう、今淹れるから一緒に飲も~」と言って、Sちゃんの目の前で、カップに入れて熱湯を注ぎ、スプーンでぐるぐるぐるぐる・・・・・
怪 人 「あれ~?何で溶けへんのやろう・・・」
Sちゃん「あの・・・それ・・・インスタントじゃないんだけど・・・」
そこで初めて(自分的に)明らかになった衝撃の事実。
「ええええっ!?コーヒーって全部インスタントなんじゃなかったの~~~!?」
アホですわ、ほんま・・・。
Sちゃんもさ~、お湯を注いだ時点で何か言ってよ~。
そういえば、思い出す・・・。県外の大学を卒業して地元に戻ってきた兄が、荷物からコーヒーメーカーを取り出し台所で淹れ始めたあの日。とたんにどこからともなく家族全員がわらわらとあつまり、兄を囲んでコーヒーメーカーを凝視。
兄 「な、な、なんやなんや、なんやねん!?!?」
レギュラーコーヒーを淹れる実演!が一大イベントだった嗚呼怪人家。
教訓!家庭の常識は社会の常識にあらず。コドモが程よく育ったら荒波に放り出せ。
(言い換えると、家庭で教え切れなかったことは、ハジをかかせて自分で学ばせろってか。)
また、我が家では、アサリやエビやカニの殻入れに使うお椀を、親が冗談で「骨壷」と呼んでいた。いたいけなコドモだった怪人は勿論それが正式名称だと思いこんで育ち、大学の新入生歓迎会かなんかで行った居酒屋で・・・
「すいませ~ん、骨壷くださ~い!」
店内は凍りつき、その場にいた全員がドン退き。鍋がぐつぐつ煮える音だけがコダマした・・・。
ぐつぐつぐつぐつぐつ・・・ぐつ・・・・・・思い出しても冷や汗が出ます。
教訓!子供を育てるときは、冗談もホドホドにしとかないと、後でコドモがエライ目にあうゾ。
(ワタシもあんまり活用してないな、この教訓・・・。)
絶賛子育て中のアナタはご注意くださいませ。どっちかひとつクリックして下さると、自閉症育児に7ポイント、海外育児に3ポイント入ります。
ポイントが入るとランキングが上がります。怪人の自己満足に貢献しておくんなさいまし。
紫陽花
- 2008/07/29(火) 20:39:08
イキナリですが、また帰省中の話です。
etegaminikkiさんのブログに紫陽花の記事がありまして(コチラ)、
「そういえば、日本に帰ったとき紫陽花見にいったよな~」
キレイな紫陽花を写真に撮ったのにまだ載せてなかったわ。
県内の有名な国立公園に約2万本の紫陽花が咲いていると聞き、父と母とチビどもと、お弁当を持って一緒に出かけました。
クリックで大きくなります。
え?もう紅葉?
このコントラストがたまらない。
子供たちは、花より団子で、園内に点在する遊具に夢中。
ここでもアリ地獄・・・でも下はトランポリンみたいな。
運命共同体。
(とゆーか、ジャックがジョーイを巻き込んでムリヤリ一緒に滑ってるだけなんだけど。)
滑り台大好き!のジョーイがはまった、超ロングな滑り台は・・・
終わりが見えない!
滑った後戻ってくるのも一苦労なんだけど、ジョーイは何度も嬉しそうに滑ってました。
お弁当はおいしかったし、紫陽花はきれいだったし、チビどもも楽しんだし、自然が多くてとってもいい公園でした。
でもね、この公園を思い出すとき、ワタシの脳裏に一番によみがえるのは、紫陽花でも滑り台でもないんだな、これが。
疲れたといってしゃがみこむジャックをおんぶするワタシに、「ボクも~」とおんぶをせがむジョーイ、「おばあちゃんがおんぶしてあげようか」と言う母に、意外にも素直に負ぶさる。
ジャックと違って誰にでも愛想を振りまかない、信用しない相手には近寄りもしないジョーイ。ワタシとダンナと少数のセラピストさん以外にはおんぶを許した(??)ことのないジョーイが、おばあちゃんに負ぶさっているのが、何だかジーンときたのでした。
普段意思の疎通もままならない孫を背中にしょって、母もなんだか嬉しそうでした。
ホロリときたところで、応援クリックお願いプリーズ。「続きを読む」でetegaminikkiさんからの暑中お見舞いをご覧下さい!
Valleyfair!レポート(2)
- 2008/07/28(月) 19:07:24
昨日のValleyfair!レポートの続きです。
入り口の近くにThe Waveというライドがあるんです。
こういうボートに乗って・・・
こうやって急降下して・・・
ばっしゃーん!
橋の上で水しぶきを待つ人たち。
ざっぱ~ん!
お望みどおり、ずぶ濡れよ~。
アメリカ人、こういうのスキやなあ~。
なんて思いながら水のかからないところでこの光景を見ていたら、ジャックが
「ボクも濡れたい~」
そういえば、コイツもアメリカ人なんだった。
(米国と日本の二重国籍です。)
「さっきプールで充分濡れたでしょ。もう乾いてるタオルも着替えもないからダメよ」
そんな会話をしているのを横目に、ジョーイはすぐ側のメリーゴーラウンドに乗りたいという。今まで何故かメリーゴーラウンドに恐怖心を抱いていて、脅してもすかしても乗ってくれなかったのが、自分から興味を示したのでびっくり。ダンナがすぐに連れて行った。
私もこれは写真に収めねば!と、急いでシャッターを押しに行きました。
まだなんか表情が硬いな・・・。
この間、ほんの30秒。
振り返ると、ジャックがいない!
しまった!ジャックから目を離したら・・・離したら・・・
「やっちゃった~」
や ら れ た 。
見て、この悪ガキ~な笑顔。
いつもなら「ダメって言ったでしょ!」と怒るところだが、ジョーイの初メリーゴーラウンドが嬉しいので、よきにはからうことにした。
「もっかい行く」
「もう勝手にして」シッシッ
ジャックが行ったのは、橋の上ではなく、小さな波が飛び散る柵のこちら側。
ジョーイは少し離れたところから見守っています。
見よ、このワクワクした顔。
見よ、このいやそうな顔。
ざっぱ~ん!
サイッコー・・・
この後、濡れジャックを車に乗せて、風邪をひかれたら困るので車中冷房を入れられず、汗だくで帰宅した怪人たちへのねぎらいのクリックはこちら。
Valleyfair!レポート(1)
- 2008/07/27(日) 19:17:28
ダンナの会社主催のピクニックで、先日Valleyfair!という遊園地に行ってきた。
何故だか名前の末尾に感嘆符(!)がついている。
「どこ行ってきたの?」
と聞かれたら、
「Valleyfair.」じゃなく、
「Valleyfair!」 と叫べってこと?
この感嘆符を見るたびに、企画者の「これで市民の心はガッチリ掴んだぜ!」という意気込みと、来園者の「どーでもええそんなこと」という無関心さとの落差が感じられて、わびさびしいのは怪人だけ?
え?
「どーでもええそんなこと」って?
