ジャックの赤ちゃんがえり?
- 2008/05/31(土) 16:27:08
我が家の次男、ジャックは最近ワケもなくナゾの赤ちゃんがえりしている。
これまで私のことは「マミー」と呼んでいたのに、最近は、
「ママママママママママママママ」
なんなんなんなんなんなんなんだ。
悪いことをして謝るときも、今までは「ソーリー」って言ってたのに、
「ショリショリショリショリショリショリショリショリショリショリ」
スイカが食べたくなる。
それだけではない。
最近おもらしが増えている。
今日は近所のマクドナルドに行って、ジャックは遊具で遊んでいたのだが、突然ズボンとパンツを抜いてフリチンで滑り台を降りてきた。
女の子達は「きゃー!」
男の子達は「ぎゃはははは~!」
大人たちは唖然!
コドモの目を手で隠しながらも自分達は目をひんむいて見ている。
怪人「ジャック!!何やってんの~~!!!」
ジャック「おもらしした~。ショリショリショリショリ~」
他人にちんちん見せるな!と何度も何度も言っているのに!!
いや、それ以前に、なんでおもらし?
怪人、バッグにいつも代えのズボンとパンツを忍ばせている。
どっちかというと、自閉症児ジョーイのためである。
慌ててジャックの首根っこをひっつかんで、トイレに駆け込んで着替えさせた。
ジョーイが公共の場でおもらししたことは何度かあった。でも、パンツを脱いだりはしなかったし、周りの人に冷たい視線を浴びても「すみません、この子、自閉症なもんで・・・」 と言うと、たいていの人が納得してくれていた。
それにくらべてジャック!あんたは~~~!
いくらツラの皮が厚いとはいえ、これには怪人も参りました。
イタイ視線を背中に感じながら退散。
「ママママママ、ボクアイスクリームが欲しい~。」
「赤ん坊に食わせるアイスはな~~~いっ!」
「オー、ショーリー、ショリショリショリショリ~」
くうううっっ!ガマンできない。
スイカ買いに行くぞ!転んでもタダでは起きない怪人への応援のポチはこちら。
ガレージセールラッシュ
- 2008/05/30(金) 21:51:59
春になり、冬の間かたしておいたコドモの半そでの服を取り出すと、7ヶ月もの冬の間に背が伸びたコドモに合わなくなっていた・・・。
なんて季節になりまして。
そんな不用品を一掃しようと、あちこちでガレージセールやってます!!
住宅地を車で走っていると、あちこちにこんな看板が。
ウチの近所では、「ガレージセールは木曜の朝開店」という不文律でもあるのか?
木曜の朝はあちこちに看板が出現し、ガレージセールハンターのおばちゃんたちが車でうろうろしてます。
かくいう怪人もガレージセールと聞くと、宝探し感覚でついつい。
矢印に誘われて、あっちへふらふら、こっちへふらふら。
「マミー、どこ行くの?」
ジャックが車の後ろからいぶかしげな質問を投げかける。
「分からない!分からないけど、この矢印に逆らえない!」 (なんかの霊が憑依中。)
「あっ、MEGA SALE だって!」(巨大なセール!?)で左折。
「あっ、Moving Saleだって!」(引越し前のセールで大物が期待できます。)で右折。
「あっ、Multi-Family Saleだって!」(何家族かが一緒になってやってるセール)でUターン。
「あっ、BABY SALEだって!」
いい赤ちゃん売ってるかなあ??
(赤ちゃん用品や服を主に売ってるセールだってば。)
春になると、怪人こんなバカ奥様になり、木曜日の朝は潰れます・・・。おかげさまで首位爆走中!皆様の清き1クリックのおかげです!
人生笑っていればなんとかなる
- 2008/05/29(木) 18:55:24
車が壊れたり金欠になったり、仕事や人間関係が上手くいかなかったり、理由は何であれ「ワタシの人生ってなんでこううまくいかないの・・・」と落ち込むことが誰にでもあるんではなかろうか。
そんな時、自分を戒めてくれるのは、自分よりもっと大変な境遇にいる人。
「今すっげえ困ってますでケロ。」
ワタシの友人キャリーは、「どうしてそこまで悪いことが続くのか・・・」と思うくらい踏んだり蹴ったりの人生を送っている。
キャリーは若い頃は、地元のテレビ局で広報関係の仕事をし、バリバリ働いてキャリアを積んで、重役に抜擢までされて高収入を得、公私共に充実した人生を謳歌していた。
ところが、30代前半で乳癌が発覚。手術、投薬、そして克服。闘病中に出会った男性と恋に落ち結婚したが、癌の再発の危険性があるため子供を産むことを断念し、ロシアから男の赤ちゃんを養子に迎えた。2年後にもう一人同じくロシアから養子をもらった。
数年後、養子が二人とも自閉症であることが分かり、彼女はそれまで積み上げてきたキャリアを投げ捨て、育児に専念することになった。
上の子は高機能自閉症に加え、躁うつ病(後で診断された)、気に入らないと暴力的になる性質があり、近所のママ友達などからも敬遠され仲間はずれにされた。下の子は重度自閉症で言葉が話せず、睡眠障害があり1日4時間しか寝なかった。夜10時に寝て午前2時に起きるという生活で、キャリーは心身ともに疲れがとれない日々を送っていた。
そんな矢先、夫が浮気、突然離婚届を突きつけられた。夫は教師で収入はお世辞にも高いとは言えず、慰謝料も請求できないまま、キャリーは二人の自閉症児を抱える無職のシングルマザーとなってしまった。
(ワタシがキャリーと知り合ったのはこの頃だ。)
ローンがあっては大変だろうと、彼女の両親は彼女の為に小さなタウンハウスを購入してくれた。そこへ引っ越して彼女は細々と新しい生活を始めた。年老いた両親からの少しばかりの月々の援助、元夫からのささやかな養育費と、州から障害児に出る補助金だけでは生活できず、だからといって勤めにも出られず、彼女は在宅でできるジュエリーのビジネスを始めた。
元夫が嫌がるというので、それまで息子達を専門家に診せていなかったキャリーは、私を含む自閉症の親トモたちから情報を得て、離婚後初めて息子達を専門の医者に連れて行った。セラピーや薬による治療で、上の子の感情の起伏は落ち着き、下の子は夜通し寝るようになった。
離婚から2年経ち、ジュエリーのビジネスが少しばかり軌道に乗ってやっと黒字に転じ、何とか安定した生活が出来るようになったころ、今度は父親がアルツハイマーを発症。 両親からの経済的援助に頼れなくなった。さらに元夫が浮気相手と再婚することになり、それまでキャリーは彼の健康保険に扶養者としてカバーされていたのが、来月の彼の再婚後認めてもらえなくなる。国民健康保険のような制度がないアメリカで、個人保険に加入しなければならず、その保険料もバカにはならない。
「運命に翻弄される」というより「めっためた、ぼっこぼこにされとる!」としか思えない。
そんなキャリーが「今週末は元夫が子供を預かるので一人きりなの。来ない?」と声をかけてくれたので、土曜日の夜にお邪魔した。
彼女の家に行くときは、シャンペンとマニキュアと、宝くじをお土産に持っていくのが定石だ。
シャンペンを開け、二人で足の爪の塗りあいっこをしながら、宝くじが当たったら二人で山分け、それをどう遣うかという夢見話に花を咲かせる。(勿論当たったためしはナイ。)「男なんてね~」と世のオトコどもに対しての不満を言い合ったり、今年のAutismSpeaksへの募金活動(過去の記事「祝・受賞」参照)をどうするか、なんて計画を練ったり、芸能人のどうでもいいゴシップ話などをして、ストレスを解消する。
キャリーはいつも目の下にくまをつくり、苦労がシワになって刻まれた顔で、言っちゃ悪いが実際の年齢より10歳老け込んで見える。それでも彼女はいつも前向きで、笑顔を絶やさない。
「人生はいつもワタシにカーブを投げてくる。以前はデッドボール続きだったけど、最近受けたりよけたりするのが上手くなったわ~」と言って高らかに笑う。
元夫に対しても恨み言を言わない。
「あの人は、私に息子達をくれるために私の人生にやってきたのかも。だって、独身だったらきっと一生養子なんて貰わなかっただろうし。」
二人の養子を貰わなければ、きっと今もばりばり働いてばりばり稼いでいたであろうキャリー。
「今は息子達のいない生活なんて考えられない。仕事は楽しかったけど、未練はない。」
きっぱりと言う。
「人生笑っていれば何とかなるものよ」
と言って笑うその笑顔の影に、どれだけの苦労が、どれだけの涙が潜んでいるのか。
ワタシは彼女をすごくすごく尊敬しているし、彼女に「友人」と呼ばれることをとんでもなく光栄に思っている。投げ出しそうになるとき、卑屈になりそうなとき、彼女を見ていると、
「うりゃあっ!何をモンクゆーとんねん、自分~!」と戒められる。
キャリーと話をするたびに、ワタシは勇気をもらう。
少しでも彼女に近づけたらと、つらいときこそ笑って前進!