こりゃ失礼。
ほなさくさくっとレポートに入りまひょ。
Valleyfair!はミネソタ随一最大の屋外遊園地で、当たり前だが夏の間のみ開園する。絶叫マシンありーの、子供向け遊具ありーの、IMAXシアターありーの、スイミングエリアありーの、充実している。
上の写真はValleyfair!のHPから抜粋しました。
ただ、うちのチビどもは絶叫マシンなんて乗れないし、私も心臓がか弱いので(←ぎゃははは)そういうのはパス。子供向け遊具にしても、バランス感覚が悪いジョーイが乗れなかったり、ジャックの身長が足らなくて乗れなかったりするので、私たち家族はスイミングエリアへ直行する。
朝イチで行ったから、あまり混んでなくてグー。
流れるプールで浮き輪でぷかぷか・・・していたジョーイを「遅い!」とどつくジャック。
ジョーイは不必要に笑わないので、こういう笑顔を見るとママ幸せ。
ジャックは必要以上に笑うけど。
「あ、カメラがこっち向いてる!に~~~」
上級者用の(?)くねくね怖い滑り台なんかもあるんですが、勿論パス。
「浅い子供用プールで充分。」
プールで1時間半ほどすごして、着替えてランチを食べに行きました。
その後、お約束のアンティーク・オート。
「お客さん、どちらまで?」
ジョーイは障害児なので特別パスが貰えます。長い列に並ばず、比較的短い待ち時間で乗れます。係りの人に頼んで、こだわりの黄色い車に乗せてもらいました。
長くなっちゃったので、その後起こった「こりゃあああっ、ジャック!!」な出来事は、明日に続く・・・かもしれない。
「押してって!」じゃなくて・・・
「押してって!」
ジャックに注意
- 2008/07/26(土) 13:14:09
「自閉症児はくそガキ」暴言の行方
- 2008/07/25(金) 20:08:16
アメリカに、マイケル・サベッジ(Michael Savage)というラジオ番組パーソナリティーがいる。こんなカオ。
カリフォルニア州立大学バークレー校で医療に関する博士号を取得したというのでおツムは悪くないらしい。人種差別、同性愛者差別で知られ、一部では「ネオナチ」と言われるくらいの極端な保守派。Savage Nationという全国放送のラジオ番組を持ち、時事問題を痛烈に斬る。その毒舌で一部のファンから熱烈な支持を得ている。
このパーソナリティーが、先週水曜日(7月16日)、ラジオでこんな発言をした。
"Now, the illness du jour is autism. You know what autism is? I'll tell you what autism is. In 99 percent of the cases, it's a brat who hasn't been told to cut the act out. That's what autism is."
「『今日の病気』は自閉症だ。自閉症が何だか知っているか。教えてやろう。99パーセントは『いいかげんにしろ』といわれたことのないくそガキどもだ。それが自閉症というものだ。」
(こちらのサイトでサベージの自閉症に対するコメントの一部始終を聴読できます。英語ですが・・・。)
この「今日の病気(The illness du jour)」という表現も、よくレストランで見かけるSoup du Jour(本日のスープ、日替わりスープ)に引っ掛けて冗談にしてある。
このほかにも、自閉症の爆発的増加なんてでっちあげだ、政府からカネを巻き上げようという親達の詐欺だ、学校さえも、特別支援学級に対する補助金を貰おうとして、自閉症という偽の診断をばら撒いているのだ、などという発言をしたらしい。
コレに対し、自閉症児をもつ親達は
超 特 大 激 怒 。 ま、あたりまえやな・・・。
大勢がラジオ局の前でデモを行ったり、「マイケル・サベッジをクビにしろ」という署名を集めたりしている。私の自閉症関連ネットワークでも「サベッジと彼のラジオ局に抗議の手紙を書こう」というメールが廻ってきた。私の友人ボニーは、サベッジに対し、痛烈な反撃メールを書いた。(英語の分かる方はボニーの反撃メールをこちらで読んでください。結構笑えます。)
サベッジの発言が「言論の自由」なら、デモ隊やボニーの手紙も「表現の自由」。ああアメリカだな~・・・って浸ってる場合ではないが。
サベッジは以前、MSNBCという全米テレビネットワークで自分の番組を持っていたが、番組中に同性愛者に対し「エイズにかかって死ね!」と暴言を吐いてクビになっている。
「いいかげんにしろ!」といわれたのに学ばなかったくそガキはアンタでは?
今までその痛烈な批判と毒舌で、一部の視聴者から圧倒的な支持を得ていたマイケル・サベッジ、またクビになるかと思えば、この発言で注目を集めたことで視聴率(?聴率?)が上がったりしてるとか。言うほうも言うほうなら、聴くほうも聴くほうだね。
この件に関しての私の個人的な見解は・・・
言いたいヤツには言わせとけ。
これが大統領の発言だったりとかしたら、そりゃあ大問題だし私も怒るが、たかがカルト的なラジオパーソナリティーの無知丸出しのアホ発言じゃないか。
それよりも、私としては、この発言で「自閉症の急増」という世界的な問題に、新たな注目が集まることになったのを歓迎する。全米ネットのニュース番組でもこの発言が取り上げられ、ここミネソタの地元ニュースでも『自閉症とは?』という特集が組まれた。サベージの心無い暴言が、結果として社会の自閉症に対する理解を深めるきっかけになるといいと思う。
一方で、私自身はそれほどサベッジを嫌いではない(勿論スキでもない)。ただ、クビになって然りだとは思っている。言論の自由は両刃の剣。権利は行使するとき同じ重さの責任を伴う。公共の電波に自分の声を乗せて社会的弱者を攻撃したのだから、たとえこれで業界追放、おまんまの食い上げになっても仕方なかろう。
「出~て~け~!」
なんか~、お堅い記事になっちゃったな~。
いつもおちゃらけてるブログだから、たまにはいいか。
ま、そこんとこポチッとオネガイしますよ。
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- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
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- 育児
自閉症ウォーク壮行式
- 2008/07/24(木) 18:01:47
Autism Speaks という自閉症者のための非営利団体がある。
去年もこのAutismSpeaksが主催する自閉症ウォーク、Walk Now for Autismというイベントに参加した。自閉症児を持つ親達と一緒にTEAM HOPEを結成し、キャプテンとして募金活動を行った。(そのことに関しての記事はこちら。)
ミネソタでは今年も、Walk Now for Autism(自閉症ウォーク)が、9月20日、カンタベリー・パークというところで行われる。そのためのKick-offイベント(よーするに壮行式?)が行われたので参加してきた。
会場にはこんな垂幕。
障害者のためにT-シャツをデザインしてネットで売っている怪人。
(興味のあるかたは、こちら。)
Raffle(くじ引き)のために、T-シャツを何枚か寄付したので、デザインを何枚か展示してくれました。
ちゃっかり名刺も置いたりなんかしちゃって。
非営利団体のイベントでビジネスの宣伝?はちょっと気がひけるけど・・・
利益の一部はAutism Speaksに寄付してるから、よきにはからってもらおう。
去年の募金の使途内訳や、これからの企画などを聞いた後、メインの講演会。
ミネソタ州立大学で教授をしているTravis Thompson,PhD.(トラビス・トンプソン博士)。著書、Making Sense of Autismに続き、来年はじめにもう一冊新しい本を出すそうです。
トンプソン博士の報告によると、つい数ヶ月前、ボストンの某研究者グループが、自閉症児のDNAのなかで稼動していない4つの部分を発見したそうです。本来働いているはずのDNAが自閉症の人の場合は休火山のように働いていないと。これが自閉症を引き起こす原因なのか、あるいはひとつの要因なのか、それとももともと自閉症とは関係ないDNAなのか、詳しいことはまだこれからの更なる研究が必要になるそうですが、私たち自閉症児の親にとっては・・・
「すっげえ!」
まだ直接役に立つような結果は出ていないのに、会場から拍手が湧き起こりました。
自分達が集めた寄付金が、こういうリサーチに使われ、こういう成果をもたらしているのだ、という満足感。自閉症の人たちのために、世界を動かす(かもしれない)ほどの研究の一端を担ったという充実感。「もしかしたら、いつの日か自閉症を治す方法が見つかるのでは」という、会場にいる全員が共有する淡い期待に光が射す様な思い。そこから湧き起こった拍手です。
参加者一同、ボランティア活動への熱意を新たにして、約2時間の壮行式は終わりました。
帰る前に、Autism Speaksシカゴ支部のKristiさんと垂幕の前で撮影。
え?映倫?映倫処理はね・・・もう面倒くさくって。
(冒頭でリンクした過去の記事も映倫処理してないしね。アハハハハ)ボ、ボ、ボボボボン、ボン・ボボンボンボランティア~♪
(ゴメン・・・壊れた。)
自閉症ウォークまであと2ヶ月を切りました。
今年もTEAM HOPEのキャプテンとして募金活動に励む怪人に愛のポチををををうイエ~(だから壊れてるんだってば、今。)
私にも何か出来ることがあるなら・・・と思われる方、ありがとうございます。
もしもし本当に宜しければ、こちらのサイトから募金をお願いいたします。
右下に出るログインは無視して、左下のクレジットカード払いの"Continue"リンクをクリックしてください。
ドル払いになりますので、金額の入力にはくれぐれもご注意ください。
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チビどもと怒り眉
- 2008/07/23(水) 20:20:25
チビどもをつれて出かけた近所の公園。
ジャックが突然叫ぶ。
「マミー!怒り眉!怒り眉!」
なんのこっちゃと思ったら、メープルの種だ。
ジャックが言っている「怒り眉」とはこういうもの。
チビどもが好きなアニメに、Veggietales(ベジーテール)というシリーズものがある。
キリスト教の教えに基づいて、聖書から抜粋した話や童話などを子供向けにアレンジし、野菜のアニメキャラが出てきて面白おかしく語るというもの。子供に聞かれてはまずい言葉などもなく、何かしら必ず教訓・教育的な要素があるので、親も安心して見せられる。(ちなみに怪人キリスト教徒ではないが、ダンナはクリスチャン。)
その中に、Larryboy and the Angry Eyebrows(ラリーボーイと怒り眉)という話がある。ラリーボーイというスーパーキュウリの住む町に、コウモリの大群よろしく「怒り眉」が飛んできて、住人たち(っちゅーか、住野菜たち)のおでこにひっつく。すると、怒りが増大、爆発し、人間関係ならぬ野菜関係がうまくいかなくなり、町は大混乱する・・・。というあらすじ。
チビどもは「ワーイワーイ怒り眉~」と、眉毛にくっつけては「怒ったぞ~」といいながら、お互いを追い掛け回してキャーキャー言っている。
子供って何でもオモチャにできるんだな。すげえや。
ハイ、じゃ写真とるから、怒った顔してね。
ジョーイ、どうしても目が開けられない。
「この茎んとこが気になるの。」
ジャック、か、カワイイ・・・ 鼻血ブー。(←バカ親)
怒り眉というよりは、真ん中でつながったカモメ眉・・・。
ちなみに、"Larryboy and the Angry Eyebrows"の話のミソは、怒りは増大すると周りの人を傷つけることになり、その怒りがまた新たないざこざを起こす・・・というもの。「怒り眉」は誰にもとってもらうことができない。自分で怒りを鎮めることでのみ、取り去る事ができるのだ・・・ってなオチ。
ワタシが何かあってカッカきてると、ジャックに「マミー、おでこに怒り眉がついてるよ」と言われることがある。そういわれると、早くこの怒りを鎮めないと周りに悪影響がでるな・・・と心の中で座禅を組む。
例え、その怒りを招いたのがジャック張本人だとしても。
さあ、あなたも怒りを鎮め、拳を下ろしてその手でクリックだ!
ジャック・ストア開店のお知らせ
- 2008/07/22(火) 19:42:00
へえらっしぇいらっしぇい!
ジャック・ストア開店だよ!
ジャックがまた何か思いついたらしいでっせ。
「マミー!お店来て!ホラ!いいから来て!」
スゴイ呼び込みに負けて、覗いた店内(?)は、こんな。
もうちっとキレイに陳列しろよ・・・
とか何とか心の中で悪態をつきながら、ふくろうのぬいぐるみを持って、
ジャック特製レジへ。
レジ台と、バーコードのスキャナーもある。
芸が細かい!
「はい、1ドルです。」
おお、お得だね~。
「コチラのクレジットカードのどれかでドーゾ」
自分のクレジットカードでなくてもええんかい!?
しかも、カード番号たったの4桁!!??
と心の中で静かにツッコミながら、おとなしくカードをスライド。
"Please swipe your card."(カードをスライドしてください)だって・・・。
子供って、よく見てるんだな~。
「じゃ、そこ、サインして」
はいはい、とサインする真似。
じゃ、どうも!とふくろうを持ち去ろうとしたら、
「ちょっと待って!」
とふくろうを引ったくり、バーコードをスキャン(するまね)。
順番が違うやろ!!
さらに、
「1ドルです。そこのお札、チョーダイ。」
は??
たった今やった、クレジットカード選びーの、スライドしーの、サインしーのは何やったん???
混乱しつつ、言われたとおりに1ドル札を差し出す。子供って、よく見てるんだな~。 ←前言撤回。
ツメが甘い!
「気にしたら負けだっちゅーに。」
(ジャックの過去の気にしたら負け~な記事はこちら。)
「はい、ありがとうございました~。また来てね~」
もう来ん。
でも結局付き合いで、8回もジャック・ストアで買い物をする羽目になった怪人へのねぎらいはこちら。
母はつらいよ。
WALL-Eと環境問題
- 2008/07/21(月) 19:07:04
A Toy Story(トイストーリー)以来、夫婦で大のPIXARファン。
生まれたチビどもも巻き込んで、家族全員PIXARファン。
洗 脳 完 了 !・・・ってか。
前作「レミーのおいしいレストラン」に続く、Disney-PIXAR最新作、WALL-E(ウォーリー)。(日本版予告編はこちら!)
帰省中の6月27日にアメリカで公開になったんだけど、アメリカに戻ってきたら「Pixar最新作にして最高傑作!!」みたいに、絶賛されてる。
そんなわけで、行ってきましたWALL-Eへ。
映画の前に、映画館のロビーに鎮座ましますWALL-Eと記念撮影。
WALL-Eのアタマ切れてるやん、マミー!!
オーウ、ショリショリショリショリ~
(何のことか分からないあなたはコチラを見てね!)
勿論ディズニーでPIXARだから、子供も大人も思わず笑っちゃうような、コミカルな場面はふんだんにあったのだけれど、実は環境問題を根底に置いた、痛烈な風刺映画だと思うのよ、怪人は。「今のまま地球を汚し続けたら、こんなことになるでえ~」みたいなオドシが感じられて、怖かった。700年後の地球の惨状もさることながら、生き残った人間は・・・??
えええええ~!?コレ人間~??
日本ではまだ12月まで公開されないそうだから、あまり内容を暴露するのも忍びない。
だからストーリーに関しては詳しく言及しないことにします。
アナタが環境問題に関心があってもなくても、公開されたら、家族全員で観にいって欲しい。
ジャックは食い入るように見ていたけど、ジョーイは・・・
沈 没 。
映画始まって30分でリタイア。
映画が終わったら、ダディーのズボンの後がくっきり。
「こんばんは。矢沢栄吉です。」
なんだかヤクザなおっさんになっちゃったジョーイへのヨイショはこちら。
イルカに会いに行こう
- 2008/07/20(日) 18:17:03
ジョーイが「金曜日、イルカをあげる」(わかんない人は前回の記事をお読みください)というので、7月11日の金曜日、殺人的に暑くなるとも知らずに動物園に行ってきた。
ところが到着して早速イルカを観にいくと、丁度ショーの時間で不在だった。
「怒ってるの?」
ジャックや、それはサメだ。
イルカショーに潜入。
イルカ「決まった・・・」
イルカは可愛かったんだけど・・・
隣に座ったおっちゃんのワキガがすごくて、窒息寸前だったよ。
その後、この広大な動物園の中を走っているモノレールにのりたいとチビどもがせがむ。
怪人「いいよ・・・冷房効いてるなら。」
「マミー!トラがお風呂入ってるよ。」
トラも暑いと見える。
モノレールの窓から見えた「牧場へ行きたい」というので、馬車(っていうか、馬が引くデカイ荷台)に乗って、「牧場コーナー」へ。
荷台って高さがあまりなくって、目線に丁度馬のシリが。
牧場ではヤギや羊や牛を見た。
暑さでニオイが数倍強烈だった。
なんだか覚えているのはそれだけだ。
もともとイルカだけみて、せいぜい2時間くらいで帰るつもりだったのが、気がついたらもう4時間。
チビどもは汗だくで、フライパンの中のベーコンと化している。
怪人も、時差ぼけ4時おきの頭が熱気で煮え始めていて、かなりツライ。
そろそろ帰ろうよ。
・・・と馬車の乗り降り場から歩いて出口へ向かっていると、途中に
こういう新しい水遊び場が出来ている。
これ、前回グリズリーベアーを見に来たとき気づいていたので、今回は念のためチビどもの水着をバッグに忍ばせておいた。そこで、二人とも水着に着替えてしばらく水遊びをすることに。
水を得た魚・・・。
ジョーイは顔や頭が濡れるのがあまり好きではないので、噴水に近づいてもせいぜいここまで。
それをジャックが無理やり噴水の方に押そうとする。
「ノー、ノー、ノーォォォォ!」
炎天下のベンチに座って、子供たちを眺める怪人・・・
あっつう~。
この日、アーミッシュの団体が動物園を訪れていた。
暑そう・・・
後で知ったのだがこの日は暑く湿気も高く、Heat Index(気温と湿度をあわせた体感温度)が華氏100度(摂氏38度)にもなっていた。エライ日を選んで動物園に行ったもんだ。
全てはジョーイの「金曜日、イルカをあげる」のナゾの一言が発端だ。
さ、ここでそのジョーイにマイクを向けてみたいと思います。
ジョーイ、今日どこ行ったっけ?