「に、にこ~」 ちょっと引きつってますが・・・。
アナタも笑ってクリック!
ちゃっちゃらららっちゃらららっちゃらららららららら・・・・(「続きを読む」へ)
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ジョーイとゲーム
- 2008/05/28(水) 19:30:32
とっても嬉しいことがあったので報告します。
ジョーイとゲームで遊びました!
今まで、一人で遊ぶビデオゲームなどは出来てたけど、皆とかわりばんこで遊ぶようなゲームは出来なかったのです。一緒にあそぼうとしても、自分のルールで勝手にすすめようとしたり、正しいやり方を教えようとすると嫌がって逃げたりしていました。
でも、最近ジャックとワタシがよくゲームをしているのを見て興味を持ったのかな?
先日、Trouble Game という、すごろくみたいなゲームをいじっているジョーイを見て、「ママとやる?」と声をかけたら「Yes」という答え。どうせまた一人遊びになっちゃうんだろうと思いつつ、だめモトで始めてみたら、ちゃんとルール通りに進めるし、私と順番にさいころを振ることも分かっていた。
その夜、ダンナが帰ってきてから、家族4人でこのゲームを楽しみました。
家族でゲームをし、終了することができたのは初めてです!
「イエーイ!すごいよ、ジョーイ!」
「よくやった!がんばったね!」
実際ゲームに勝ったジャックそっちのけでジョーイを絶賛。
その盛り上がりにびびったのか、ジョーイはそれ以上遊ぼうとしませんでした・・・。
でも、次の日ジャックとまた遊んでた。
どんなすごいことかと思ったら、なーんだ、そんなこと・・・なんて、言わないで下さい。
人との関わり方が分からない自閉症のジョーイにとっては、ものすごいコトなのです。
ああ、嬉しい~
ご一緒に喜んでいただけますか?じゃ、クリックで。
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紛らわしい発音に注意
- 2008/05/27(火) 18:10:10
昨日UPした記事を読み返していて、「アタシは英語は完璧なのよ~」という大間違いかつ高飛車な雰囲気がぷんぷんしているのに気づいて青ざめている。
「い、いえっ、決してそんなつもりは・・・っ!」
そんなわけで、今日は怪人の申し開き。
アメリカに来てもう10年以上になるのに、怪人も未だ英語にはチャレンジャーな毎日である。
文法は少々間違ってもイミが通じればいいのだが、苦労するのは発音。
例えば・・・
未だにLとR、BとVの発音を混乱することがある。
またTHやPHなどの、もともと日本語にはない音を上手く言えないこともある。
Rice=「米」がLice=「シラミ」になったり、Long=「長い」がWrong=「間違い」になったりするのは、無難に引き合いに出されるので割と知られているところ。
しかし、発音を間違うとやっべえ!というイミになる言葉も多々あるのだ。
Love=「愛」がRub=「こする」になるのは、"I love you"=「愛してる」が"I RUB you"=「あなたをごしごししちゃうよ!」となるので要注意。
え?あながち間違いでもないって?
あらいやだよぉ、おトミさん。イエローカードだよ。
Lover=「愛人」がRubber=「ゴム」になるのもホントにホントに要注意。
え?あながち無関係でもないって?おトミさんってば。退場!
英語の"Clap"=「手をたたく」は、LとRを間違えると"Crap"=「クソをする(ウンチよりも汚い言い方で、罵る感じ)」になる。
何年か前、ママ友達とその子供達と集まって遊んでいたとき、「ジョーイ、お手々叩こう!」と言おうとして、"Joey, CRAP your hands!"=「ジョーイ、手にクソたれろ!」と言ってしまい、刺すような視線を頂いた前科モンです。"Let's CRAP together!"=「さあ、一緒にクソしましょう!」なんて言った暁には、友達が減ること必至なのでご注意を。
Si(舌先でスィ)とShi(日本語のシ)の発音にも気をつけましょう。"Sit down."=「お座りください」と言おうとして、"Shit down."とは言わないように!Shitは前述のCrapよりももっと下品なバージョンの「クソをする」で、放送禁止用語でもあります。「お座りください」がとんでもないイミになっちゃうからね!
また、"Election"=「選挙」はLをRにすると"Erection"=「勃起」になるので、要注意。大統領選挙も"Presidential Erection"(大統領の勃起)になると、クリントン元大統領とモニカ・ルヴィンスキーのスキャンダルのことが頭をよぎります。クリントン、色んな業績を残したのに、人々が覚えているのはスキャンダルだけっつーのはどーよ。
日本人にとっては、頭の痛い英語の微妙な発音。
最後は、誰かから聞いたこの実話でシメ。
昔々、日本航空のスチュワーデスさんが、乗り込んできた外国人に "Have a nice fright!"と言っちゃったんだって。本人は "Have a nice FLIGHT."(どうぞよい空の旅を)と言ったつもりだったんだろうけど、"Have a nice FRIGHT."(どうぞよい恐怖を!)
言われた方のお客様、にっこり笑って "Sank you." と返したそうだ。(Sank=沈める、Sinkの過去形)
撃沈されたスッチーさん、単に「サンキュー」と言われたと思ってにこにこしていたそうだ。
こりゃお客様のが役者が上だね!
育児の話じゃないじゃん!って?
まあそこはおひとつ、柔軟に~。
マドンナもびっくり
- 2008/05/26(月) 15:20:02
もう十ン年前の話だが、東京に居たとき、マドンナのコンサートを観にいったことがある。会場の東京ドーム満員のファンの熱気と歓声にワタシもハイになっていた。
まず3曲ほど歌ったマドンナは、日本人の観客に英語でMC。
マドンナ「ねえみんな、聞いてくれる?去年、私の知り合いが二人、エイズで亡くなったの。」
観客「イエーーーーーイ!」
うっわあ、そんなところでイエーイって、どうするの!
マドンナ怒っちゃうよ!怒って帰っちゃうよ!オイオイ!
コレに対し、マドンナは顔色ひとつ変えずにエイズ撲滅を訴え、次のナンバーを歌い出し、そのままコンサートはノリノリで終わった。
さすがスーパースター、器がデカイ。
日本ももう何度か来ていたから、日本人が英語できないの解ってるんだろうな・・・。
これだけ英語の必要性が訴えられ、あれほど英会話学校があふれる日本で、大半の日本人が英語が苦手なのは何故だろう。実は怪人、日本での英語の教職免許をもっていたのだが、今の日本の教え方では読み書きは出来ても会話は出来るようにならないと思う。
大学4年のとき、交換留学から帰ってきてすぐ、母校の中学に教育実習に行った。3年生相手に教科書を読んだら、担当の教師に「怪人さんの英語は発音があまりにも本物にちかくて生徒には分からないから、もっと日本語的な英語で読んでくれ」といわれてアゴがはずれたことがある。(←勿論、比喩ですが・・・。キモチ分かるっしょ。)
こんなばかげた英語教育のシステムに加担するものか!と結局教師にはならず、東京で就職した。
どの国でも、子供たちが言語を学ぶときそうするように、まずは耳から聞いて言葉をおぼえ、読み書きはそれに追随する形で学んでいくのが理想だ。少なくとも、「聞く・話す」と「読む・書く」が同時進行でないと。
国際ビジネスの90%は、いまだ英語でなされるという。
取り残されないように、頑張れ、日本の英語教育!