「・・・・・」
動物園行ったでしょ?何見た?
「・・・・・」
元々イルカ見たいって言ったのジョーイだったでしょ?
「・・・・・」
何か覚えてる?
「・・・・・カンフーパンダ。」
あああああ
動物園に隣接するIMAXシアターで、カンフーパンダをやっているので、看板が出ていたのだ。
側を通っただけで、映画そのものは見てないのに。
動物園であれだけいろんなことをやったのに、覚えてるのはこれだけかい!
疲れがどっと出た怪人、この後バイトに行っていろんなミスをやらかしました。
そんな怪人にヨイショのポチをくれまいか。
テーマ:
- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
ジャンル:
- 育児
どこからイルカ?
- 2008/07/19(土) 14:00:37
7月7日から、ジョーイの自閉症クラスのサマープログラムが始まりました。
「自閉症児は3ヶ月も間が開くと、それまで習得したことを忘れたり出来なくなったりすることが多々アリ」ということで、うちの校区は7月に4週間、週4日(月~木)のプログラムがあります。
(ジョーイは3ヶ月どころか、1週間前に出来ていたことが出来なくなっていたりするし・・・。)
幸いジョーイは、飛行機の中でひたすら寝るので、一番に時差ぼけを克服して、月曜日にはすでに体内時計がミネソタ時間になっていた。朝8時半、バスに乗って元気に登校。半日なのでお弁当もいらない。
月曜日、学校から帰ってきたジョーイは、バスを降りるなりこういった。
"On Friday, you can have a dolphin."(金曜日、イルカをあげる。)
いらん!
・・・などとツッコんでいる場合ではない。
ジョーイは言葉を上手く操れない。
ジョーイの立場に立って、本当は何を言いたかったのか考える。
金曜日、イルカをあげる?イルカをくれる?イルカが欲しい?イルカが見たい・・・?
次の日、念のため連絡帳で先生に聞いてみた。
「昨日学校から帰るなり、ジョーイは「金曜日、イルカをあげる」と言いました。唐突でイミが分かりません。学校でイルカの話でもしましたか?」
答えは「学校では全くそういう話もしていなければイルカの本やポスターなどもない」とのこと。
ナゾだ・・・。
どこからイルカが出てきたのか。
何ヶ月も、あるいは何年も前に見たイルカの何かが、突然脳裏によみがえってきたのか。
自閉脳は不可解だからなあ・・・。
うけけけけけ。
突如現る、笑顔のイルカ。
「ジョーイ、イルカが見たいなら動物園にいるよ。金曜日、イルカ見に行こうか?」
とりあえず提案してみる。
イエス、というのでカレンダーに書き込んだ。
イルカでよかった・・・
ペンギンとか言われたら、動物園にもいないし。
それからも毎日、ジョーイは「金曜日、イルカをあげる」と何度も言う。
「うんうん、金曜日に動物園ね」
・・・と相槌を打ちながらも、心の中でツッコまずにはいられない怪人であった。
いらんっちゅーに!でもクリックは欲しいいいいいいいい
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アメリカに帰ってきて2週間
- 2008/07/18(金) 19:31:44
帰省ネタもだんだんと底をついてまいりまして。
まだ出し切ってはいないんだけど、もう普通に公園で遊んでいる写真くらいしかなくなりました。
一方で、ミネソタに帰ってきてもう2週間なのに、書いたのは嵐のことだけだったから、こっちのネタが溜まってきちゃって。
怪人非常に整理整頓が苦手で、ブログの管理人ページを開いては、
どーしよー!!
・・・てな心境。
ぼちぼちミネソタに戻ってきてからのことを書かないとね。
賞味期限切れの話ばかりでは、ブログの品質管理が問われるからね。
は?品質?
・・・と首をかしげたそこのアナタ、スルーしてください、スルー。
7月4日の早朝に実家を出て、子午線を超えて7月4日の午後にミネソタに帰ってきたわけだが、7月4日といえば"Independence Day"、つまりアメリカの独立記念日。ジャックは去年のこの日、裏庭で花火をしたのを覚えていて、「帰ったら花火、帰ったら花火」と楽しみにしていた。
ところが、成田からシカゴへの飛行機の中で、外が暗くなってきたのを見て、ジャック突然泣き出す。え?どうして?何故?と聞き出すと、てっきり7月4日が終わってしまったと思い、花火が出来なかった~!と哀しくなったらしい。
時差のことを説明して、日が明けてもまだアメリカは7月4日だと言い聞かせ、どこまで理解したかは謎だがジャックは泣き止んだ。でも、ワタシがトイレに立った間に、後ろの席に座っていた赤の他人に聞いて確かめていたらしい。
親を信用しろよ!
(普段からごまかし・言いくるめが多いので信用されてない。)
7月4日の午後2時ごろミネソタに到着したわけだが、当然のことながら疲れが溜まっていて、ジャックを含む全員が、まだ外が明るいうちにベッドルームへリタイア。
夢の中で打ち上げ花火の音を聞いた・・・ような・・・ むにゃむにゃ。
結局翌7月5日の夜に、裏庭でささやかに花火大会をしました。
参加人数:3人。(ジョーイは怖がって近づかない。)
それ、火、ついてる・・・?
後ろをうろうろするジョーイ。これ以上近づかない。
昔なつかし、線香花火。
アメリカの線香花火は最後にぽとって落ちないのが哀しい。
『もののあはれ』や『わびさび』が分かるアメリカ人少ないからなあ・・・。
38歳、ココロは子供。
ジャックが真似するからやめなってば。
ホレ見ろ。
ワタシもやりました・・・が強烈に眠かったのしか覚えてない。
いつの話??
ネタが古くて衛生管理局からのガサ入れが怖い当ブログへの応援はコチラ。
エコな日本とエゴなアメリカ
- 2008/07/17(木) 19:28:30
日本に帰省していたとき、人々が日常のレベルでいかに積極的にエコロジー活動に力を入れているかに感心した。
アメリカに帰ってきて、その落差に幻滅している。
日本では、いくら外が蒸し暑くても、スーパーやデパートなど、さほど強い冷房はしていなかった。あ、ちょっと涼しいなってくらいで、ワタシにとっては丁度良かった。
アメリカに帰ってくると、スーパーでも映画館でもレストランでも何でも、がんっがんに冷房が入っていて、一枚ひっかけないと風邪を引きそうなくらいだ。エネルギーの無駄遣いにもほどがある。冷房を入れれば入れるほど、室外機から熱気が排出されて外の気温が上がり、それがまた人々に冷房をつけさせる・・・という悪循環になってるのが分からんのか、こら。
日本は、燃えるゴミ、プラスチックゴミ、ビン・缶、発砲スチロール、新聞や雑誌、はてには卵の容器まで、分別してゴミに出したり、集積所に持っていったりしているが、アメリカでは・・・
リサイクル?面倒くさい。
ゴミの分別?なんじゃそら。
ビンもカンもプラスチックも紙も、みーんな一緒に埋めちゃいましょ。
そりゃこんだけ土地が余っていれば、埋め立ては分別・リサイクル・焼却処理より安いでしょうよ。
でも、その分自然を汚しているという人々の意識は皆無に等しい。
そう遠くない将来、アメリカはどこを掘り返してもゴミが出てくるんでは。
我が家では、リサイクル出来るものはすることを徹底しているが、何故コレをリサイクルできないの?と憤慨しながらしかたなく捨てるものもある。
例えば、発泡スチロール。発泡スチロールは原材料(石油)が2%、あとの98%は空気という、それ自体が非常に省エネな存在だ。日本ではちゃんと回収し、再利用する。スーパーなどの入り口にも回収用の箱などが置いてあり、人々は家から洗って持ってきたスチロール製容器などを入れていく。
アメリカでは、ゴミの収集会社(ゴミ処理は自治体や政府の仕事ではない)が「発泡スチロールはリサイクルできませんので捨ててください」という。州や場所によってはリサイクル業者が回収所を設けているというが、ワタシの住んでいる辺りにはない。例えあったとしても、このガソリンの高い時代に、排気ガスを撒き散らして何マイルも運転し、発泡スチロールを持っていくのも何だか本末転倒である。
アメリカ人が世界の人口に占める割合は5%に満たない。それなのに、アメリカのCO2排出量は世界の20%を超える。
今日もガンガンエネルギーを使って、ガンガン車を運転して、マックのドライブスルーで買ったランチ、呑み残しのジュースもストローもカップも、貰ったけど使わなかったケチャップの小袋も、みーんな一緒にゴミ箱へ。ハンカチなんか要りません。トイレに行けばちゃんとペーパータオルがついてるよ。あ、3枚もくっついて来ちゃった。全部まるめてポイ。
アメリカよ、ああアメリカよ、アメリカよ。(松尾芭蕉風)
ホイホイ進んで戦争は起こすくせに、なぜ環境問題への取り組みにはカメの歩みなのだ・・・。
洞爺湖サミットでも、地球温暖化問題について、ブッシュに具体的にはねじ込めなかったみたいだし。
「中国やインドもやってないじゃん!」なんていちゃもんつけおって。ガキの遣いかブッシュ!先進国としての誇りはないんか!中東にミサイル落とす金があったら、もっと世界のために使えよ!
住んでて言うのもなんだが、アメリカ、あぐらかきすぎで脳に血がまわらず、バカになってる。
私一人が出来ることなんてたかが知れてるが、それでもこまめに電気を消し、リサイクルを徹底する。
他の人たちも追随してくれることを願いながら。
ついでにクリックしてってくれることも願ったりして。
今日の記事、緑色を全然使わずに書きました・・・。暗っ!
緑のない生活、想像してみてください。
悪気があるわけじゃないんだよ
- 2008/07/16(水) 18:41:13
ジョーイは知覚過敏で、人に不用意に触られるのがイヤ。
また、人との距離感も常人と違って、他人が近くに来るのもイヤ。
そんなジョーイにとって、「ハグハグ」は大きなハードルだ。
アメリカでは、家族や友人の間では、コミュニケーションのひとつとして、普通になされるこの行為。
ジョーイにとっとは、「できれば遠慮したい」もののひとつであるらしい。
それでも、家族や慣れ親しんでいる人に対しては、かなり改善したのだ。
「ハグして~」と要求されると、つつつと至近距離によってきて、目を合わさずに腕を軽く相手の体に1~2秒巻き、ささっと逃げる。
それがジョーイの精一杯なのだ。
たまにしか会わない人には、それさえもままならない。
帰省中、チビどもを寝かせる前に、
「おじいちゃんとおばあちゃんにおやすみのハグハグしておいで」
というと、ジャックは台所で並んで座っているおじいちゃん・おばあちゃんの所にぴゅ~っと走っていって、
「オジーチャン、オヤスミ~、オバーチャン、オヤスミ~」
と抱きつき、愛嬌を振りまいて戻ってくる。
ジョーイはというと、並んで座っている二人の間に入って、
「あ~仕事した~」
ってなカンジで戻ってくる。
ゴメンね、おじいちゃん、おばあちゃん。
悪気があるわけじゃないんだよ。
アレで、精一杯なんだよ。アレで。
ある自閉症の人も言っていた。
「ワタシは握手が苦手だ。挨拶として、友好の印として、しなければ失礼に当たると頭では分かっているが、一方でどうして手を握り合うことがこの社会においての『常識』なのかどうしても理解できない。」
自閉症を持ちながら、二つの博士号を取得し、著書も多く、動物学者として活躍しながら、全米を講演して廻ったりもするTemple Grandin。彼女は以前、著書のサイン会の時は、自分は列から離れたこぢんまりした部屋に座っていて、この部屋に入れるのは1人ずつ、目を合わせない、握手もしない、話もしないという条件でサインをしていたという。
最近はちょっとした小話くらいはできるようになったというが、相変わらず「握手は遠慮してください。私にとっては、ものすごくストレスの溜まる行動なのです」・・・だそうだ。
常人とは違う感覚や世界観を持って生まれてきた自閉症の人たち。
社会のルールや常識を突きつけられ、無理してそれにあわせて生活させられるのは、どんなに苦痛だろうか。
なんて思いつつ、今日もジョーイに要求してしまう。
「ジョーイ~、こっちおいで~、ハグして~ちゅーして~」
(むぎゅ~、ぶちゅぶちゅ~)
え?かわいそうだってか?
だって可愛いんだもん。
いいじゃん、ママなんだから。
日本でペンタブを買ってきたはいいが、なかなか慣れない怪人への応援はこちら。
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ジョーイの雄叫び(2)
- 2008/07/15(火) 14:07:01
前回の記事ではジョーイの絶叫3連打について書いたが、ジョーイの雄叫びバージョンはこれだけではない。
例えば・・・
Nintendo DSのカンフーパンダのゲームで覚えた台詞を、ワケもなく叫ぶ。
"Heeeelp! Someone, help me pleeeeeease!"
(助けて!オネガイだれか助けてええええええ!)
人聞きの悪い・・・。
これを、イキナリ思い立ったように叫ぶのだ。あああ~!の雄叫びと違い、不満なときに限らず、ニコニコ笑顔で突然叫ぶ。前兆がないから予防もできない。
たまに、絶妙のタイミングで叫ぶこともあるんだけど。
"Heeeelp! Someone, help me pleeeeeease!"
ジョーイ、アリ地獄で苦戦中。
こういうときは使ってもいい台詞なんだけどね。
シカゴ空港でこれをやられたときは、警備の人に、人攫いを見るような目でにらまれた。
マジ、職務質問されるかと思った。
先日(ミネソタに帰ってきてから)、公園で遊びながらこう叫ばれたときは、通行人がナニゴトかと見に来たほどだ。
ま、皆、ジョーイがへらへら笑っているのを見て、皆穏便に去っていくんだけど。
日本からアメリカへ帰る飛行機の中でも、ゲームの効果音が頭を離れないらしく、
「ぎゅううううううん、ぎゅわわわわあああああん、ぴーぴー、ぴーぴー、ぐおおおおん!」と連発。
何度たしなめても、スヌーズ機能よろしく、数分経つとまた始まる。
穴掘って隠れたい気分になるが、逃げ場がないのは周りの乗客の人たちも同様だ。
もちろん、「すいません、自閉症なので彼自身もコントロールが効かなくて」と一言添えて謝った。
この「自閉症なので」の一言があるのとないのとでは、周りの人たちの見る目が断然ちがう。
「くぉの子供を躾けられないバカ親が!」という非難の目から「障害があるなら仕方ないか
」とか「障害児を持って大変だこと
」などという同情の目に変わる。
同情するならカネをくれ!・・・じゃなくて・・・
非難の目、同情の目。
どっちもどっちだが、ワタシは小心者なので、哀れみの目で見られる方を選ぶ。
以前は、"Courage the Cowardly Dog"という子供テレビ番組から、"You STUPID dog!"(このアホ犬!)という台詞を覚えて、近所の犬を見るたびにこれを叫ぶので閉口した。勿論本人は悪気はなく、近所の知り合いもジョーイの自閉症のことを承知しているので、幸い村八分にはならずにすんだ。
最近は、"Over the Hedge"という映画の中のワンシーンから、"Ooh, you stink."(うわっ、あんた臭い。)という台詞を覚えて、ふと思い出したようにのたまう。いつどこでこれを人に向かって言うか、気が気でない。
こういう台詞の入った映画や番組は、分かっていれば事前に禁止するんだけど、ジョーイが覚えて初めてこういう台詞があることに気づくことが多いので、対応が後手にまわってしまう。とりあえず、こういう番組や映画は即禁止とする。あとは、雄叫びを上げそうになったら、すぐにたしなめることか。
今日もジョーイは何かが気に入らないようだ。
「あああ~!ぎゃああ~!ぐああああ~!!」
「う~る~さああああ~い!」
・・・と叫ぶ私の声のほうが、よっぽどうるさかったりする。
同情するならポチをくれ!Pleeeeeease!