他に書くことが思いつかないので、どーでもいいことを徒然と書いてみました。
自閉症育児にも、海外育児にも、ぜーんぜん関係ないやん!
というツッコミをこめてクリックオネガイします。
ジャック・ニュース
- 2008/05/25(日) 16:10:50
こんばんは。
ジャック・ニュースの時間です。
・・・とかなんとか言いながら、ホワイトボードにイマジネーションをぶつける5歳児が、我が家には約1匹生息する。
レポーターは、ボブ・ビルとジェフマン・ギル。
どっから思いつくんだよヲイ。
今日のトップニュースです。
この世界地図(?)をご覧下さい。
ディズニー・ワールドは、アメリカから独立して、南のほうに国家を構えたらしいです。
「これが、ちきゅう。ここが日本で、ここがアメリカで、ここがディズニー・ワールド。おしまい。」
そんなレポートの仕方でええんか!
「気にしたら負け。」
ジャック・ニュース・ネットワークは、現在スポンサーを絶賛募集中。
ビジネスマインドばかりが先行するうちの5歳児に、応援のポチをくれまいか。
プレスクール最後の日
- 2008/05/24(土) 14:24:21
5月23日、ジャックは3年間通ったプレスクールを終えた。
このプレスクール、3色のCrabappleが並んで植えられており、卒園の時期に満開になる。
最後に、満開のCrabappleの下で記念撮影。
(クリックで拡大します。)
週3日、午前中だけのプレスクールだったが、たくさんのお友達ができ、母親譲りのおちゃらけた性格で皆の人気者だったようだ。交代でおもちゃで遊んだり、並んで順番を待ったり、模倣遊びをしたりと、自閉症児と一緒の生活では必ずしも身に付かないことを学んだ。読み書きは得意だけど、工作や音楽には興味なしということも判明。アンタ、アタシから遺伝されたのは変人的なユーモアのセンスだけ?
今年9月にはキンダー(幼稚園)に入る。アメリカでは、幼稚園は小学校に入る前の1年間、読み書き算数など、学問の基礎を身につける場である。遊びを通して学ぶことが主流だったプレスクールよりも、もっと学術的なことが重視される。小学校の付属といったかんじで、教室も小学校の中にある。勉強でもなんでも遊びにしてしまうジャック。大丈夫だろうか。
帰りの車の中で、ジャックと話した。
お友達とも先生ともお別れだね。
「うん、マミー、ボクさみしいよ~」
プレスクールで、何が一番たのしかった?
「おやつ。」
いや、そうじゃなくて・・・。
遠足とか、発表会とか、ハロウィンパーティーとかあったでしょ?
どれが一番思い出に残ってる?
「ハロウィンパーティーで食べたおやつ。」
あ、そう・・・。
ジャックの将来が少なからず不安。
とりあえず、卒園おめでとうクリックをオネガイします・・・。
トゲトゲ雑草
- 2008/05/23(金) 13:36:21
我が裏庭は、遊具の奥に野生の植物が生えていて、無法地帯 小動物達のオアシスになっている。野生のウサギやリス、鳥なども住んでいる。去年の秋、寒さで雑草が枯れかかった頃にはアヒルか雁の卵がかえった跡が見つかった。ほのぼの~(ウサギの死体とかも発見したが
)
そんな中、トゲがあって動物達を寄せ付けない雑草が生えてきている。
先日裏庭を見て廻っていたら、偶然この草に手首が当たった。一瞬の感電したかのような衝撃のあと、あたった手首が毒虫に刺されたように腫れ上がった。熱を持ってて痛くて痒かった。
小さいけれど、かなり硬くて鋭いトゲトゲ。
名前が分からんから、「トゲトゲ雑草」と勝手に命名。
もしかしたら、ジョーイの目が腫れたのは、
このトゲトゲ雑草が原因か??
(過去の記事「何アレルギー?」参照)
確たる証拠はないが、直感で「この草はヤバイ」と思い、駆除することにした。
長袖の服を着て、軍手の上からゴム手袋を2枚重ねてはき、根っこから引っこ抜く。
それでも時々トゲが2重のゴム手袋を突き破って手に刺さる。いででで。
この植物、根がつながっているようで、ひとつ抜くと長~い根っこが着いてきて、その伸びた先にある仲間の居場所を教えてくれる。
ふははは。ば~か~め~!とか悪態をつきながら抜いていく。
3時間かけて、13ガロン(50リットルくらい)のゴミ袋2枚分が一杯になるほどのトゲトゲ雑草を引き抜いた。そろそろ腰も痛くなってきて、「これくらいでいいかな」と手袋を脱いだ矢先、また少し離れた場所で群生しているのを発見。
「げへげへ。そう簡単には駆除されねえぜ。」
不覚にも、もう一本たりとも抜く力が残っていない。
敵に弱みを見せてはいかんので、
「ふんっ!今日はこのくらいにしといたるわっ!」
と雑草相手に捨て台詞を投げて退散。
トゲトゲ雑草と怪人の攻防は、たぶん雪が降るまで続く・・・。
余談ですが。
子供の頃、母に「アンタは雑草の如く育て」と口癖のように言われた。
踏まれても、抜かれても、また頭をもたげる雑草のように、力強く不屈であれと。
「蝶よ花よ」ではなく、「温室の花」でもなく、「雑草の如く」!!
おかげでこんな打たれ強いオナゴになりました。
母上、ありがとう・・・。
その母は、家庭菜園をしている畑に行って、
「んも~!この雑草、抜いても抜いても生えてくる!キー!」
と日々キレているらしい・・・。
ちょっと、複雑。
クリックで雑草駆除だ!ぶちぶちぶち~!
今日の勘違い
- 2008/05/22(木) 15:15:04
etegaminikkiさんのブログで紹介されちゃった♪
- 2008/05/22(木) 15:00:19
なんでもちゃっちゃっと描けちゃう、すごい画才をお持ちのetegaminikkiさんのブログで、ちょこっと紹介していただいて、もう嬉しくて、くるくる廻りながら天にも昇るキモチの怪人です。
絵手紙日記ブログはこちら
http://etegaminikki.blog97.fc2.com
ツツジの美しい記事はこちら
http://etegaminikki.blog97.fc2.com/blog-entry-356.html
普通、こんなスゴイ才能をお持ちの方とは、お話も出来ないよ~。
etegaminikkiさま、本当にどうもありがとうございました!
これからも、こころ温まる絵を描いて載せてくださいね。
嗚呼勘違い人生(1)
- 2008/05/21(水) 19:32:47
何アレルギー?
- 2008/05/20(火) 14:24:58
我が家の長男、自閉症ジョーイは、アレルギー体質だ。
犬・ネコ・カビに触れると即反応。カオが膨れ上がります。おかげで、犬猫を飼っているお宅には、お邪魔できないし。
牛乳・乳製品、小麦、ナッツ類(ピーナッツはなぜか大丈夫)は、血液検査の結果「敏感である」との結果が。腫れたり痒くなったりはしないんだけど、自閉症児によくある、ひとりごと、オウム返し、体をゆするなどの特異な行動がパワーアップしたり、もともとビミョーな注意力がもっと散漫になったりする。
そんなジョーイ、ある日裏庭で遊んでいて、突然、右目がぶわ~っと腫れだした。
実はこれが起こったとき、怪人はレストランのバイトに出ていてその場にいなかったのだが、目撃者(ダンナ)の話によると、直前までなんともなかったのに、突然右目をこすりだしたかと思うと、見る見るまぶたが膨れて、目が開けられないほどになったのだとか。
この写真は翌日の朝撮ったもの。腫れはだいぶひいたけど、まだ痛々しい。
何に反応したのかが分からないのが、頭の痛いところ。
何かの植物?
虫?
土や遊具を触って汚れた手で目をこすったから?
去年の夏も、裏庭で遊んでいたら下唇が突然腫れだして、直径3センチくらいの風船のようにまでなったジョーイ。医者に連れて行ったら、「うわ!こんなの初めて見た!」と言われたくらいだ。抗ヒスタミン剤を飲ませて、自然に腫れが引くのを待つ以外なかったので、今回も同じようにした。
ジョーイ、学校行く?