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ジョーイの雄叫び(1)
- 2008/07/14(月) 18:55:00
日本に帰省している間も、コチラに帰ってきてからも、ジョーイの雄叫びには頭が痛い。
映画で見た台詞や本で読んで気に入った文章、はてはゲームの効果音まで、ボリュームをマックスにして叫ぶ。しかも、予兆もなく突然叫ぶことが多いので、親も予防策が立てられず、時と場所によってはエライ公害となるので慌てる。
例えば、映画「レミーのおいしいレストラン」で、レミーに体中走り回られ、ところどころ噛みつかれたリングイーニが3度絶叫するシーンを真似。
「あああ~!ぎゃああ~!ぐああああ~!!(ごにょごにょごにょ・・・)」
(ごにょごにょは、この雄叫びに続くリングイーニの台詞らしいが、聞き取れない。)
何か不満があっても言葉で表せない時、代わりにコレをやるんである。
ジャック代行。
日本に帰省中、兄家族と皆で遊園地にいったのだが、そこでジョーイはパニックになった。
乗った某アトラクションが怖かったらしい。
途中で降りるわけにも行かず、最後まで耳を塞いで耐えたジョーイ。やっと終わって降りて出てくると、大雨となっている。
服が濡れるのが大嫌いなジョーイ、頑として動かないのを無理やり担いで兄家族との待ち合わせ場所に。無論ずぶぬれで不満がつのる。
この日は朝から何度も「アイスクリーム」と催促されていて、「このアトラクションの後ね」と言っていたのだが、悪天候のため急遽予定を変更してソッコー帰ることになった。
帰途の兄のミニバンの中、不満を爆発させるジョーイ。
「あああ~!ぎゃああ~!ぐああああ~!!」
「しーっ、ジョーイ、ボリューム1で!」
(静かにしなさい!と言っても、あいまいすぎて自閉症児には分からないので、ウチではこう言う。)
2分後
「あああ~!ぎゃああ~!ぐああああ~!!」
「こら!叫ぶなってば!」
3分後
「あああ~!ぎゃああ~!ぐああああ~!!」
(もう諦めて無視。)
こんなカンジでジョーイの雄叫びは断続的に1時間ほど続いた。
「すいません、うるさくて・・・」と兄と義姉に謝ると、
「大丈夫!もう慣れた!」
至近距離でこんだけ叫ばれたら、そら慣れるわな。
(あはははははは、は~あ。)
ところで、皆様お気づきになりましたでしょうか?
このブログのタイトルは「ジョーイの雄たけび(1)」。
そうなんです・・・。
明日も続きます。(あはははははは、は~あ。)
久々に書いたぞ自閉症関連記事!
これで自閉症育児ランキング1位の面目を回復・・・?
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甥・姪と遊ぶ
- 2008/07/13(日) 14:17:48
帰省中のある日曜日、義姉が甥・姪と出かけるのに便乗して、某屋内公園(?)に連れて行ってもらった。
本当は別の公園にいくつもりだったが、雨が降ったり止んだりだったので、この公園に切り替えた。
この屋内公園、県内で一番高いタワービル(158メートル)の1~2階にあり、中は小さな子供からオトナまで楽しめる。砂場、ボールのプール、遊具、世界中のおもちゃを集めた部屋、子犬と遊べる部屋、ゲームセンター、カラオケ、ビリヤードなどもある。屋外のスペースには、自転車スペースやパッティング・グリーンなどもある。
(施設のサイトから抜粋した写真です。)
入り口でタイムカードを貰って、出るときに15分100円で清算するシステム。
子供たち、イキナリ砂場へ。
あのさあ、砂場なんて近所の公園にもあるじゃん。
ここでしか出来ないことをやろうよ。
おしゃまな姪は、ドレスを試着してポーズ。
ジョーイとジャック、ピタゴラスイッチに挑戦。
途中で、このタワーの上の階にある展望スペースに。エレベーターで1分半ほどかかります。
ドリンクサービス有り。
ぷはーっ
遠くを眺めながらのジュースは最高。
(ってか、花より団子的な。)
甥・姪も。
外は曇り空で遠くまで見えなかったのが残念。
雨が止んだ隙に、屋外のパッティング・グリーンへ。
ジャックのゴルフの腕前をご覧下さい。
嵐の後は・・・
- 2008/07/12(土) 18:19:32
ミネソタの天気は急変することで知られている。
ピーカンの青空だと思ったら、急に西の空がどす黒くなり、あっという間に嵐になる。
先日(7月10日)はそういう日だった。
それまでさわやかな青空だったのが、西のほうからいきなり暗くなり、午後1時ごろぽつぽつときたと思ったら、ああっ!?という間に土砂降りに。
遠くから警報のサイレンが聞こえる。
サイレンだけでは大雨警報か強風警報かはたまた竜巻警報か分からないので、テレビをつけてみる。しかし分厚い雲にさえぎられて衛生から電波がとどかず、情報が入らない。
外はまるで夜のように真っ暗になり、お天道様がバケツをひっくりかえしたかと思うような大雨、そして強風。更に1時半ごろ、停電。
暗い家の中、ジャックが「ママー、もう寝る時間?」などと聞いてくる。
小指の爪大のヒョウが降りだし、強風で家が揺れるのがわかる。
これは竜巻の可能性もあるかも!と、懐中電灯とデジカメ持って(何はなくともデジカメ)、子供を連れて地下室に避難した。
裏庭にプチ土石流発生。
窓のすぐ側に水溜り(っちゅー、か、池?)。
ばしゃばしゃ!
びゅううううん!
べきべきっ!
ぐおおおおおおおん!
不気味な音に内心怯えたが、不安そうなチビどもの手前怖がるわけにいかず、テレビも見られず、暗くて本も読めず、退屈なチビどもと、「オバケ屋敷ごっこ。」
何とかして時間をつぶさねば。
嵐は1時間ほどで去り、またピーカンの空が戻ってきた。
外へ出てみると・・・
遊具の側の木の枝が折れてる。
ひいいいいい
別の木は根っこから倒れそうになり、後ろの木に引っかかっている。
根っこもぽっきり。
ひいいいいいい
近所の友人の家では、裏庭の木がぽっきり折れていた。
「あと30センチで家屋に被害が及んでいた」とか。
ひいいいいいいい
4時半になっても停電したまま。
うちは調理台が電気なので料理できず、しかたなく外食することに。
道中、こういう風景をあちこちで目にする。
(写真右のリスは、木製の飾りです。念のため。)
ひいいいいいいいい
マックからの帰り道・・・
うわあ、こんな立派なモミの木が根っこから倒れてる!
ひいいいいいいいいい
こんな大物を倒すとは、どんだけの風やねん!
と思いつつ、帰宅したダンナと入れ替わりに、私はレストランのバイトに向かった。
電気は夜9時ごろまで復旧せず、ダンナは懐中電灯をたよりにチビどもを風呂にいれて寝かせたそうだ。
その後二人で地元のニュースを見ていて、私たちの被害はまだいいほうだったことに気づく。
以下は地元ニュースのサイトから抜粋した写真です。
秘技、木の葉隠れ。
停電の原因ここにアリ・・・?
ワーイワーイ、木登り木登り~!
どう?新しいヘアスタイル。
これは・・・シャレにならん・・・
我が家から30キロほど離れた町では、竜巻が発生して家や倉庫が倒壊したりしたそうだ。死人が出なかったのが不思議なくらいだ。
自然の脅威の前に、人々はあまりにも無力だ。
それでも我々には家とか地下室とか言う隠れ場所がある。
普段私たちに酸素をくれ、木陰をくれ、動物達に巣や実をくれる木々にはそれがない。
折れてしまった木々の冥福を祈ってみたりする。
停電して初めて自分がどれだけ電力に頼った生活をしているか痛感。
電子レンジは使えない、ガレージドアは開かない、洗濯物が乾かせない、冷蔵庫の中で肉や牛乳が酸っぱくなっているような気がする・・・。
午後中ずっとメールができないのが一番辛かったんだったりして。
そんなネット中毒な怪人に応援のポチをたのんます。
居酒屋レポート(2)
- 2008/07/11(金) 19:26:30
アメリカに帰ってきて1週間。まだ時差ぼけが抜けません。
朝4時ごろさわやか~に目が醒めます。
まださわやか~に目醒めたくないのにいいいいいぃぃぃぃぃぃ・・・・・(心の中でエコー)
昨日7月10日、ミネソタの我が家はものすごい嵐に見舞われました。
その話を書こうかと思ったんだけど、それはまた今度。
前回の居酒屋レポートの続きを楽しみにしていてくれる読者の方がいらっしゃるようなので・・・
怪人的には「かなりイケてる」居酒屋の様子を、引き続き実況で(←ウソ)お伝えします。
2階が吹き抜けのようになっていて、天井が高く開放感がある店内。
いたるところに方言の看板が飾られています。
(左から順に、「欲しいもの言ってね」 「お腹が一杯になるまでお食べなさい」 「邪魔になったらどけておいてね」・・・の意。)
こんな方言ポスターも貼ってあった。
最近日本語自体がアヤシイのに、方言力まで試される瞬間!
(クリックでアナタも試してみないか?)「お飲み物どうされますかー?」
あ、じゃ、梅酒をロックで。「はい、コチラの中からお選びください。」
と、上品なデキャンタに入ってカートでごろごろと出てきたのがこの5種類。
その名も「ばばあの梅酒」!!!
選択肢は、「緑茶梅酒」「赤い梅酒」「にごり梅酒」「黒牛仕立て梅酒」「鶯宿梅酒」。
ワタシはこのラベルに惹かれて「にごり梅酒」を。
「ばばあの血 八割梅酒」!!
そうか、ババアの血濃度80%のお酒なのね・・・と思ったが、そんなわけない。
ラベルの絵を見て!
梅酒を直接静脈に点滴!
ババアの血が、八割梅酒なんだ!(これもそんなわけないが。)
フルーティーでかなりいけます。ババア、おぬしやりおるな。
「緑茶梅酒」はさわやかで呑みやすく、「鶯宿梅酒」は濃厚でまろやかだった。
呑みすぎとちゃうんかい!・・・って?
だって、ばばあの梅酒だよ!
ばばあの血と汗と涙が入っているんだよ!(ちょっとイヤかも。)
歩いて来てるし、いいじゃん酔っ払ったって!
アルコールが入ると、キリンやらゾウやらザクやプレデターやら爆弾アイスやらが全く違和感なくなるんだよ!不思議体験よ!
ババアの梅酒、アナタもこちらで購入できます。
こういうノリが大好きで、ぐふぐふ萌えている怪人を軽く無視して、家族は料理を注文。
(家族は怪人ぶりに慣れてるから。)
しばらくすると、ほっかほかの料理が出てきました。
ゴメン・・・。食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れていた。
うん!おいしい。
(訳:「出来たてだからね。」)
2歳の甥もしっかりお箸でいただきます。
普通サイズの茶碗が巨大などんぶりに見える・・・
両親もお腹いっぱい。父が元通り元気で安心しました。
ここは、親友にばんめ。とも来たのよね~
雰囲気もいいし、テイクアウトもあるし、いい居酒屋だよね~
こういうのが近所に出来て、チョー嬉しい。
こんど帰省したら、また一緒に行こうね。
家族とワイワイ呑んで食べて、とても楽しい夜でした。
ああ、思い出すだけでババアの梅酒の味がよみがえる・・・。
ああ・・・ んまい・・・ ・・・ぐー・・・
朝は4時に目覚めるのに、日中は半分寝ている怪人への応援はこちら。
居酒屋レポート(1)
- 2008/07/10(木) 18:12:06
帰省中に一度、家族(兄家を含む)そろって、徒歩10分の居酒屋に行った。
まだ出来て2年経たないくらいのこの居酒屋、ただの居酒屋ではなかった。
はっきり言って、モロ怪人好み!
写真を撮りながら、すでに頭の中でブログを書き始めていたりして。 (←ビョーキ
)
元気な幟の側を通って入店。
入ると真正面になんかいる。
ブロンズのキリン?陶磁器のゾウ?
あらあら何だかオシャレでエスニックな居酒屋なのかしら?
なんて思いながら後ろを振り向くと、幼い頃駄菓子屋で見たような気がする箱型冷凍庫。
「爆弾アイス」!!
懐かしくって、青鼻垂れそう!!
嗚呼、中身も昔のすがたそのままに・・・
(30年モンじゃねーだろうな、このアイス・・・)
ふと見上げると、壁一面に古い看板が飾られ、昭和のニオイがぷんぷんしている。
クリックで昭和へタイムトリップできます。
そうか、読めたぞ。
「はあ~い、私、キリンでゾウでお洒落でエスニックで、それでいてどこかレトロな居酒屋よ~ん」
って言いたいのね。
・・・と思ったら。
ドーン!
ザクー!!
等身大ザク(ガンダム)のオブジェ。
後ろからこん棒でガツン!とやられたようなインパクトに目眩をカンジながら視線を落とすと・・・
ザクの足元にひかえる少し小さめのオブジェたち。
ドドーン!
出たー!プレデター!
ドドドーン!
出たー!エイリアンー!
ドドドドーン!
出たー!キョジンー!
ジブリーー!!
ミヤザキーーー!!!
きゃーーーーーーー!!!
この居酒屋は・・・
この居酒屋は・・・
よう分からん!
と、混乱する頭を整理しようともせず、方言丸出しの看板に従って待っとく。
「お席のご用意が出来ました~、どうぞ~」
と中へ通されるころには、すでに「この後何が出てくるのか」とワクワクしていた。
そこで怪人を待ち受けていたものは・・・・!
続きはCMの後で!
チャンネルはそのままでね!
くぉのやろぉもったいつけやがってぇ~ってな怒りは下のボタンにぶつけてたもれ。
近所のモールに感謝
- 2008/07/09(水) 18:32:26
梅雨の真っ只中の帰省中、雨が降ったら通ったのが歩いて10分の場所にあるAEONモールだ。
こども達はこれをジャスコと呼んでいる。
前回書いたVillage Vanguardという店もこの中にある。
屋内公園もあり、本屋もあり(私の帰省中に閉店したが)、ペットショップでガラス越しに子犬や子猫も見られる。(犬猫アレルギーのジョーイもガラス越しなら大丈夫。)
ここのフードコートでランチを食べ、屋内公園で遊び、モール内を散策した後アイスクリームを食べるのがほぼ雨の日の日課となっていた。
平日のフードコートは・・・かんこ~、かんこ~。
閑古鳥が鳴いている。
平日とはいえランチアワーにこの状態。経営は大丈夫なのか?
このモールには、Methodという、遊び心満載の和風のアパレル店がある。前出のVillage Vanguardと並んで、怪人のお気に入りの店である。
そこで見つけたちょっと惹かれたシャツ。
自分をそれほどの悪妻とは思わんが、着てみたいような。
この桜吹雪がちょいとヤクザでいい感じ。
「鬼嫁」シャツは、同伴の母の猛反対にあって買わなかったが、以下の品々をゲット。
ダンナとワタシ、おそろいの和風Tシャツ。
チビどもに甚平を。「虎王」と「竜神」。
見事に名前負けだが。
ワタシとダンナの甚平も(写真なし)買いました。
また、チビどもにもおそろいのTシャツを。
これでワタシが「親分」Tシャツを着れば完璧だぜ!と思ったのに、
店員さん「すいません、親分Tシャツはないんですよ。」
えええええ~
そんな中途半端なデザイン企画でえーんか!