「うん、行く。」
かゆみはおさまっていたようだし、アレルギーだから人にはうつらない、ということで学校に送り出したが、校医からソッコーで電話がかかってきた。「結膜炎とかでは・・・」
「ちがいます。アレルギーです。」
「何に反応したんですか」
「不明です。」
校医は腑に落ちない様子だったが、以前預けておいた抗ヒスタミン剤入りの目薬を点眼してくれるよう頼み、ジョーイはその日ちゃんと学校を終えて帰ってきた。
自閉症は一種の免疫不全だという説がある。自閉症を患う人々の実に50%(実際はもっとかも)が、なんらかのアレルギーや過敏症をもつといわれる。
犬も歩けば、棒に当たる。
ジョーイもあるけば、アレルゲンにあたる。
だからって外に出さないわけにはいかない。
バッグに抗ヒスタミン剤を忍ばせて、今日もジョーイは元気に出かける。
そんなジョーイに応援ポチ、プリーズ!
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なんちゃって桜
- 2008/05/19(月) 18:54:30
さ~く~ら~、さ~く~ら~
・・・みたいな花が咲きました。るんるん♪
桜の育たないミネソタでは、桜に似ている「なんちゃって桜」、Crabappleという木の花が咲くのが楽しみ。
これは市役所の前に植えられた、Spring Snow Crabappleといって、白い花が咲く。
このほかにも、Crabappleには色んな種類があり、薄紅色や濃いピンクの花が町のあちこちで咲いている。
(クリックで開花!)
一斉に咲いた白い花と、背景の青空のコントラストがたまんないね。
もう後3-4日で散っちゃうだろう。
だからこそ、この一瞬が眩しい。嬉しい。美しい。
この下にゴザ敷いて、いっぺえやりたいところだが、多分タイホされるな。
市役所の隣、警察署だし・・・。
日本は「花見」と称して、公の場所で堂々と酒盛りができるんだよね。
日本の皆様、それって特権でっせ!
行使せよ!!
花見はクリックのあ・と・で
ジャックの音楽センス
- 2008/05/18(日) 17:33:27
先日ジャックのプレスクールのField Trip(遠足)があり、付き添いとしてボランティアで行って来た。
このプレスクール、年に何度かのボランティアが必須。それって、ボランティアとはいわないんじゃ・・・
なーんて疑問はおいといて、バスで向かったミネアポリスのダウンタウンにあるオーケストラホール。
ジョーイを妊娠していたときに、ミネソタ・オーケストラのコンサートを聴きに来たことがある。当時の指揮者は広島出身の大植英次。体格のいいアメリカ人がずらりと並ぶオーケストラを、小柄な日本人が全身を使って指揮、見事なシンフォニーをつむぎあげるのを、感動と畏敬の念を持って見守ったのを覚えている。
そんなオーケストラホールへ、4-5歳のおこちゃま団体がぞろぞろと。
まずはメインホールで色んな楽器について勉強。本当のオーケストラの団員さんたちが、バイオリン、コントラバス、ハープ、フルートなどの管弦楽器を実際に演奏して見せてくれる。
ジャックはそんな楽器のデモンストレーションより、ホールの壁の「さいころ」や、天井の「ぼこぼこ」が気になって仕方がない。
「さいころ」や「ぼこぼこ」。
(メインホール内は撮影禁止でしたので、ネットで見つけた写真です。)
他の子たちがじっと座って話を聞いている中で、ジャックはごそごそ、きょろきょろ、端っこのほうで他のボランティアの親たちと一緒に見ている私を探し出して手を振る。
走っていって「じっとして話を聞けーい!」とハリセンしたいキモチをぐぐっとこらえる怪人。
プレスクールの先生がジャックの後ろに座って、時々注意してくれるのでなんとか座っていられたが、こいつ、かなりADDかADHDっぽいかも・・・。
メインホールでのデモンストレーションが終わって、こんどは小さなエリアに移動。
順番でバイオリンやドラムに挑戦。
「こう?」
案内役のおばあさんがバイオリンを支えてくれます。
真剣な面持ち。
「むずかし~い」
「ボクこっちのほうが得意だな。」
最後は、「家にあるものでどんな楽器がつくれるかな?」実験。
箒でダンボールのでこぼこをこすって、しゃっ、しゃっ。
約3時間のトリップを終えて帰ってきました。
それでは、今日の体験をジャックに聞いてみましょう。
ジャック、オーケストラホールで何したの?
「さいころとぼこぼこを見たの。」
そ、それから・・・?
「それから、おなかすいたの。」
いや、そうじゃなくて・・・。色んな楽器見たり触ったりしたでしょ?
「そうだっけ?」
おいおいおーーーーい!
音楽にあまり興味のないジャック。
いつも自分で作詞作曲してミョーな歌を歌ってるくせに。
まだ5歳のコドモには、少し背伸びした遠足でしたかもね。
まあ、そこんとこ、ぽちっとオネガイしますよ・・・。
ムキムキの町
- 2008/05/17(土) 14:23:37
前回に引き続き、怪人の「方向オンチ疑惑」を分析・解明するぜ。
怪人が生まれ育った町は「ムキムキの町」というあだ名があった。
別にこういう筋肉質のおっちゃんたちが住んでいたワケではない。
ヤダ、そんな町・・・。
正解は「向き向きの町」。 ああ~よかった・・・。
むか~しむかしのことじゃったぁ~。(にほんむかしばなし風に。)
時は戦国。海賊に何度も何度も襲われた小さな港町。破壊的な打撃を受け、町をほぼ一から再建しなければならなかったとき、人々はわざとよそ者が迷うように、それぞれが思い思いの向きに家を建てた。家の玄関から裏の戸まで一直線に抜けられるよう長い土間を作ったり、住民だけが知っている裏道を作ったりして、地元民は有事にはすぐ逃げられるようにし、海賊は町で迷ってしまうようにした。そして、襲ってきたはいいが船に帰る道が分からず右往左往する海賊を、一人、また一人とやっつけたのであった。
めでたすめでたす。
この話は、怪人が子供の頃、祖父に聞いた話だ。どこまで本当かは分からないが、町のいたるところにある、人一人がやっと通れる位の細い抜け道や、立て直す前の我が家(玄関から裏の戸まで靴を脱がずに一直線でぬけられた)を思い出すと、多少尾ひれがついたかもだけど、背骨くらいは本当の話だったんだろうと思う。
とにかく、曲がり角をひとつ間違えるととんでもないところに出てしまうという「向き向きの町」で育った怪人は、「アタシって方向オンチ・・・」とコンプレックスを持っていたのだ。
大学で大阪、就職で東京に住んだとき、全然道に迷わない自分に正直戸惑ったほどだ。
アタシって、方向オンチじゃなかったんだ!
アメリカくんだりまで来ても、やっぱりあまり迷わない。
特に日中は、太陽の位置で瞬間的に本能的に方角が分かる。
ツイン・シティーズ(ミネアポリスとセントポールをあわせてこう呼ぶ)の幹線道路を含む、大まかな地図も頭に入っているし、カーナビのように頭の中で地図をたどりながら運転したりもする。(このへん自閉症っぽいかも。)
対するダンナは、道順を箇条書きで覚えている。だから、いつも通っていた道が突然通行止めになったりして、慣れた道順に茶々が入ると即アセる。
「ここをこー行って、右曲がって、左曲がって、こう行けばいいじゃん。」と言うと、神業を見たかの様に崇拝者の目になる。
ふはははは。あがめるがよい。
「ムキムキの町」で育った怪人をなめちゃいけないよ。
怪人の故郷になぜか敬意を表して、クリック!たのんます。
方向音痴の雁
- 2008/05/16(金) 18:05:53
雨上がりの袋小路に佇む雁一羽。
どうした、一人か?
雁は春になると、天敵が少なく食べ物が豊富なこのあたりに北上してきて、つがいになり卵を産み雛を育てて、冬には越冬のためまた南へ去っていく。
たいてい数羽から何十羽ものグループで活動し、少なくても二羽のつがいで行動するのが普通なので、雁が1羽でぽつねんと立っている姿にはなんとなく哀愁を感じた。
群れからはぐれてしまったのかな?方向オンチなのかな?