自分用に和風ベルトもゲット。アメリカで早速好評です。
かわいいデザインのガマ口は、デジカメを入れるのに丁度いい大きさ。デジカメケースとして愛用中。
AEON散策の後は必ずソフトクリームでシメ。
アレルギーっ子のジョーイは、本当は小麦・乳製品はダメなんだけど、帰省中は特別食を貫くのが困難なので、いいことにした。アレルギーと言っても、3年前の血液検査で「抗体アリ」と出たから避けていたのであって、小麦・乳製品で蕁麻疹が出たりすることはない。
ジョーイちゃんっぺ!
サンタになっちゃった~。
というより、ピエロだね。
ゴミ箱、なんだかリキ入ってます。
「もえろゴミ」!!!
めらめらめら。
「もえないゴミ」は「もえたいブミ」と読めんこともない・・・。
世良正則風にツッこんでみる。
「燃えろ!可燃ゴミ~♪」
このモールが近くになかったら、チビども退屈でカビが生えたことだろう。
AEON、感謝!(潰れないでね~)
おおっ!
おかげさまで自閉症児ランキング1位に返り咲き!
(最近自閉症関連の記事を書いていないにも関わらず・・・)
皆様の清き1クリックのおかげです。ありがとうございます!
このノリがたまらない
- 2008/07/08(火) 14:40:56
うちの近くのモールの中に、Village Vanguardという雑貨屋がある。
洒落た今風のおもちゃや本や雑貨が所狭しと並んでいる。
その品揃えも去ることながら、ワタシがこの店に惹かれるのにはワケがある。
それは、
ハジけて砕けて壊れちまったラベルのテイスト!
モロ怪人好み、ぐるぐる~どっか~ん!なラベルの数々をご覧下さい。
ロディの水鉄砲・・・。口からぴゅーっと出るらしいよ。
やだなあ、ロディ。呑むなら声かけてくんなきゃ。
そやそや、うちらぁ安けりゃええっちゅーガチなんばっかやけんのう。
貯蓄率日本一を誇るケチ倹約県民じゃあ。
今流行のリラックマから、悩めるオトメへのメッセージ
クリックで今明かされる・・・
「なんじゃこりゃ~!」なマンガの紹介文。
読んでみたいような・・・???
店員を呼ぶときも、この店ではただ呼ぶんじゃありません。
三面トップ!リラックマ集団自殺??
等身大のぬいぐるみ、かさばるからなあ・・・
他にいい陳列方法がなかったんだろうな。
スターウォーズおたくのダンナに買って帰ろうかどうか迷ったR2D2の醤油さし。
「R2D2吐きます。昨日やりすぎました。」
悩んだ末に「洗いにくそうだ」という理由で結局買わなかったのを、今モーレツに後悔している・・・。
結局あまり買い物はしなかったけど、こんなラベルに癒されたくて(←ここが変人たる由縁)何度もお邪魔したVillage Vanguard。
だからなんだと言われたら困るけど、クリックしていってくだされ。
こどもの国でブイブイいわせたる~
- 2008/07/07(月) 15:00:28
さて、梅雨の真っ只中の帰省中、珍しく雨が降らなかったら行ったのがココ。
〇〇〇こどもの国。(〇〇〇は地名なので、一応伏せておく。)
ここは、カネをかけずに(←重要ポイント)子供を遊ばせ、学ばせ、疲れさせたい親にとっては、相当ポイント高い施設である。県直営なので、基本的に無料なのだ。(有料のアトラクションもあるが、良心的お値段。)
空港のすぐ横にある広々とした敷地に建つ細長い建物の中には、ちょっとした遊具に加え、パイロット・シュミレーション等ができる体験コーナー、工作コーナー、楽器コーナーなどがある。
そして屋外には、大きな竜の形をした長~いトンネル遊具。
(あんまり長くて写真に収まり切らん。)
↑頭から入って↓尻尾から出られる。(逆走もOK)
途中には登ったり降りたり、跳んだり跳ねたりの障害物がてんこ盛り。
これを3回も通過させりゃ、疲れてよく寝ること請け合いよ、奥様!
ここの目玉は「変わり自転車」。
30分たった100円で、バラエティー豊富な自転車をブイブイ乗り回すことができる。
車輪のついてるものは何でも好きな自閉症児ジョーイも大喜びだ。
ずらりと並ぶ変わった自転車。
安定感があってグーね。
ジャンプして漕ぐタイプの自転車。
ヘイベイベ~ オレのマシンでブイブイ言わせないか~い
コビトになったよな錯覚。
この「こどもの国」、前述の通り空港のすぐ傍にある。
飛行機の発着をメチャ近くで見られて大喜びの子供もいれば、うちのチビどものように耳を塞いで逃げる子供もいる。(マジうるさい。)
ジャンプ式自転車に乗っていたのに、突然の爆音に耳を塞いで飛び降りるジャックの図。
七夕のオネガイ
- 2008/07/06(日) 14:45:36
日本は七夕どすねえ。
(七夕を「たなばた」と読むのがど~しても理解できない怪人。)
実家に帰省中、「〇〇〇こどもの国」(〇〇〇は地名)という場所にチビどもをつれて何度か行った。
七夕が近いこともあって、館内には子供が書いた短冊がたくさん吊るされていた。
「なるほどね~」、「子供らしいね~
」、あるいは「月並みだね~
」というオネガイの多い中、目を引いたいくつかの短冊を写真に収めましたので紹介します。
きっと叶うで賞:
親御さんが帰りに買ってあげた確率高し。
もう叶ってるで賞:
「あ」は書けてるからさ、ターゲットには他の字を選んだらどうかな。
リキ入ってるで賞:
「まほうのつエがほけんすけしいい」
読解力を要するこの短冊。最後の「いい」が願いの強さを表していますね。
多分なれないで賞:
親も突っ込まずに書いてあげたけど。
なってどうするんで賞:
怪人の知らないクレープってキャラでもあるんですか?
それともやっぱ、あの薄皮ホットケーキみたいな、アレですか?
叶うだろうけど何でで賞:
ちょっと首をかしげてウーンと唸らされる一筆。
解読不能で賞:
よちよち歩きの子が、お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をして、一生懸命ペンを走らせている姿が浮かんで目頭が熱くなります。
キミ達の思いは、きっと叶うよ・・・
(↑北朝鮮主席もぶっとび超無責任発言)
うちのチビどもがこの「こどもの国」で何をしたか?
それは次回に続きます。
とりあえず、七夕ばんざい。
晴れて、織姫と彦星が会えますように。
日本は蒸し暑いらしいね。
これで涼しくなってけれ。
「ここ押してくれますように・・・」
ミネソタ再び
- 2008/07/05(土) 07:32:56
帰ってきました、ミネソタに。
実家を朝6時に出て、東京・シカゴを経由して、ミネアポリスに着いたのが日本時間で次の日の朝4時だから、22時間の行程です。行きに比べて3時間短かったとはいえ、
疲れた~!
行きの時は子供もそれなりに緊張していたのか、乗り継ぎの時も私のそばから離れず、万が一ジョーイがふらふらとさすらいそうになったら「ジョーイ、こっち!」と番犬役をしてくれたジャック。帰りはかなりリラックスしていたようで、一緒になって(しかも別方向に)彷徨うので、危うく見失うところでした。
ああ、一人でチビども二人を連れての帰省は、もうしばらくしたくない。
一人で子供四人(一番下は乳飲み子)を連れてアメリカからシンガポールに帰省した友人がいるが、神業としか思えない。(アタシがナマっちょろいのか?)
空港に出迎えに来ていたダンナ、チビどもを抱きしめて、
"I missed you boys!"(会いたかったよ~!)
どーぞどーぞ、しばらくシングル・ファーザーになってよ。
ワタシは寝るから。
飛行機の中ではどうしても寝られない私。
帰ってきたからには、凍結状態の頭を解凍すべくとにかく寝る。
2週間半の帰省中の出来事は、この後の記事で披露いたします。
請うご期待!
今日の格言:バカの考え休むに似たり。
じゃなかった、爆睡に勝る薬なし。
特に時差ぼけには。
ぐお~・・・
あ、ここ、押しといてくだされ・・・むにゃむにゃ。
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