実はダンナも方向オンチ。車に乗って北上しながら、「今南に下ってるでしょ?」とか平気で言う。
ダンナ、渡り鳥とかシャケに生まれなくてほんっとぉ~によかったねえ・・・。
ワタシは子供の頃、よく道に迷うので自分は無類の方向オンチだと思っていたけど、後になって、あれは実は住んでいた町がややこしかっただけなんだと判明。
そう・・・私が育った町は別名「ムキムキの町」と呼ばれていた。
ちゃちゃちゃっ、ちゃーちゃっ、ちゃーらーーーん
(火曜サスペンス劇場の効果音)
とサスペンス気分が盛り上がったところで、何故そういう名がついたかという話は次回に持ち越し。
請うご期待!
A Bug's Life (虫の一生)
- 2008/05/15(木) 20:46:45
母の日レポート(3)
- 2008/05/14(水) 18:37:04
母の日は「何もしない」と断言してあったが、結局皿洗いと洗濯はすることになった。
汚れた食器がシンクに溜まっているのがイヤ。ダンナがやってくれるのを待っているとバイキンがどんどん増殖するのが目に見えるような気がして気が狂う。
洗濯は、やっとかないと翌日チビどもの着る服がない。冬や夏の服は結構程度あるのだが、ミネソタの短い春・秋用の薄手の長袖シャツというのはせいぜい2日分しかないのよね。
それでも意地で料理はしなかった。
昼はチビどもの要求でマクドナルドへ。現在、ハッピーセットに"Speed Racer(スピード・レーサー、現在アメリカで公開中)"の車のおもちゃがついてくるのだ。ちなみに日本公開は7月5日らしいよ。
それで、ジョーイの
「マクドナルド行く」
「マクドナルド行く」
「マクドナルド行く」
「マクドナルド行く」
「マクドナルド行く」
攻撃に負けた。
(ジョーイの過去の「ウォルマート行く」攻撃はこちらの記事。)
夜は、つい最近開店したという「Akita」という日本食のレストランへ。
$21.99で、枝豆などの付け出しから、寿司・刺身はじめ、てんぷら・うどん・そば・どんぶり、さらには鉄板焼きメニューに至るまで、食べ放題!(飲み物は別料金。)
子供は年齢x$0.99。こりゃ~、ちょっと行ってみないと。
アキタのドアを開けて、まず右手に見えるのがこういうオブジェ。
反対側にはこういうデスク。
この時点でもうお分かりでしょうが、オーナーは日本人ではなく中国人アルね。
厨房にもフロアにも日本人従業員が一人もいないっつーのは、どーよ。
フロントを通って中へ。
あっ!
ジャックヒーロー、カメラに収まるチャンスは逃しません。
店の中にはメインダイニングエリアと鉄板焼き(ここでは"Hibachi"=ヒバチと呼んでいる)エリアがあり、食べ放題の客はメインダイニングエリアに座る。鉄板焼きメニューも頼めば食べられる(料金込み)。
メインダイニングエリアの真ん中にある寿司カウンター。
怪人、まずは枝豆、味噌汁などを頼み、続いててんぷら、鳥手羽のから揚げなどを。
ダンナは早速お目当ての寿司・刺身をオーダー。
(背後にジョーイの食べかけがあって失礼。)
刺身は、トロはあるのにマグロがないというのに納得がいかない。
しかも、すっごい薄切り!5ミリくらい??
まあ、食べ放題だから、何度もオーダーすればいいんだけどね。
「カニ足」が刺身メニューにあったので頼んだら、しっかりカニかまが出てきた。
怪人、大好きなタイの刺身を、親の敵のように食べました。
この寿司盛り合わせの右奥にある丸いのは、なんと「寿司ピザ」。
やめとけとゆーのに、ジャックが「ピザ食べる~ううう」(メニューには写真がなかった。)
注文したら、衣を着けて油で揚げたシャリの上にシャケとミステリアスなソースがのってきた。
邪道もここまで極めれば天晴れと言えよう。
ジャックは「ピザじゃない~」と拒否。
だからゆーたやんけ!
ワタシは鉄板焼きメニューの中から「サーロイン・ビーフ」ってのを頼みました。甘辛ソースで炒めたビーフと玉葱。となりはデザートのアイス。バニラ、抹茶、アズキから選べます。
どの料理も、「決して本場の味ではない」ことを念頭においていれば、まあまあの味でした。
リーズナブルにお腹一杯になりたいアナタにはお奨め。
でも、味にこだわるアナタは行っちゃダメ。
最後に記念写真。
怪人やっぱり映倫処理することにしたよ。
それよりジョーイの視線が定まらんのが気になるが。
そんなわけで、母の日はワタシに大好評のうちに終わりました。
とってもスペシャルな日にしてくれたチビどもとダンナに大感謝。
父の日まで5週間。さてどうするか。
大画面テレビを買った時点で、「この先10年、誕生日、クリスマス、父の日のプレゼントはなしだからね!」「ああ、いーともさ!」ということで同意しておりましたが、何かやらんと申し訳ないね。
皆様はどんな母の日を過ごされましたでしょうか?「ポチってして。」「ポチってして。」「ポチってして。」「ポチってして。」「ポチってして。」
「ポチってして」攻撃に、負けた??
母の日レポート(2)
- 2008/05/13(火) 17:24:34
さてさて、母の日レポート第2弾は、ジョーイからのマザーズ・デー・カードだよ!
ハンカチの用意はいいかな?
ジョーイは7歳だけど、自閉症と知的障害をあわせ持ち、発育年齢的には3-4歳であることを踏まえてお読みください。
画題:『ママとボクの絵』(A picture of my Mom and me.)
一人しかおらんやん
これ、ママなわけ? ジョーイはどこよ。ママの巨大な頭の後ろにかくれているのか?
すっげえ投げやりな絵に見えるけど、これがジョーイの精一杯らしい。
さらに、もう一枚プリントが出てきた。
画題:『これがボクのママ。』(This is my mother.)
Cって何よ、Cってえええっっ
実はジョーイ、アルファベットのCが大好き。アルファベットなぞ読めなかったよちよち歩きの頃から、なぜかCにこだわっていた。何故AじゃなくBでもなくCなのかはナゾだが、どうもこの未完成の楕円のような形がたまらんらしい。
(自閉症の人は、常人には想像もつかないようなものに執着すること多々アリ。)
ジョーイの大好きな車もCで始まる単語だしね・・・って、よく見るとCarって書いた跡がある!
そのarの下になっているこの3本足のイカがワタシらしいぞ。
お釈迦様でもコメントのしようがないそんな絵の下には、余白に書き込んで文章を完成させるタイプのプリント。
「ボクのママの名前はマミー。」
「ボクのママは15歳。」
「ボクのママの好きな食べ物は、バナナ。」
「ボクのママはママはボクと遊ぶのがスキ。」
(太字の部分がジョーイの書き込み。)
とってもとっても嬉しいよ。ありがとう、ジョーイ。
それが本音であることには間違いないが、即ツッコミアワーの時間です。
「ボクのママの名前はマミー。」
こんにちは、マミー・怪人です。
って、マジでママの名前を知らんのかい?教えたじゃん!
(自分の正式名がジョセフであることも知らないしね・・・。)
「ボクのママは15歳。」
あたしゃ8歳でキミを産んだのかい?
ん十ん年もサバよんでくれてありがとう。
オバハンのハートの掴み方を心得ている・・・ワケではない。
「ボクのママの好きな食べ物は、バナナ。」
バナナはキミの好きな食べ物でしょーが、このおサルぅ。
「ボクのママはママはボクと遊ぶのがスキ。」
一緒に遊ぼうとしても逃げていくくせに!
最近ママはジョーイが遊んでくれなくて淋しいんだよ。
っ て な わー けー でー 。
ハンカチ、役に立ちましたか?感動で?笑いすぎで?鼻からコーヒー吹き出して?
ジャックはジャックなりの、ジョーイはジョーイなりの愛を形にしてくれました。本当にどうもありがとう。ママは幸せモンだよ。
ママも、言葉では安っぽくて表せないくらい、キミたちを愛しているからね。
次回母の日レポートの第3弾は、母の日ディナーの模様を独断と偏見ビジョンでお届けしますです。
新しく出来た日本食のレストランへ突撃母の日ばんごはん~!
お見逃しなく。
3本足のイカにされてしまった怪人への応援クリックはこちら。
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- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
ジャンル:
- 育児
母の日レポート(1)
- 2008/05/12(月) 22:13:08
母の日の数日前、我が家ではこんな会話があった。
ダンナ「母の日、何したい?」
怪人「何にも。」
モールで一日ショッピングしたいとか、久しぶりに映画を見に行きたいとか、ママ友たちとランチを食べたいとか、そういう答えを予想していたダンナは目が点になった。「何にも?
」
「なーんにも!料理も掃除も洗濯も、朝子供と一緒に早起きするのも、「おなかすいたー」と言ったらなんか作ってやるのも、なーんにもしたくない。早い話が、
アナタに一日お母さんになってほしい。」
ダンナ、目を丸くして二の句が次げず。
数日早送りして、母の日。目が覚めたら、朝10時だった。
ダンナは、朝6時ごろ起き出した子供と一緒に起きて、ワタシが毎週末するように、相棒(今回はワタシ)が起きてくるのを辛抱強く待っていた。(イライラ)
階段を降りていくと、
「ハッピー・マザーズ・デー、マミー!!」とジャックが 飛びかかって 抱きついてきた。腹部にケリが命中するが、笑ってこらえてありがたく頂く。
ジョーイもダンナに促されて、「ハッピー・マザーズ・デー」とあさっての方向を向かってつぶやく。
投げやりっぽいが、これがジョーイの精一杯なら、これもありがたく頂く。
ちなみに、チビどもに「朝ごはん何食べた?」と聞くと、「バナナと豆乳とポップコーン」。
おやつかいな。
それから、チビどもがそれぞれ学校とプレスクールで作ってきたプレゼントを開けた。
まずは工作のプレゼントから無難にスタート。
上がジャック、下がジョーイ。念のため。
そして、「母の日カード」を頂きました。
本当に本当に嬉しくて、感動して涙が出そうだったということを明記した上で、ツッコミを入れて行きたいと思います。
まずは、ジャックがプレスクールで書いてきたカードの中身。
(ジャックが言った言葉を先生が書き込んだらしい。)
「ボクのママはとても特別だ。名前は○○という。彼女は黒い髪で黒い目だ。彼女の好きな食べ物は果物で、好きなレストランはQuangだ。ボクのママは、おちゃらけるのが楽しいと思っている。ママがボクと一緒に{空白}で遊んでくれるとき、そしてディズニーワールドに連れて行ってくれるとき、ボクはとても嬉しい。ボクはいつもペンギンになってママを笑わせる。ボクは世界で最高のママを持っていると思う。」(太字部分がジャックの答え。)
うわあ~、ありがとう、ジャック。
ホント嬉しい~
はい、それでは、ツッコミ開始~ぃ。
『黒い目』(Black eyes)っていうのは、ケンカなどしたりして、目の周りにアザが出来たとき、それを指して言う言葉。日本語の所謂「黒い瞳」は英語ではBrown eyes(茶色の目)なのです。「ボクのママはBlack eyes」なんて言ったら、家庭内暴力かと思われかねん。まあ、5歳児はまだ知らんわな。
『Quang』は、ミネアポリスにあるベトナム系のレストラン。ワタシではなくダンナのひいきのレストランだ。鍼のクリニックの隣にあり、土曜日の鍼治療の前に、都合上ほぼ毎週ここでランチを食べる。別に怪人も嫌いじゃないですけどね。ちょっと食べ飽きた感はある・・・。
『ボクのママはおちゃらけるのが楽しいと思っている。』 ちがうの。おちゃらけるのは楽しいんじゃなくて、空気中の酸素といっしょなの。必須なの!
『ママがボクと一緒に{空白}で遊んでくれるとき、そしてディズニーワールドに連れて行ってくれるとき、ボクはとても嬉しい。』
いつもゲームやパズルやおもちゃで遊んであげてるのに、何一つ思いつかんのか??
ディズニーワールドになんて、2年か3年に1度だよ?そこまで行かないと喜ばんのか??
『ボクはいつもペンギンになってママを笑わせる。』
最近ジャック・ブームなのが、ペンギンのマネ。急に変な動作をするので、「な、な、何?」と聞くと、「ボク、ペンギンなのー。空飛んでるのー。」と言う。
ペンギンは飛ばーん!とツッコミを入れる間もないほど、笑ってしまう。
車の後ろでもやってます。ぱたぱた。
ふむふむ、5歳の我が子に自分はこういう風に見えているのじゃな。
こういう発見は、時に新鮮であり、時に冷や汗もんである。
去年ジャックがプレスクールで書いたカードには、"My Mommy always says ( ) to me."「ワタシのママはいつもワタシに( )と言います」って質問があり、完成したカードは廊下に張り出されて皆の目にさらされた。
ほとんどの子が"My Mommy always says 'I love you' to me."(ワタシのママはいつもワタシに「アイラブユー」と言います)と書いている中で、ジャックの答えは"My Mommy always says 'Get in the car!' to me." (ボクのママはいつもボクに「車に乗りなさい!」といいます)だった・・・。
それ以来、意識して「アイラブユー」を言う回数を増やしたよ。
さて、次回の母の日レポート第2弾は、爆笑ジョーイのカードの中身だよ!
おたのしみに!押してって~ん
木製公園
- 2008/05/11(日) 16:05:56
ミネソタは、公園がとても多い。
住んで10年目だが、毎年のように新しい公園を発見する。
(公園が新しいわけじゃなくて、私たちが「あ、こんな所にも!」と発見する。)
お金をかけずに子供をのびのび遊ばせるには、最高の環境だ。
天気のいい日はでかけなきゃソンソン。
今日のお出かけ先は、珍しく木製の遊具がある公園です。
(滑り台、柵などにはプラスチックも使われてマスが。)
(クリックで拡大)
まるで迷路のようだ!
それに、デカイ!滑り台だけで5つある。20年ほど前に、ある会社の社員が一丸となって、自分達の手でひとつひとつ組み立て、ひとつひとつボルトを締めて作ったらしいです。
廃棄処分になったタイヤなども利用しています。
ジョーイは相変わらず滑り台にはまりました。
「人生は綱渡りだよ。」
足が地についてまふ。
木の遊具は、ところどころ擦り減っていたり、手をかけるところは黒光りしていたり、普通の鉄やプラスチックで出来た遊具とは一味ちがいます。長い冬の間は雪の下になるので、毎年防水加工とかやっているにちがいない。町の皆が大切に大切に使っているのが感じられます。
今気がついた・・・。
前回公園に行ったときと、全く同じ服装だ!
衣食住といいますが、衣に金をかけない(かけられない)怪人への応援はコチラ。
天使が降りてくる
- 2008/05/10(土) 21:18:36
うす曇りの空の下、渋滞でちっとも進まない高速道路。
車の外を見ると、雲の切れ間から光が射していて、とっさにカメラに手を伸ばしました。
ジャック「うわあ、キレイだね~」
怪 人 「ホントだ、キレイだね~」
ジャック「あそこから天使が降りてくるんだよね~
」
ぐはあっ!
気取ろうとしてるワケじゃない、カッコつけたいわけでもない、
だからこそ余計に神秘性をおびる、5歳児の素朴な発言にやられました。
あそこから天使が降りてくる・・・。本当にそうかもしれない。
ジーンとしていたら、後ろの車が「はよ行け~」とブッブー!
あ、すんません。感動している場合ではなかった。
天使のおかげでこうはなりませんでした。
玉突き事故のことを英語で"Pile-up"(パイルアップ、重ねて積み上げること)というけれど、なあるほど。
納得したところでクリックしよう。
好きな日本語
- 2008/05/09(金) 18:15:53
日々英語を話していて、たまに日本の本を読んだりすると、時々「上手い!」と座布団を贈りたくなるような言葉に出会う。英語ではなかなか出せないニュアンスが、ぎゅっと凝縮された日本の言葉。
例えば・・・
「溺愛」溺れるほどの愛。親になって初めてどういうものか解った。
「忙殺」こ・・・殺される。これ以上忙しくなったらほんまに殺される。(親友にばんめ。の心の声?)
「子宮」ほんまその通りや!
「ちょっと違わん?」と思う日本語もある。
「豆腐」と「納豆」。納豆こそが豆腐と呼ばれるべきではないのか?
四字熟語もイケてます。個人的にイケてる!と思う四字熟語。
「一期一会」千利休が説いた、茶の湯のココロ。人と人との出会いは一生に一度きりのもの。だから誠意を尽くせということ。
「温故知新」先人の知恵、歴史、学問などを勉強して、新しい知識を得ること。孔子が言ったらしいです。(子供の頃、温故知新がどうしてもいえなくて、「うんこちんちん」と言っていたU君。どうしてるかな・・・。)
「慈悲喜捨」他の幸福を喜び(慈)不幸を憐れみ(悲) 他の有徳を欣(よろこ)び(喜)不徳を捨てる(捨)こと。仏教の教えだそうです。
「切磋琢磨」学問や修行に励むこと。切磋とは骨や象牙を切って研ぐこと、琢磨とは玉や石を打ち叩き磨くことだそうです。
ワタシなんかまだまだだ、と、戒められます。
『何でも根性で解決できるんでちゅ。』
怪人の好きな言葉は
「半額」!
「赤札」!
「一攫千金」!
「一挙両得」!
「棚からぼた餅」!
「濡れ手に粟」!
怪人、ただれてます・・・。ただれて血が出て膿になっとる。
『えろうすんまへん。』
ダンナの好きな言葉は・・・(推測で)「酒池肉林」かな?
やらしー意味で誤用されること多いですが、もともと、お酒も食べ物も豊富な、贅沢な宴のことです。
ダンナとはまさに「合縁奇縁」だったけど、「以心伝心」にはまだ程遠い。伝えたいことが「紆余曲折」で伝わらず、ケンカしたり腹立てあったり、「七転八倒」の日もありますが、「七転八起」で頑張ります。家族が笑顔で「平穏無事」に暮らしていけるよう、「粉骨砕身」「日進月歩」、「一生懸命」がんばります。
こういう熟語って、英語や他の言語に翻訳しようにも出来ないのよね。
なんとか主旨を訳しても、ニュアンスが失われちゃうのよね。
日本語って、奥が深いなあ。
話は変わりますが。
これはかなり昔の話ですが、母の実家のトイレに、立派な掛け軸がありまして。
それに大きな文字で「糞」と書かれておりまして。
まだ子供だった怪人は、後ろの壁に頭を打つほど退いたけど、よく見てみると
「米異なりて、糞となりけり」
とその下にやや小さな文字で書いてある。
ああ!米+異=糞か!
米食べたら体の中で異なるものになって糞になるのか!
こんな所で一本取られるとはね!
怪人が、トイレに吊るすから掛け軸に何か書いてくれといわれたら、こう書くけどね。
「大は小を兼ねる。」
最初、「おっ、今日は真面目な記事書いてるな・・・」と思って読んだアナタ。
まだ怪人のこと分かってないね。
おちゃらけてないと生きていけない自分が時々ニクイっす。
「笑門来福」。笑いながらクリックしてください。
怪人風映倫処理
- 2008/05/08(木) 18:53:48
ブログを見た母が電話でこう言う。
「アンタ、あんな写真よー載せるのぉ。」
モザイクなどの処理をしていない顔がそのままブログに出て、世界中の(←ウヌボレ)不特定多数の人に見られることに抵抗感がないのか?と。
べちゅに~。
モザイクってなんでっか。
ワタシの顔は映倫にひっかかりますか。
それではおうし座の怪人ならぬ、「オペラ座の怪人」風に処理してみましょうか。
うわ!不気味!
こっちのほうが心臓に悪くないかい?
夢に出てこないかい?
別にいいよ、素顔がネットで世界中を廻っても。(←だからウヌボレだってば)
街で「あれ、怪人じゃね?」ってひそひそ言われるワケでもなし。
でもその辺で見かけたら、声かけてね。
ミネソタ辺りに生息しているからね。(見かけるかい!)
クリックで怪人のウヌボレ指数を下げよう!出る杭は打たれる!ぽちっ!
怪しいジャパニーズ
- 2008/05/07(水) 18:19:31
ミネアポリスの某所にベトナム系の雑貨屋がありまして。
暇つぶしにちょっと入ってみたらば。
ある可愛いシャツのタグに見覚えのある文字。
ちょっとピンボケですが。
な、な、な、なんじゃこりゃ~!(
松田優作風にドーゾ。)
もちろん日本製ではない。アジアのどっかの国製。それがはるばるミネソタまで来て恥をさらすとは。
アジア(日本以外の)では、日本製の商品は化粧品でも服でも電化製品でもな~んでも人気が高い。
そこで、ひらがなやカタカナをつかって、こういうワケのわからんタグをつけて、あたかも日本製のフリをさせて商品を割高に売るのはアジア各国でやられている裏ワザである。(というより悪徳商法かも。)
ダンナの故郷のマレーシアに行ったときも、「カラオケブランド」のバッグだとか「ネイル・エナメル・ピコピコ」だとか、「となりのトトロ」ならぬ「なとのりトロロ」だとか、もうカンベンしてくださいってくらい怪しい商品を街のあちこちで見かけた。
それにしても、このタグは見事に意味不明だなあ。
「モノレナコ」だの「モヤユナニ」だの「フノホナホ」だの。なんか、ハワイ語のような気がしません?
あ~ろ~は~。
怪人のお気に入りは「ヤナメルフナホナ」。 深く考えないのがコツです。
フツー、「ああ、こういうことを書きたかったのね」と推測できるもんだけれど、かすりもしてないな。
作った人の一生懸命さっちゅーか投げやりさっちゅーか、混ざり合ってにじみ出ていて、哀愁さえ漂っているような。
こういうのって、笑ってばかりもいられないんだよね。
日本人も、時々「はあ?」っていう英語がプリントされたシャツとか着てますもの。
知らない言語をぶっちぎるのは、お互い様ってことで。
クリックフナホナ。
地下室・完成
- 2008/05/06(火) 20:24:42
3月4日に着工した地下室。
5月5日、晴れて完成しました。 ひゃっほ~う!
ジョーイのOT(=作業療法:過去の記事参照)を家でもやれるようにと、数々の(って、3つやけど)作業療法器具を買ったので、これを吊るすためのフックを、地下室の最後の仕上げとしてローマンに設置してもらいました。
イリュージョーン!? 腕が天井にのめりこんでる~!?
実は、電気配線の穴から腕を入れて、フックの反対側をナットで固定中だったりする。
ローマンのおかげで、150キロまで耐えられるフックが完成。早速1つ目の器具、プラットフォーム・スイングを吊るしました。
「わーいわーい」
ジョーイ、満面の笑顔。ゾウが乗っても 2人で乗っても大丈夫!2つ目は、私たちがコクーン(繭)と呼んでいるブランコ。
ジャック、サナギになる。
「出てきたら飛ぶよ。」
やりかねん。
これ、つい最近までジョーイは乗れなかったのです。なんか、きゅ~と締め付けられるカンジがイヤだったのかな?でも最近OTで出来るようになったのを見て購入を決意。
ジョーイ、ゆらゆらとリラックス。横から見るとこんなの。
中を覗いてみたら、笑ってた。
「でへ」
実は、全身に程よくプレッシャーがかかるのって、自閉症の人にいいらしいです。
「自分の体の認識につながる」って・・・。
自閉症の人の中には、自分の足がどこまで伸びているかとか、解りづらい人もいるそうです。
軽いマッサージ効果みたいなもんもあるんでしょね。
ワタシもサナギになってみたけど、結構キモチ良かったし。3つ目は、はしご。
腕力がつくし、手と足を同時に動かさなければ登れないので脳の発達にいいですよ~とOTのセラピストさんに勧められて買いました。でも、ジョーイは遠巻きに見てるだけ。ジャックはやる気満々なのだけれど・・・。
足ついてますやん!
普通のはしごと違って、吊りはしごは安定感がなく、子供には結構難しいみたい。
そういえば、日本では今日はこどもの日。
この遊具を以って(都合よく)こどもの日のお祝いとしましょー。
ちなみに、この3点のOT用具(プラス高さ調節用ロープ、及びフックの取り付け費用)、全部あわせて日本円で10万円弱。
自分達ではとても買えない。
ジョーイが障害者認定を受けているので、州政府から毎月いくばくかの補助金が貰える。
それを溜めてこのOT用具を買ったワケ。
以前、知り合いに補助金の話をしたら、「いいなー。うらやまし~い!」と言われて激ムカついたことがある。
アンタの子供は健常なのに、障害児を抱える者に向かって、うらやましいとはナニゴトか!
ワタシはジョーイの自閉症が治るなら、健常児になれるなら、今まで貰ったお金全部返すよ。
利子つけて、ノシつけて返すよ。
コホン。話がそれましたが。
『完成』と『落成』は違うということを、この記事を書くので調べて初めて知りました。
建物の工事が終わるのが完成。内装までちゃんと終わるのが落成。
まだ内装は出来てない!ので、この記事のタイトルは『地下室・完成』。
『地下室・落成』の記事はいつになることやら。
地下室工事に貯金はたいたので、しばらく家具かう金もねえ・・・。
数ヶ月か数年経って、忘れた頃に『落成』の記事が出るかもよ。
(それまでブログ、続くかな・・・。)
クリックしてくれたら、頑張って続けるよ!
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豪邸のガレージセール
- 2008/05/05(月) 18:28:33
ミネアポリス郊外の一角に、大富豪が住む豪邸が並ぶ超高級住宅地がある。
その中でも一番の豪邸(クリックで売り家の情報サイトが見られるよ!)が、日本円にして約3億5千万円で売りに出されたのは数ヶ月前。家の中にはバストイレが7つ、暖炉が5つもあり、ジムにサウナ、ミニ映画館のような映画鑑賞エリアが。冷暖房つきのガレージには車が6台停められる。裏庭にはテニスコートもあり、半地下のスペースには室内プールまで。
どんだけ金があまっとんねん!
まだ買い手はついていないが、現在住んでいる家族は近々引っ越すので、ガレージセールをやるという。
ガレージセールというのは、不要になったモノを自分の家のガレージに並べて売る、即席個人フリマのようなもの。普通ガレージセールというと、ぼろぼろに使い込まれたモノが二束三文で売られているのが普通だが、たま~に掘り出し物もあるので私は結構好きだ。ダンナは普段「人の不用品なんて」とあまり興味ないが、さすがに今回は「大豪邸の不用品」ということで好奇心をくすぐられたらしく、一緒に車に乗り込んで見に行った。
朝10時から開始というので、10時をほんの少し廻ったころ到着したのだが、すでに結構な人だかり。ウチのガレージの3倍はあるんではないかという巨大なガレージに、所狭しと並ぶ高級品の数々。
高級な家具やエクセサイズ・マシーンに$200から$1,000(2万円~10万円くらい)という、市価の一割くらいの値段がついている。いくら超お得でも私たちには手が出ない。
もちっと小さくて安い物はないかのう。
・・・とダンナと相談しながら見て廻り、いくつかの装飾品を買うことにした。
それではダンナと私がゲットした戦利品の数々をごらんください。
多分売り家サイトの写真の6枚目に写っていると思われる、フラワーアレンジメント。
$25なり。市価で$150くらいかな?
「ボンサーイ(盆栽)」3本セットで$20。
ツタの観葉植物2本とシダの鉢植え。それぞれ$25。
(行き場所が決まるまでウチのガレージに置いてある。)
ちなみにこれらは全てニセモノです。
どんな植木も怪人の手にかかるとてきめん枯れるので、最初からニセモノを買うのがいいのさ。
引っ越し祝いに貰った観葉植物の中で、生き残っているのはサボテンだけさ。
カリフォルニアのワインの生産地、ナパ・バレーで買ってきたというアート。
地下の濃い色の壁に合いそう。$10なり。
これらを買った際、この家のオーナーと少し話をした。街で会ったら、億万長者だとは絶対分からない、気さくで優しいにこにこのおじいさん。電池を作る会社を経営しているのだとか。
子供たちが育って巣立っていったので、夫婦二人で住むには手に余ると言い、もう少し小さな家に引っ越すことにしたらしい。
その小さな家って言うのも、私たちの家の3倍くらいあるそうだが。
金は天下の回り物というが、あるトコだけで廻っとんのとちゃうか?
卑屈になってはいかんなあ。クリックで金運UP!
バースデーカラオケ
- 2008/05/04(日) 18:24:09
5月3日、土曜日。
バースデーのお祝いに、久しぶりにベビーシッターを雇って、夜ダンナと二人で出かけました。
ベビーシッターは、数ヶ月前までジョーイのセラピストだったリンジーさん。
チビ共の扱いは手馴れたものです。
久しぶりのデートだ!
んで、どこへ行ったかというと、
く る く る 寿 司 。
ミネアポリスのダウンタウンにある日本食レストランに、$30で食べ放題の寿司カウンターがありまして。友人達も皆勧めるので初めて行ってきました。
寿司が乗った船が、目の前のミニチュア運河をゆっくりと通り過ぎていく・・・
ダンナもワタシも寿司は久しぶり。
最初の10分言葉も交わさず、親のカタキかのごとく取っては食べ取っては食べ。
ここで会ったが百年目ぢゃあああ~!はぐはぐ。
あまりがっつきすぎて、すぐに満腹に。あははははは。
記念写真。
ダウンタウンには観光客用に馬車がおります。
この馬車の横を通ってレストランに入り、食べ終わって出てきたら、1時間半前と全く同じ場所に居た。
客いないんだろうな。景気が悪いしねえ。
おにーさん、笑って写真撮影に応じてくれたけど、本当は乗って欲しいよなあ。
さて、腹ごなしに向かったのは、カラオケ
怪人にとっては、寿司よりこっちがメイン。
韓国系の方が経営しているカラオケボックスです。
90%が韓国語の歌。残り10%が中国語、英語、日本語です。
ずっとずっとずっとずっとやりたかった、「ハナミズキ」を熱唱しました。
勝手にアンコールで3回も。
これがワタシのバースデープレゼントさ。
あ~すっきりした~!
これを歌いたくて、CDにあわせてコドモの居ないときにずっと練習してたの。
だって、ジョーイは耳塞いで逃げるし、ジャックは「ママ~、耳が痛くなるからヤメテ~」って言うんだもん。
失礼な。
怪人そこまでオンチではありません。
・・・と思うんだけど。
満腹満足で帰ってきました。
リンジーさん、ありがとう。
ダンナ、ありがとう。
ぽちっとしてくれるアナタにありがとう。
スピーチ検査
- 2008/05/03(土) 18:26:43
ジョーイは言葉を上手く操れない。
週2回だったOTが週1回に減らされたこともあり、こんどはスピーチセラピー(言語療法)をやらせようと思う。そこで、現在のジョーイのスピーチがどのレベルかというのを検査するため、近くのセラピーセンターへ行った。
ジョーイがセラピストさんと別室へ。気になって検査の部屋をコッソリ覗いてみた。
セラピストさんが、4つの似たような絵をジョーイに見せ、「男の子が木の下に座ってリンゴを食べている絵はどれ?」と聞いていた。「男の子」「木の下」「座って」「リンゴ」「食べている」という情報がうまく脳に伝わらず、女の子が木の下で立ってバナナを食べている絵を指差している。あちゃー。
たとえばこれが、「男の子はどれ?」とか「リンゴはどれ?」とか、あるいは「リンゴを食べている男の子はどれ?」とか、情報が少なければ正解する確率は上がる。また、口述ではなく、文字に書いた質問を読んで答えるのなら、もっと正解率は上がる。とにかく「耳から入ってきた情報を処理する」のが苦手なのだ。
かといって、普段の生活の中であらゆることを書いて見せる余裕はない。
少しでも「聞いて理解する」能力を改善しないと。
だからこそのスピーチセラピーなのである。
約1時間の検査の間、ジャックと私はOT用の遊具で遊んで暇をつぶした。
ジャックは「ジャック・ヒーロー」映画の撮影に余念がない。
あれ?もう出来てたんじゃなかったっけ?(過去の記事参照)と言うと、
「ちがうよ!これは続編の『ジャック・ヒーロー(2)、ゴースト・ウォリアー(幽霊戦士)』だよ!」
さいでっか。
一部を動画で収めましたのでごらんあれ。
テーマ:
- 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) -
ジャンル:
- 育児